心の傷

日常生活 お昼

比較

先生の話を聞いていくうちに、先生も辛い学生時代を過ごしていたのを知った。


私だって、、、学生時代の先生と同じ気持ちだ！こんな奴らと同じレベルでいたくない！いい点数とって見返したい！


と思っていた。


でも、、、当時の私の通知表は、行進の様な1と2が多くを占めていた。それに、クラスを半分に分けて行われる英語の授業が特に苦痛だった。その理由は私の事をいじめてくる人ばかりが私と同じクラスになってしまったからである。しかも、英語の教科担任は放任主義という言葉がぴったりな感じの先生だった。



私と先生の差は、、、埋まらないです。私も、、、先生に負けず劣らず見返したい気持ちはいっぱいです。でも、、、授業を聞いても分からないんです。理解できないんです。頭が回らないんです。



という気持ちが涙と共に溢れ出したが、その気持ちが喉元でぐちゃぐちゃにつっかえて、うまく言葉にならなかった。

言葉にしてしまったら、努力した先生を否定してしまいそうになってしまっていた。

「先生、、、。私は、、、これから、、、どうしていけばいいんでしょう、、、？」


と泣いてばかりいるのが、自分で悔しくなり、先生に尋ねた。すると先生から、有名な話をされた。