不良の僕の生徒会計くん

就寝時刻

食事も終わり、寝る身支度も済ませて、浦田は部屋に戻った。しばらくして、コンコンと扉を開く音がした。

「はい。」

と言いながらドアを開けると、そこには三矢がいた。

「失礼します。明日の身支度はお済みでしょうか？」　

と聞かれて浦田は

「はい。あとは寝るだけです。」

と答えると、

「左様でございますか。それでは、リビングにお越しいただいてもよろしいでしょうか？」

と言われて三矢について行くようにリビングに行くと、他の3人は勢揃いしていた。

「皆様お集まりいただきましたので、ご説明させていただきます。浦田様。貴方様は夜は他の御三方のお部屋でお過ごしいただきます。体調がすぐれない日や、テスト期間や、帰宅されてから、就寝前までの時間は、自室で過ごされていただいても構いませんが、寝る時は御三方の誰かの部屋に行っていただきます。そして、当主であられるお父様から順番をお聞きしてますので本日は、健吾様のお部屋でお過ごしください。明日は、晴翔様、明後日は力晴…波瑠様のお部屋でお過ごしいただきます。」

と説明があった。