不良の僕の生徒会計くん

七瀬蓮

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保健室への集合

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「浦田様はひとまず、保健室にて安静にさせておいていただけますか?時間を都合をつけて5分後にはそちらに迎えると思うので。」

と三矢が言ったので、

「分かりました。お願いします。」

と言い電話を切った波瑠は、

「健吾。晴翔。
2人ともRINEを見たら、返信ちょうだい。
浦田君がおそらく過労で倒れて、今保健室で安静にしてます。
三矢さんが、向かってくれるそうなので心配はないとは思うけど、その事を伝えたら今日は本家に帰ることになるかもとのことなので、見たら、了解とでも送って欲しい。  
               波瑠」

とメッセージを送ると、すぐに返信が返ってきた。

「今から保健室行く」

と同じ内容で2人からRINEが来て、授業中にも関わらず2人とも保健室に現れた。

「ねーちゃん!浦田は?」

と2人が息を切らしながら、現れたので、

「晴翔は、授業中でしょ?どうやって抜けてきたのよ?健吾は、仕事のノルマ増えたのに…何できたのよ?…もうすぐ三矢さん来るから、それまでに言い訳考えておいてね。」

と静かにいうと、

「仕事は別に一晩寝なければ、ノルマなんてすぐ終わるから問題ない。」

と健吾は言い、

「僕は体調不良で抜け出してきたよ。それから体調不良になりそうだったから。」

と真顔でサラッと言った。それから間も無く三矢が保健室へとやってきた。

「あれ。健吾様と、晴翔様は、なぜここにいらっしゃるんですか?」

と当然の質問をされたが、

「俺は仕事が新しいの任されたから、行き詰まりで、相談の為にねぇちゃんの所に来ただけです。」

と健吾は言い、晴翔は、

「僕はなんか頭痛がしたので、授業に集中できないので保健室に来ました。」

と言った。

「まぁ、そういう事にしておきましょう。浦田様の様子を見させていただきます。」

と言い心音や、脈拍や血中酸素などをテキパキ測ると、

「緊急を要する感じではなさそうなので、しばらく休ませておいてください。 今の彼には休息が必要です。健吾様も晴翔様も元の場所にお戻りください。授業後お迎えに参ります。本日は本家に行きますのでお願いします。」

と、三矢は言いながら帰っていった。
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