不良の僕の生徒会計くん

健吾の見返り

「んじゃあ、俺からも見返り求めていいですか？」

と健吾が父に尋ねた。

「何なんだ？聞いてやろうじゃないか！」

と父は機嫌よさそうに尋ねてきたので、

「親父が前言ってた浦田秀馬のシェアーってのは俺は賛成なんだ。…というか、今まで波瑠ちゃんとは一緒にいたから距離感掴めてるんだけど、晴翔は、生まれてすぐに俺たちとは違うところで生活してたから…場所はどこでもいいけど…兄弟なのに晴翔と過ごしてる時間ってほんとに少しだった気がするから、四人で暮らしたい。秀馬には、俺たち兄弟の関節部門としていて欲しい。それから、晴翔とは、生徒会活動ではパートナーの一員になって欲しいと思ってるし、波瑠ちゃん…保健委員足りないって言ってたよね…？生徒会の隙間時間で秀馬…保健委員を手伝ってくれないか？」

と聞かれて浦田秀馬は、

「もちろんです。お手伝いさせて頂きます。」

と答えたのを聞いて、

「ありがとう。じゃあ、生徒会活動優先で、保健委員にも所属してくれるなんて嬉しいわ♡」

と言った。晴翔は、

「じゃあ、生徒会でいる間は、秀馬君のパートナーとしてお互い支え合おう！」

と言ったので、秀馬は、

「はい。よろしくお願いします！」

と答えて、問題は解決したように思えた。