色恋まみれの花園

七瀬蓮

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六と烈

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「さて、ロク。烈を書斎まで案内してくれてありがとう。イチの所、手伝って来てやってくれ。僕のわがままで、量がすごいことになってて大変だろうから。」


とロクに言うと、


「しかし、パパ。烈の拳なかなかでしたよ?大丈夫ですか?」


と心配そうに返事をすると、


「あぁ。大丈夫。だから、イチのところ行ってあげて。」


と言われてロクは書斎を後にした。
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