私の愛する人

律の対応

「それは、2人の問題なんじゃないですか？私は紬にあなたという恋人がいたのを知ってました。会うのも許されないのですか？、、、というか、黒澤さんは、もうお別れされてるんですよね？もう過去の話を蒸し返すのはちょっと、、、どうなんですか？俺はこれから、紬の事を幸せにします。」


と律ははっきりとした口調でそう答えた。



「確かに、、、もう僕は部外者です。しかし、、、僕は紬の事を分かってあげられなかった部分があるから自由にしてあげるだけです。今でも好きです。律さん。紬を泣かせる事があったら、全力で奪い取りに行きますのでそのことだけ伝えたくて、電話変わってもらいました。お顔も見られた事ですし、ひとまずは信用します。」


と大樹は言うと、


「黒澤さんはもう赤の他人なのに、ずいぶんと紬に対する独占欲を感じます。それやめてもらってもいいですか？」


と顔は2人とも笑顔だがバチバチに火花が飛んでいる会話を、紬が、


「律！ごめん！また電話する。大樹！そろそろ出ないと間に合わないよ！？じゃあ、律電話切るねっ？今日もお互い仕事がんばろうね！」

と言い喧嘩を中断させた。