私の愛する人

七瀬蓮

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電話

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「いいよ。かけるね!」


と律からメッセージが来て、すぐに律から電話がかかってきた。


「紬。午前中お疲れ様。あの後大丈夫だった?」


と律の優しい声が聞こえて、紬はホッとした。


「律。お疲れ様。朝からゴタゴタしちゃってごめんね。同居人の大樹の言葉には私もびっくりしたけど、私の心には律しかいないからね!それ伝えたくて、電話したの。」


と紬が言うと、


「うん。俺も紬の事を考えてるよ。だから、朝の電話の元彼さんのところを出たら、帰らせないからね?」


と律の優しい声が聞こえて、


「もちろん!物件決まったらすぐ出ていくし、帰るつもりも無いからね!じゃあ午後も頑張ろう!」


と紬は伝えて電話を切った。
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