私の愛する人

七瀬蓮

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アウトレット

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律の父が運転する車で、アウトレットに向かった。


「俺はそん辺の店見とくから,お前らは見たい店があるんやろう?終わったら電話してくれ。」

と言い律の父は、1人どこかへ歩いて行った。


「ここのお店見たい!」


と律は母の手を取り、店に入った。


「これ!紬が持ってたから、紬に


「その鞄可愛いね!」


って言ったら、


「このブランド好きなんだー!」



って教えてくれたの。、?だから、ここのブランドのもの買いたいんだ。」



と律は母に改めて決意表明をすると、



「紬さんにこれなんてどうかしら?」



と母が提案したのは、流行りのデザインではなく、長年あるデザインのものだった。
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