私の愛する人

七瀬蓮

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初めての帰宅

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買い物を済ませて、律は紬を連れて、これから一緒に住む家に帰った。


「ただいま。」


と玄関の鍵を開けていう律に、


「え?誰かいるの?」


と紬が心配になり尋ねてきた。


「いや。誰もいないよ。これから俺と紬の帰る家だから家に挨拶することにしてる。」


と言うと、



「ただいま。初めまして。これからこの家にお世話になります。」


と紬も挨拶をした。
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