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お姉ちゃん
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私はお姉ちゃんをやめたくなった。
何で我慢ばかりしなきゃいけないの!!
弟が生まれるまでは、私は何も我慢しなくてよかったのに!
そう思い、小銭を握りしめ家を抜け出し、バスに乗った。
向かった先はおじいちゃんおばあちゃんの家だった。
あの家なら、私に、
「お姉ちゃんなんだから。」
って言ったりしない。
いつもママと降りるバス停で降りておじいちゃんおばあちゃんの家に向かったが、いつもの道を歩いてるはずなのに、なんだか違って見える……。
「……ママ。寂しい……。」
と小言を言ってみるが誰も聞いてない。
道は誰も歩いていなかった。
世界に私1人みたい……。
と悲しくなってきていると、
「あれ!花巻さんとこの子じゃねぇか!じぃちゃんばぁちゃんの家行きてぇのか?連絡しようか?」
と優しく話しかけてきた農家の格好をしたお婆さんがいた。
何で我慢ばかりしなきゃいけないの!!
弟が生まれるまでは、私は何も我慢しなくてよかったのに!
そう思い、小銭を握りしめ家を抜け出し、バスに乗った。
向かった先はおじいちゃんおばあちゃんの家だった。
あの家なら、私に、
「お姉ちゃんなんだから。」
って言ったりしない。
いつもママと降りるバス停で降りておじいちゃんおばあちゃんの家に向かったが、いつもの道を歩いてるはずなのに、なんだか違って見える……。
「……ママ。寂しい……。」
と小言を言ってみるが誰も聞いてない。
道は誰も歩いていなかった。
世界に私1人みたい……。
と悲しくなってきていると、
「あれ!花巻さんとこの子じゃねぇか!じぃちゃんばぁちゃんの家行きてぇのか?連絡しようか?」
と優しく話しかけてきた農家の格好をしたお婆さんがいた。
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