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帰った詩月
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「しーちゃんおかえり。ちゃんとお花渡せた?」
とままに聞かれて、
「ただいまー。ママと選んだお花渡せたけど……。やっぱり気づいてくれなかったんだよね。私が在校生の卒業生を送り出す歌の伴奏弾いてたの。」
と愚痴をこぼすと、
「それだけしーちゃんがピアノ弾けるってれーくん知らなかったんじゃないの。猛練習して、補欠で合格したからいつも弾いてる子が休みじゃなかったら弾けなかったもんね。ピンチヒッターでも気づかれないぐらいなんてすごいじゃない!」
としーちゃんの頭を撫でながら、そう言うママを見て、確かにと納得してしまった。
とままに聞かれて、
「ただいまー。ママと選んだお花渡せたけど……。やっぱり気づいてくれなかったんだよね。私が在校生の卒業生を送り出す歌の伴奏弾いてたの。」
と愚痴をこぼすと、
「それだけしーちゃんがピアノ弾けるってれーくん知らなかったんじゃないの。猛練習して、補欠で合格したからいつも弾いてる子が休みじゃなかったら弾けなかったもんね。ピンチヒッターでも気づかれないぐらいなんてすごいじゃない!」
としーちゃんの頭を撫でながら、そう言うママを見て、確かにと納得してしまった。
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