金米糖の淡い恋 3年後

七瀬蓮

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食い倒れ

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「分かった。じゃあ、りんご飴買いましょうね!すみませーん!りんご飴二つください。」


ときぃくんのママは、支払いを済ませて、子供たちにりんご飴を手渡した。


「食べるなら、走っちゃダメよ?んー。座って食べてほしいかな。」


と言い手渡した。さぁちゃんもきぃくんも目を輝かせながら、


「ありがとう!」


と言いりんご飴の包装を取るなりかぶりついた。


「すみません!お金払いますよ?」


と愛娘幸のお金を払おうとする父親に、


「いえいえ。お金は結構です。今日の屋台でのご飯代は出させてください。私達もここの祭り少し遠いので、くるの初めてで、運転していただいたお礼として安い金額にはなりますが、気持ちとして受け取ってほしいです。」


と、きぃくんのママは、言った。
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