金米糖の淡い恋 3年後

七瀬蓮

文字の大きさ
上 下
19 / 25

電話

しおりを挟む
「分かった。その言葉を聞けただけでも俺は嬉しい。いつか一緒に暮らせるって返事貰えるって言う返事を俺はいつまでも待ってるから。…ごめん。今日はこのあとちょっと家で少し仕事しなくちゃいけないから早いけど帰るね。みんなの元気な顔見られてよかったよ。また来るから。」



と言い孝之は、帰っていった。



「さぁちゃん…。パパ帰っちゃったね。」



と寂しげに言うママに、


「今日は滞在時間短かったから、寂しいけど、また、近いうちにパパ来てくれるよ!その時にもっといっぱいお話ししようね!ママ。きぃくんのお家に電話忘れないうちにしようよ!」


と笑顔で言った。
しおりを挟む

処理中です...