新妻はバイセクシャル

七瀬蓮

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提案

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その場で店が、存続できることになってホッとしている美琴に芽衣は

「お姉ちゃん。よかったね!…雅さん初めまして!妹の藤ヶ谷芽衣と申します。…あの!付かぬ事を伺いますが、今回の帰国は急なことで、すぐ戻らなきゃいけなかったりしますか?…もし良ければなんですけど…明日は大安ですし、お時間あったら、結婚式しませんか?ここにいる上田潤は、ブライダル関係の仕事をしていて、相談したら、特別にやってくれるみたいなので…どうでしょう?」

と聞くと、

「初めまして!坂井田雅です。急な帰国だったので、式をする時間は取れそうにないです。せっかく気を利かせていただきましたのにすみません。アマゾンの熱帯雨林の研究をしてまして。ほっぽり出してきたので、、、でも、、、折角美琴さんにお会いできたので…もし可能であれば、ブライダル写真を撮ってもらうことは可能でしょうか?」

と聞かれて、
 
「はい。もちろんです!」

と潤は言い、次の日式で着る服を借りて、写真を撮り終えると雅さんは飛行機に乗って帰っていった。式は来月挙げようと、言葉を残して笑顔でブラジルへ帰った。
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