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心の準備
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そんなちょっとした事件もありましたが、結局なんの進展もなく時は流れてまたイベントの季節。
今日くら学園祭の準備が本格的に始まりましたぁ。
うちのクラスはカフェをやることになって、放課後みっちゃん達と看板作り。
果「ね~みっちゃんなんでうちら看板作りなの?」
み「いいじゃん!なんにもしないより楽しいじゃん!」
果「ま~ね!」
翔「じゃ~俺らそろそろ部活だから行くわ!」
み「うん!頑張ってね!」
翔「おう!」
健「ほら、果奈も俺になんか一言!」
果「えっ?なんで?」
健「翔太~果奈になんでって言われたぁ~。」
翔「よしよし。」
果「あはは。健斗も頑張って!」
健「よ~し!今日もがんばっちゃうぞ~!」
果「はいはい。」
み「あはは。健斗君ってば単純。」
果「ん?」
み「なんでもな~い!さ!続きやろ~!」
果「うん!」
健斗はあの時のことどう思ってるんだろ?
普通なら、ただ取り合ってただけだし、そんなに深く考えることないんだろうけど…。
あたしは、思い出す度にドキドキしちゃってるよ。
み「ね~果奈~。」
果「ん?」
み「なんか面白い話ないの~?」
果「面白い話?あ~そ~いえば昨日のテレビ見た?」
み「そ~いうんじゃなくって!」
果「へ?」
み「健斗君との話!」
果「なにそれ~。」
み「学園祭でど~?」
果「ど~って?」
み「告白に決まってるじゃん!」
果「こ、告白!?」
み「あたしと翔太も協力するし!」
果「無理無理。ぜ~ったい無理!」
み「明日サッカー部オフだし一緒に看板作れるじゃん!だからその時にさ!」
果「ま、待って!明日?いきなり明日!?」
み「大丈夫だって!」
え~やだやだ!そんなの絶対無理だよ!
しかも明日なんて心の準備も全然間に合いません!!
健「果奈~。」
果「わ!!」
健「相変わらず反応いいなぁ~。」
果「な、なに?」
いっつも健斗のこと考えてると急に窓から
現れるんだもん!
タイミング悪すぎ!動揺するに決まってるじゃん!
健「看板ど?すすんでる?」
果「うん。」
健「明日俺らも部活オフだし手伝えるよ!」
果「あ、あの大丈夫!」
健「へ?」
果「順調に進んでるし!毎日部活で疲れてるでしょ?看板はみっちゃんと二人で大丈夫だから!」
健「けど。」
果「大丈夫!大丈夫!」
健「でも翔太もさっちゃんとやりたがってたし!」
果「え?あ、そっか!でも健斗は大丈夫!」
健「…なんだよそれ。」
果「あ、あの。」
健「わかったよ。」
“ピシャッ!”
健斗怒って行っちゃった。
だって、明日一緒に作って告白だなんて。
…何回考えても無理だよ~!
今日くら学園祭の準備が本格的に始まりましたぁ。
うちのクラスはカフェをやることになって、放課後みっちゃん達と看板作り。
果「ね~みっちゃんなんでうちら看板作りなの?」
み「いいじゃん!なんにもしないより楽しいじゃん!」
果「ま~ね!」
翔「じゃ~俺らそろそろ部活だから行くわ!」
み「うん!頑張ってね!」
翔「おう!」
健「ほら、果奈も俺になんか一言!」
果「えっ?なんで?」
健「翔太~果奈になんでって言われたぁ~。」
翔「よしよし。」
果「あはは。健斗も頑張って!」
健「よ~し!今日もがんばっちゃうぞ~!」
果「はいはい。」
み「あはは。健斗君ってば単純。」
果「ん?」
み「なんでもな~い!さ!続きやろ~!」
果「うん!」
健斗はあの時のことどう思ってるんだろ?
普通なら、ただ取り合ってただけだし、そんなに深く考えることないんだろうけど…。
あたしは、思い出す度にドキドキしちゃってるよ。
み「ね~果奈~。」
果「ん?」
み「なんか面白い話ないの~?」
果「面白い話?あ~そ~いえば昨日のテレビ見た?」
み「そ~いうんじゃなくって!」
果「へ?」
み「健斗君との話!」
果「なにそれ~。」
み「学園祭でど~?」
果「ど~って?」
み「告白に決まってるじゃん!」
果「こ、告白!?」
み「あたしと翔太も協力するし!」
果「無理無理。ぜ~ったい無理!」
み「明日サッカー部オフだし一緒に看板作れるじゃん!だからその時にさ!」
果「ま、待って!明日?いきなり明日!?」
み「大丈夫だって!」
え~やだやだ!そんなの絶対無理だよ!
しかも明日なんて心の準備も全然間に合いません!!
健「果奈~。」
果「わ!!」
健「相変わらず反応いいなぁ~。」
果「な、なに?」
いっつも健斗のこと考えてると急に窓から
現れるんだもん!
タイミング悪すぎ!動揺するに決まってるじゃん!
健「看板ど?すすんでる?」
果「うん。」
健「明日俺らも部活オフだし手伝えるよ!」
果「あ、あの大丈夫!」
健「へ?」
果「順調に進んでるし!毎日部活で疲れてるでしょ?看板はみっちゃんと二人で大丈夫だから!」
健「けど。」
果「大丈夫!大丈夫!」
健「でも翔太もさっちゃんとやりたがってたし!」
果「え?あ、そっか!でも健斗は大丈夫!」
健「…なんだよそれ。」
果「あ、あの。」
健「わかったよ。」
“ピシャッ!”
健斗怒って行っちゃった。
だって、明日一緒に作って告白だなんて。
…何回考えても無理だよ~!
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