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変質者!?
散々だった新歓コンパからの帰り道。
一人でとぼとぼ歩いてたら。
あぁ~また気持ち悪くなってきちゃったよぉ。
トイレ~。コンビニどこかあるかなぁ?
まだこの大学駅付近の地理感覚がないから…。
あった!コンビニ発見!助かったぁ~。
ふぅ。やっとなんとか落ち着いたぁ。
お酒なんて飲むもんじゃないなぁ。
さて。
はて。
駅はどちらでしょう?
ん?
ここはどこだぁ~!?
気持ち悪くてトイレのことしか考えずにさ迷ってたら完全に迷子に。
そうだ!さっきのコンビニの人に聞こう。
ってあれ?さっきのコンビニが消えた!
え~どこどこ!?
どうしよう。
私このまま路頭に迷うの!?
気がついたら公園に迷い混んじゃったし。
誰かお散歩してる人とかいるかなぁ?道聞けるかなぁ?
いや。こんな時間に人いないよぉ。
どうしよ~!!
“トントン”
ビクッ!!
肩たたかれた。
だ、誰!?
もしかして変質者!?
怖すぎる。逃げるしかない!!
「待てって。」
いやいや。待てって言われて待つわけないでしょ!
無理無理~!
全力で逃げます!必死に逃げます!!
「おい!」
まだ追いかけてきてるの!?
わ~!!
“ドテ”
こけた。う。痛いよぉ。
けどそれどころじゃない。なんとかして逃げなきゃ!
「おいってば!」
ついに腕捕まれた!
「や、やだぁ!だ、誰か~!!」
「ったく。美香!」
美香?
いつの間に私の名前を?
「や、やぁ~!」
腕をなんとかふりほどいて。靴とか鞄とかとにかく投げられるもの投げつけて。
必死に抵抗!
「おい!美香!俺だよ良太!」
「え?」
良太?なんか聞いたことある名前?
そこでやっと顔を上げてみたら…。
「うわ!」
「うわじゃね~よ。」
「え~!!」
「え~じゃね~よ。」
「何で?」
「何でってお前こそこんな時間にこんな所で何やってんだよ。」
「へ、変質者が出て。」
「…。」
「今追いかけられてて。」
「…それ多分俺。」
「…へ?」
「美香がふらふらしてんの見えたから声かけたけどドンドン走ってくから。」
「…え~!?も~やめてよぉ!すっごく怖かったんだからね!」
「俺が悪いのか?」
「ふぇ~ん。」
「わ。ちょ。おい。泣くなよ。」
ホントに怖かったよぉ。
もうダメかと思った。
変質者に追いかけられていたわけじゃなかったって安心したら涙止まらなくなってしまった。
「落ち着いたか?」
「ん。」
「ったくそんなにびびるんだったらなんでこんな時間に一人でふらふらしてんだよ。」
「だって。迷子になっちゃったんだもん。」
「…プッ。マジお前うける。」
「も~笑い事じゃないもん!」
「いや笑えるっしょ。」
「ひどい!」
「だって多分今全力で走ってたと思うけど相当のろかったし。あはは。」
「も、も~!」
この人は一体なんなの!?
初対面から印象最悪だったけどさらに最悪。
こんな感じ悪い人今まで会ったことない!
も~やだ!!
とかいいつつも。帰りかた分からないから結局駅まで送ってもらってしまった。
「あ、ありがとう。」
一応お礼は言わないとね。
「2番線の電車に乗って3つ目だぞ。」
「わ、わかってるよ!」
「これ以上は知らねぇからな。」
「大丈夫だもん!」
「じゃあな。」
「うん。ありがとう。また明日!」
「…おう。」
あ~も~疲れたぁ。なんか無駄に疲労した気がする。
こうして私の人生初の新歓コンパでのステキな大学デビューの夢ははかなく散ってゆきました。
一人でとぼとぼ歩いてたら。
あぁ~また気持ち悪くなってきちゃったよぉ。
トイレ~。コンビニどこかあるかなぁ?
まだこの大学駅付近の地理感覚がないから…。
あった!コンビニ発見!助かったぁ~。
ふぅ。やっとなんとか落ち着いたぁ。
お酒なんて飲むもんじゃないなぁ。
さて。
はて。
駅はどちらでしょう?
ん?
ここはどこだぁ~!?
気持ち悪くてトイレのことしか考えずにさ迷ってたら完全に迷子に。
そうだ!さっきのコンビニの人に聞こう。
ってあれ?さっきのコンビニが消えた!
え~どこどこ!?
どうしよう。
私このまま路頭に迷うの!?
気がついたら公園に迷い混んじゃったし。
誰かお散歩してる人とかいるかなぁ?道聞けるかなぁ?
いや。こんな時間に人いないよぉ。
どうしよ~!!
“トントン”
ビクッ!!
肩たたかれた。
だ、誰!?
もしかして変質者!?
怖すぎる。逃げるしかない!!
「待てって。」
いやいや。待てって言われて待つわけないでしょ!
無理無理~!
全力で逃げます!必死に逃げます!!
「おい!」
まだ追いかけてきてるの!?
わ~!!
“ドテ”
こけた。う。痛いよぉ。
けどそれどころじゃない。なんとかして逃げなきゃ!
「おいってば!」
ついに腕捕まれた!
「や、やだぁ!だ、誰か~!!」
「ったく。美香!」
美香?
いつの間に私の名前を?
「や、やぁ~!」
腕をなんとかふりほどいて。靴とか鞄とかとにかく投げられるもの投げつけて。
必死に抵抗!
「おい!美香!俺だよ良太!」
「え?」
良太?なんか聞いたことある名前?
そこでやっと顔を上げてみたら…。
「うわ!」
「うわじゃね~よ。」
「え~!!」
「え~じゃね~よ。」
「何で?」
「何でってお前こそこんな時間にこんな所で何やってんだよ。」
「へ、変質者が出て。」
「…。」
「今追いかけられてて。」
「…それ多分俺。」
「…へ?」
「美香がふらふらしてんの見えたから声かけたけどドンドン走ってくから。」
「…え~!?も~やめてよぉ!すっごく怖かったんだからね!」
「俺が悪いのか?」
「ふぇ~ん。」
「わ。ちょ。おい。泣くなよ。」
ホントに怖かったよぉ。
もうダメかと思った。
変質者に追いかけられていたわけじゃなかったって安心したら涙止まらなくなってしまった。
「落ち着いたか?」
「ん。」
「ったくそんなにびびるんだったらなんでこんな時間に一人でふらふらしてんだよ。」
「だって。迷子になっちゃったんだもん。」
「…プッ。マジお前うける。」
「も~笑い事じゃないもん!」
「いや笑えるっしょ。」
「ひどい!」
「だって多分今全力で走ってたと思うけど相当のろかったし。あはは。」
「も、も~!」
この人は一体なんなの!?
初対面から印象最悪だったけどさらに最悪。
こんな感じ悪い人今まで会ったことない!
も~やだ!!
とかいいつつも。帰りかた分からないから結局駅まで送ってもらってしまった。
「あ、ありがとう。」
一応お礼は言わないとね。
「2番線の電車に乗って3つ目だぞ。」
「わ、わかってるよ!」
「これ以上は知らねぇからな。」
「大丈夫だもん!」
「じゃあな。」
「うん。ありがとう。また明日!」
「…おう。」
あ~も~疲れたぁ。なんか無駄に疲労した気がする。
こうして私の人生初の新歓コンパでのステキな大学デビューの夢ははかなく散ってゆきました。
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