7 / 47
新しい可能性
しおりを挟む
「美香ちゃ~ん!」
「くるみちゃん!あれ?今日サークルの新歓行くって。」
「そ~思ってたんだけど良太君に誘われてこっち来ちゃった!」
あぁそういうこと。
人のこと男狙いとか言っておいて自分だって可愛い子に声かけて誘ってるじゃん!
さっちゃんに半ば強制的に連れて来られてサッカー部の練習を見に来ています。
それにしてもマネージャー希望の子ってこんなにいるんだね。びっくり。
「見学の人はこっちの方にどうぞ~。」
「はぁい!」
すごいなぁ皆女の子って感じでキャピキャピしてる!
こんなところで私やっていけるのかなぁ?
「わ~ボール懐かしい!」
「え?さっちゃん懐かしいってサッカーやってたの?」
「やってたのはマネージャーね!中学の時にね!」
「初耳~。」
高校の時は一緒に帰宅部で。さっちゃんはバイトしてるっていうイメージだったから。
「そういえば言ってなかったかも?勇介君の話聞いてたらまたやりたくなっちゃってさ!」
「そうだったんだぁ。」
「サッカーって見てても結構面白いんだよ?なんかね…。」
さっちゃんすごく楽しそうにサッカーのこと話してる。
サッカー好きなんたね。佐々木君がいるからサッカー部がいいって言ってるのかなと思ったけどなんか誤解しちゃってたかも。
「あ!勇介く~ん!」
「さっちゃん!」
「頑張ってね!」
「おう!」
「練習着姿もカッコイイ!」
もうさっちゃんってば勇介君にすっかりはまってる。
「良太君頑張ってね!」
「おう!」
出た!偽爽やか男!
ん?もしかしてくるみちゃん木村良太のこと好きなのかなぁ。
そんなことより!
練習が始まって。さず体育会の部活というだけのことはあって想像以上に激しくてびっくり。
私の中の男の子のサッカーしているところは小学校の校庭でポンポンボール蹴っているイメージしかなかったから。
こんな近くで生で本格的なサッカーを見るのも初めて。
「なんかすごいね!」
「勇介君が言ってたけどうち結構強いらしいよ!スポセンも今年から取り出して強化してるんだって!」
「へ~。」
全然ど素人でなんにもわからない私にもとりあえずすごいってことだけは伝わってきた!
「きゃ!良太君すごぉい!」
「かっこいい!」
「ホントかっこいいよね~!」
ん?木村良太?
一緒に近くで見ていたマネージャー希望の女の子たちが盛り上がってる。
可愛いなぁ。私もそんな風にキラキラした恋する乙女になりたい!
その視線の先が木村良太っていうのはちょっと信じられないけど…。
「やっぱり良太君すごいね!」
「え?」
「スポセンで入ったって言ってたけどさすがな感じだね!」
「そ~なの?」
「うん!ほらあそこ!」
どれどれ。
いつも態度大きいからさぞかし上手いんでしょうねって。ホントにすごいかも。
いつもと顔つき違う。
すごい走ってる。
サッカーだから走るのは当たり前といえば当たり前なんだけど。
なんかうまく言えないけどすごい!!
「美香。」
「…。」
「み~か?」
「へ?あ、なに?」
「も~。あっちでマネの先輩が話してくれるって!」
「あ、うん!」
わわわ。
ついつい見入ってしまった。
「うちの部は練習日多いけどその分やりがいもあるし!」
「今度の土曜日に新歓コンパもやるから是非きてね!」
「はぁい!」
新歓コンパ。
少し前のあたしならその輝かしい響きにくらっと来ていたけど。
もう騙されないぞ!
新歓コンパ恐るべし!
「美香新歓も楽しみだね!」
「あ、あたしはいいや。」
「え~なんでよ?」
「また酒に飲まれるもんな。」
「う。そ、そんなことないけど!」
急に現れたかと思ったらやな感じ。
「ど~だか。」
「行く!私も行く!負けない!」
「美香何と勝負?なんの話?」
行ってやるさ!飲んでやるさ!
今度こそ楽しんでやるさ~!!
と勢いに任せて来たものの。
う~やっぱりビール苦い。
「ガキ。」
「う~別にビール飲めなくったっていいじゃん!」
「はいはい。」
はぁ。やっぱり無理だったかぁ。リベンジならずかなぁ。
「美香ちゃんこのお酒はどう?甘いし飲みやすいと思うよ!」
「ありがとうございます!あ。ホントだ。甘い!」
「でしょ!?」
「はい!」
これなら私でも飲めそう。
先輩優しいなぁ。
それに比べてこの木村良太はとことんやな感じ。やるべく関わらないように生きていこう。
「美香?大丈夫?」
「さっちゃ~ん!楽しいね!楽しいね!」
「も~酔ってるの?」
「え~全然だよ~!楽しいね!楽しいね!」
前みたいに全然気持ち悪くない!楽しい!
飲み会がこんなに楽しいものだなんて!
今日来て良かったぁ~!
「さっちゃんちょっとトイレ行ってくるね~!」
「うん!」
「わぁ~。」
「大丈夫?」
「大丈夫大丈夫!」
びっくりした。
ずっと座ってたから分からなかったけど足に全然力が入らない。
もしかしてこれがいわゆる千鳥足!?
お~初体験!
なんだか自分の足じゃないみたいでちょっと面白い!
ふらふらしながらもトイレの方へ。
「ねぇ。ダメ?これから二人で抜けてどっかいこうよぉ。」
ん?なんか話し声がして思わず隠れちゃった。
「いいじゃん!お願いぃ。」
何この展開!?
他人事ながらドキドキする!
どうなっちゃうの!?
「あ、お客様大丈夫ですか?トイレでしたらあちらですよ?」
「え、あ、はい。ありがとうございます。」
「美香?」
「あ、ど、どうも。ちょっとトイレへ。」
ふぇ~店員さんのバカ~。
なんでこんな時に話しかけるのさぁ。
バレてしまって気まずいよぉ。
「なんか冷めるぅ。」
すっごい睨まれた。女の人いってしまった。
「立ち聞きかよ。」
「え?な、なんのこと?」
「バレバレ。」
「た、たまたまトイレに来たらなんたかとってもいい感じでいらっしゃったのでお邪魔するのも申し訳ないかなぁって。」
「ったく。」
「でも!いいね!ドキドキだね!」
「は?」
「青春だね!」
「ば~か。」
私もそんな胸がきゅんっとなっちゃうようなシチュエーションが欲しいよ!
それにしても結構年上だったような?
ナンパって本当にあるんだなぁ~。
まぁちゃんがよくされるって言ってたけど今日まさか目の前で現場を見られるなんで。
「何にやけてんの?トイレ行くんじゃなかったのかよ。」
「行きますよ~。」
あの女の人見る目ないよ!
良かったよ私が来てあげて。
早くトイレ済ませてまた楽しく飲もっと!
「ね~ね~いい人いたぁ?」
「やっぱり良太君かなぁ!」
「だよね!でも立花先輩もよくない!?」
「あ!わかる~!」
うちの人達だ。なんか出ていきずらいなぁ。
「良太君も立花先輩も今彼女いないらしいよ!」
「本当に!?」
「うん!」
「あたしマジで頑張っちゃおうかな!」
「あたしも~!」
うわぁ~いいね!いいね!
そっか!
今日をきっかけに恋が生まれるかもしれないんだ!
部内恋愛!
ありかも!!
「美香遅かったけど大丈夫だった?」
「うん!さっちゃん!私頑張る!!」
「え?」
「私頑張るよ!!」
「なんだろ?なんだかよくわからないけどやる気出てきたみたいで良かった!」
よし!
テニサーLOVEはなくなったけど。目指せ部内恋愛だ!
先輩と部活について熱く語っているうちにとか!?
怪我を介抱しているうちにとか!?
きゃ~!!
なんかいいかも!
「美香いくよ~?」
「あ、うん。」
妄想を膨らませ過ぎているうちにいつの間にか飲み会が終わってました。
がーん。
でもまだ部活は始まったばかり!
これからじっくりと愛をはぐくんで行けばいいんだよね!
なんか楽しみになってきた!
「くるみちゃん!あれ?今日サークルの新歓行くって。」
「そ~思ってたんだけど良太君に誘われてこっち来ちゃった!」
あぁそういうこと。
人のこと男狙いとか言っておいて自分だって可愛い子に声かけて誘ってるじゃん!
さっちゃんに半ば強制的に連れて来られてサッカー部の練習を見に来ています。
それにしてもマネージャー希望の子ってこんなにいるんだね。びっくり。
「見学の人はこっちの方にどうぞ~。」
「はぁい!」
すごいなぁ皆女の子って感じでキャピキャピしてる!
こんなところで私やっていけるのかなぁ?
「わ~ボール懐かしい!」
「え?さっちゃん懐かしいってサッカーやってたの?」
「やってたのはマネージャーね!中学の時にね!」
「初耳~。」
高校の時は一緒に帰宅部で。さっちゃんはバイトしてるっていうイメージだったから。
「そういえば言ってなかったかも?勇介君の話聞いてたらまたやりたくなっちゃってさ!」
「そうだったんだぁ。」
「サッカーって見てても結構面白いんだよ?なんかね…。」
さっちゃんすごく楽しそうにサッカーのこと話してる。
サッカー好きなんたね。佐々木君がいるからサッカー部がいいって言ってるのかなと思ったけどなんか誤解しちゃってたかも。
「あ!勇介く~ん!」
「さっちゃん!」
「頑張ってね!」
「おう!」
「練習着姿もカッコイイ!」
もうさっちゃんってば勇介君にすっかりはまってる。
「良太君頑張ってね!」
「おう!」
出た!偽爽やか男!
ん?もしかしてくるみちゃん木村良太のこと好きなのかなぁ。
そんなことより!
練習が始まって。さず体育会の部活というだけのことはあって想像以上に激しくてびっくり。
私の中の男の子のサッカーしているところは小学校の校庭でポンポンボール蹴っているイメージしかなかったから。
こんな近くで生で本格的なサッカーを見るのも初めて。
「なんかすごいね!」
「勇介君が言ってたけどうち結構強いらしいよ!スポセンも今年から取り出して強化してるんだって!」
「へ~。」
全然ど素人でなんにもわからない私にもとりあえずすごいってことだけは伝わってきた!
「きゃ!良太君すごぉい!」
「かっこいい!」
「ホントかっこいいよね~!」
ん?木村良太?
一緒に近くで見ていたマネージャー希望の女の子たちが盛り上がってる。
可愛いなぁ。私もそんな風にキラキラした恋する乙女になりたい!
その視線の先が木村良太っていうのはちょっと信じられないけど…。
「やっぱり良太君すごいね!」
「え?」
「スポセンで入ったって言ってたけどさすがな感じだね!」
「そ~なの?」
「うん!ほらあそこ!」
どれどれ。
いつも態度大きいからさぞかし上手いんでしょうねって。ホントにすごいかも。
いつもと顔つき違う。
すごい走ってる。
サッカーだから走るのは当たり前といえば当たり前なんだけど。
なんかうまく言えないけどすごい!!
「美香。」
「…。」
「み~か?」
「へ?あ、なに?」
「も~。あっちでマネの先輩が話してくれるって!」
「あ、うん!」
わわわ。
ついつい見入ってしまった。
「うちの部は練習日多いけどその分やりがいもあるし!」
「今度の土曜日に新歓コンパもやるから是非きてね!」
「はぁい!」
新歓コンパ。
少し前のあたしならその輝かしい響きにくらっと来ていたけど。
もう騙されないぞ!
新歓コンパ恐るべし!
「美香新歓も楽しみだね!」
「あ、あたしはいいや。」
「え~なんでよ?」
「また酒に飲まれるもんな。」
「う。そ、そんなことないけど!」
急に現れたかと思ったらやな感じ。
「ど~だか。」
「行く!私も行く!負けない!」
「美香何と勝負?なんの話?」
行ってやるさ!飲んでやるさ!
今度こそ楽しんでやるさ~!!
と勢いに任せて来たものの。
う~やっぱりビール苦い。
「ガキ。」
「う~別にビール飲めなくったっていいじゃん!」
「はいはい。」
はぁ。やっぱり無理だったかぁ。リベンジならずかなぁ。
「美香ちゃんこのお酒はどう?甘いし飲みやすいと思うよ!」
「ありがとうございます!あ。ホントだ。甘い!」
「でしょ!?」
「はい!」
これなら私でも飲めそう。
先輩優しいなぁ。
それに比べてこの木村良太はとことんやな感じ。やるべく関わらないように生きていこう。
「美香?大丈夫?」
「さっちゃ~ん!楽しいね!楽しいね!」
「も~酔ってるの?」
「え~全然だよ~!楽しいね!楽しいね!」
前みたいに全然気持ち悪くない!楽しい!
飲み会がこんなに楽しいものだなんて!
今日来て良かったぁ~!
「さっちゃんちょっとトイレ行ってくるね~!」
「うん!」
「わぁ~。」
「大丈夫?」
「大丈夫大丈夫!」
びっくりした。
ずっと座ってたから分からなかったけど足に全然力が入らない。
もしかしてこれがいわゆる千鳥足!?
お~初体験!
なんだか自分の足じゃないみたいでちょっと面白い!
ふらふらしながらもトイレの方へ。
「ねぇ。ダメ?これから二人で抜けてどっかいこうよぉ。」
ん?なんか話し声がして思わず隠れちゃった。
「いいじゃん!お願いぃ。」
何この展開!?
他人事ながらドキドキする!
どうなっちゃうの!?
「あ、お客様大丈夫ですか?トイレでしたらあちらですよ?」
「え、あ、はい。ありがとうございます。」
「美香?」
「あ、ど、どうも。ちょっとトイレへ。」
ふぇ~店員さんのバカ~。
なんでこんな時に話しかけるのさぁ。
バレてしまって気まずいよぉ。
「なんか冷めるぅ。」
すっごい睨まれた。女の人いってしまった。
「立ち聞きかよ。」
「え?な、なんのこと?」
「バレバレ。」
「た、たまたまトイレに来たらなんたかとってもいい感じでいらっしゃったのでお邪魔するのも申し訳ないかなぁって。」
「ったく。」
「でも!いいね!ドキドキだね!」
「は?」
「青春だね!」
「ば~か。」
私もそんな胸がきゅんっとなっちゃうようなシチュエーションが欲しいよ!
それにしても結構年上だったような?
ナンパって本当にあるんだなぁ~。
まぁちゃんがよくされるって言ってたけど今日まさか目の前で現場を見られるなんで。
「何にやけてんの?トイレ行くんじゃなかったのかよ。」
「行きますよ~。」
あの女の人見る目ないよ!
良かったよ私が来てあげて。
早くトイレ済ませてまた楽しく飲もっと!
「ね~ね~いい人いたぁ?」
「やっぱり良太君かなぁ!」
「だよね!でも立花先輩もよくない!?」
「あ!わかる~!」
うちの人達だ。なんか出ていきずらいなぁ。
「良太君も立花先輩も今彼女いないらしいよ!」
「本当に!?」
「うん!」
「あたしマジで頑張っちゃおうかな!」
「あたしも~!」
うわぁ~いいね!いいね!
そっか!
今日をきっかけに恋が生まれるかもしれないんだ!
部内恋愛!
ありかも!!
「美香遅かったけど大丈夫だった?」
「うん!さっちゃん!私頑張る!!」
「え?」
「私頑張るよ!!」
「なんだろ?なんだかよくわからないけどやる気出てきたみたいで良かった!」
よし!
テニサーLOVEはなくなったけど。目指せ部内恋愛だ!
先輩と部活について熱く語っているうちにとか!?
怪我を介抱しているうちにとか!?
きゃ~!!
なんかいいかも!
「美香いくよ~?」
「あ、うん。」
妄想を膨らませ過ぎているうちにいつの間にか飲み会が終わってました。
がーん。
でもまだ部活は始まったばかり!
これからじっくりと愛をはぐくんで行けばいいんだよね!
なんか楽しみになってきた!
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
俺と結婚してくれ〜若き御曹司の真実の愛
ラヴ KAZU
恋愛
村藤潤一郎
潤一郎は村藤コーポレーションの社長を就任したばかりの二十五歳。
大学卒業後、海外に留学した。
過去の恋愛にトラウマを抱えていた。
そんな時、気になる女性社員と巡り会う。
八神あやか
村藤コーポレーション社員の四十歳。
過去の恋愛にトラウマを抱えて、男性の言葉を信じられない。
恋人に騙されて借金を払う生活を送っていた。
そんな時、バッグを取られ、怪我をして潤一郎のマンションでお世話になる羽目に......
八神あやかは元恋人に騙されて借金を払う生活を送っていた。そんな矢先あやかの勤める村藤コーポレーション社長村藤潤一郎と巡り会う。ある日あやかはバッグを取られ、怪我をする。あやかを放っておけない潤一郎は自分のマンションへ誘った。あやかは優しい潤一郎に惹かれて行くが、会社が倒産の危機にあり、合併先のお嬢さんと婚約すると知る。潤一郎はあやかへの愛を貫こうとするが、あやかは潤一郎の前から姿を消すのであった。
こじらせ女子の恋愛事情
あさの紅茶
恋愛
過去の恋愛の失敗を未だに引きずるこじらせアラサー女子の私、仁科真知(26)
そんな私のことをずっと好きだったと言う同期の宗田優くん(26)
いやいや、宗田くんには私なんかより、若くて可愛い可憐ちゃん(女子力高め)の方がお似合いだよ。
なんて自らまたこじらせる残念な私。
「俺はずっと好きだけど?」
「仁科の返事を待ってるんだよね」
宗田くんのまっすぐな瞳に耐えきれなくて逃げ出してしまった。
これ以上こじらせたくないから、神様どうか私に勇気をください。
*******************
この作品は、他のサイトにも掲載しています。
友達婚~5年もあいつに片想い~
日下奈緒
恋愛
求人サイトの作成の仕事をしている梨衣は
同僚の大樹に5年も片想いしている
5年前にした
「お互い30歳になっても独身だったら結婚するか」
梨衣は今30歳
その約束を大樹は覚えているのか
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる