公爵家三男に転生しましたが・・・

アウヨー

ダニス達が帰って、暫く経ったある日の朝


「アレク様、スカイ様おはようございます」


「う～ん、おはよう、リリー」


「アウヨー」


「「えっ！！！！！」」


(スカイ！もう１度言ってみて！)


(おはよー、アレク！)


(しまったー、つい念話しちゃったよ！)


「スカイ！声を出してもう１度！ねっ？」


「ウ？アウヨー」


「アレク様、スカイ様が、、スカイ様、、」


リリーはパニック状態になっていた


「スカイ！おはようって言えるようなったみた

いだね！あうよーだけど、、」


「スカイ様、おはようございます。あ～、私は

どうしたら良いのでしょう？あ～、」


「リリー！落ち着いて！お水をちょうだい」


「あっ！失礼しました。すぐに」


(ねぇ、スカイ！朝食の時にお父様とお母様にも

声を出して返事してあげてくれるかな？)


(うーん？いいよー)


その後、朝食の時にスカイが声を出して返事を

したら、両親である公爵夫妻だけではなく、給

仕していたメイド達も持っていた物などを落と

してしまい、朝食のダイニングルームはパニッ

ク状態になった。


(あれっ、やっちゃったー、、かも、ごめん！)


公爵「おはようございます、スカイ様、、、

皆、大丈夫だ、驚いたのは私達もだ、再度、

用意を頼む」


「「「「「「はい、すぐに！」」」」」」


夫人「おはようございます、スカイ様」


「アウヨー」


公爵「スカイ様に挨拶を返して頂けるとは、」


夫人「嬉しいですわね～」


アレク「リリーも僕も驚きました」


公爵「そうだろうね、ガイヤとネネは涙を流し

ているしね、、」


アレク「えっ！？あっ、、」


執事「お気に為さらないで下さい」


ネネ「感動で涙が、、申し訳ありません」


執事ガイヤとメイド長ネネは感動で涙が出てし

まった。


その後、朝食を食べた


暫く経って、休みの日にスカイに言葉を覚えて

貰おうと考え、念話で聞く。


(スカイ！スカイが声を出して話すと皆が喜ぶか

ら練習しない？)


(うーん？わかったー！するー)


それから休みの日には練習をし、春に差し掛か

り、シアンの卒業祝いを直前で用意することに

なったが、、、現在、スカイは



「アレク様、スカイ様、おはようございます」


「おはよう、リリー」


「オウヨー、リゥー」


リリーはリゥーと言うようになり、最初に聞い

たリリーは驚愕した後、暫くは動かなかった。


ちなみにジーンはジゥになり、アレクの両親で

あるリード公爵はリヴォで母親はアリゥになっ

た。


それでも、皆は喜んだ。


執事ガイヤとメイド長ネネの自分達はって視線

に気付いているがもうすぐ祖父母に兄達が帰っ

て来るのだ、優先順位的にはごめんなさいにな

ってしまう。


(ガイヤとネネの視線が、、、ごめん。もう少

し、、待ってて欲しい、、、、見ないでー！

そんな目で、、大変なんだよー！前世は独身

だし、保育士でもなかったのよーー！)