公爵家三男に転生しましたが・・・

新たな先生？

王都の公爵家に到着し、２日間はカイロも加わ

り、庭やサロンでゆっくり過ごした。


３日目からカイロは学校に行き、アレクとジー

ンは午前中だけ勉強と訓練をすることになって

いたのだが、来客が現れて、変わることになる



談話室に呼ばれ、部屋の中に入ると、、、

両親である公爵夫妻の対面のソファに３人が座

っていた。


公爵「アレク、スカイ様はこちらに」


アレク「はい、わかりました」


両親の間にスカイを抱っこして座る。


枢機卿「お久しぶりでございます。聖獣様、ア

レク様、成長され、お元気なお姿を拝見出来

て嬉しく思います」


アレク「お久しぶりです、、、ありがとうござ

います」


(あ～、枢機卿様と両サイドの人は誰？)


公爵「アレク、枢機卿様がアレクの聖魔法をご

教授したいそうだ、どうする？」


アレク「えっ？」


枢機卿「アレク様は聖魔法も授けられておられ

ます。しかも、特級ですぞ！恥ずかしながら私

は上級までしか習得出来ませんでしたが、、、

王国内では私とあと２名のみしか上級を習得し

てはおりません。ですが、、上級までなら教え

ることは出来ます。如何でしょう？」


(あー、そういえば、聖魔法だけ特級だった！

忘れてたわー、他はなんだったっけ？いやいや

今はそれ何処じゃない。なんか枢機卿様と両サ

イドの人達の目がコワっ！)


スカイ「ガゥゥー」


枢機卿「あっ、聖獣様、違います。アレク様、

申し訳ありません。無理強いをするつもりはあ

りません。ですが、学校では聖魔法の上級を教

える事が出来る教師はおりません。」


アレク「そうなんですね」

(スカイ！大丈夫だよ)

(わかったー)


公爵「アレク、どうする？」


アレク「教会で教えて頂くのでしょうか？」


公爵「そういえば、枢機卿どうされますか？」


枢機卿「最初は座学で治癒する為に体の仕組み

などを知って頂きます。ですので、教会でも、

公爵様が宜しければ私がこちらに伺わせて頂い

て教えてさせて貰いたいと思っております。

しかし、座学の後は実践が必要ですので、、、

騎士団か警備団、都民街の教会で治癒して頂き

たいと思っております。アレク様と同年の侯爵

令嬢様のお２人様は騎士団で座学後に治癒をさ

れる予定でございます。」


公爵「アレクが決めて良いよ」


アレク「良いのですか？」


公爵「良いよ！警備などは気にする必要はない

からね」


アレク「わかりました、、、では、、」