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向かう途中何匹かウルフが襲ってきたけど、移動しながら弓を構えて引くのが面倒だったからナイフで仕留める。
叫び声が聞こえて来たのはこの辺であっているかな?
途中で森が一瞬明るくなったからその方向に向かっているけど。
周りよりも高い位置にある岩の上に登って辺りを見渡すと、焚き火で明るくなっている拓けた場所にウルフが集まっていた。
その群れの先にローブ姿のマジシャンっぽい人を囲む3人組。
地面に焦げた跡があるし、周囲を何とも言えない焼けた臭いが漂ってきているからマジシャンが火魔法で何匹か仕留めたのかな。
で、大きめの魔法だったから今はクールタイムって所だろう。
マジシャンの攻撃は詠唱にも時間がかかるし、魔法発動後にクールタイムなんてものがあるからいくら高火力でもこの2つがネックで一人旅には向かないんだよね。
レベルが上がると詠唱時間が短くなるとはいえ隙ができるし、そのまま物理攻撃した方がやっぱり倒すのも早いし。
後々のアップデートでマジシャンにならなくても、魔法はスキルを覚えたら使用回数は少ないけど使えるようになったし。
レベルの高いマジシャンがパーティーに1人いると、固有スキルで魔法の複数展開とかが出来るからかなり助かるけど。
マップで索敵してみたところ30匹弱のウルフが集まっている。
こんな所にこんな大きな群れを率いるボスがいるのかな?
少し意識して群れのボスらしきマーカーを探したけど近くには確認できなかった。
新人の通り道って言われるようなフィールドばかりだから、【セドルの街】から次の【サトゥの街】に辿りつくまでボスモンスター以外は最高でもLv.15程度。
でも、この辺にウルフを率いるようなボスモンスターはいなかったと思うけど...。
考えるのは後にしよう。
まずはあのウルフ達を倒さないと。
ここからウルフの群れまで約60m程度。
訓練所の的と同じくらいの距離だから余裕だろう。
背負っていた弓を取ってアイテムポーチから矢を取り出す。
ちょっと派手に爆発するようにして、あの冒険者達から注意を逸らさないとな。
火属性の魔法を矢に付与して矢を番える。
弦を引いてそのまま狙いを定めると指を離した。
「よし、ばっちり」
放った矢は狙い通りウルフの後方部に命中。
あれ?ちょっと威力強すぎたかな...?
なんか近くにあった木まで倒れたみたいだけど、目的は達成してるしいいか...。
目の前の冒険者ばかりに注意が向いていたウルフの群れは、突然後方が爆発したためプチパニック状態。
木も倒れたから何匹かは下敷きになったのかも。
ウルフの意識を冒険者から逸らすという当初の目的は達成したため、弓を背負い直して岩の上から冒険者がいる位置まで一気に駆けた。
叫び声が聞こえて来たのはこの辺であっているかな?
途中で森が一瞬明るくなったからその方向に向かっているけど。
周りよりも高い位置にある岩の上に登って辺りを見渡すと、焚き火で明るくなっている拓けた場所にウルフが集まっていた。
その群れの先にローブ姿のマジシャンっぽい人を囲む3人組。
地面に焦げた跡があるし、周囲を何とも言えない焼けた臭いが漂ってきているからマジシャンが火魔法で何匹か仕留めたのかな。
で、大きめの魔法だったから今はクールタイムって所だろう。
マジシャンの攻撃は詠唱にも時間がかかるし、魔法発動後にクールタイムなんてものがあるからいくら高火力でもこの2つがネックで一人旅には向かないんだよね。
レベルが上がると詠唱時間が短くなるとはいえ隙ができるし、そのまま物理攻撃した方がやっぱり倒すのも早いし。
後々のアップデートでマジシャンにならなくても、魔法はスキルを覚えたら使用回数は少ないけど使えるようになったし。
レベルの高いマジシャンがパーティーに1人いると、固有スキルで魔法の複数展開とかが出来るからかなり助かるけど。
マップで索敵してみたところ30匹弱のウルフが集まっている。
こんな所にこんな大きな群れを率いるボスがいるのかな?
少し意識して群れのボスらしきマーカーを探したけど近くには確認できなかった。
新人の通り道って言われるようなフィールドばかりだから、【セドルの街】から次の【サトゥの街】に辿りつくまでボスモンスター以外は最高でもLv.15程度。
でも、この辺にウルフを率いるようなボスモンスターはいなかったと思うけど...。
考えるのは後にしよう。
まずはあのウルフ達を倒さないと。
ここからウルフの群れまで約60m程度。
訓練所の的と同じくらいの距離だから余裕だろう。
背負っていた弓を取ってアイテムポーチから矢を取り出す。
ちょっと派手に爆発するようにして、あの冒険者達から注意を逸らさないとな。
火属性の魔法を矢に付与して矢を番える。
弦を引いてそのまま狙いを定めると指を離した。
「よし、ばっちり」
放った矢は狙い通りウルフの後方部に命中。
あれ?ちょっと威力強すぎたかな...?
なんか近くにあった木まで倒れたみたいだけど、目的は達成してるしいいか...。
目の前の冒険者ばかりに注意が向いていたウルフの群れは、突然後方が爆発したためプチパニック状態。
木も倒れたから何匹かは下敷きになったのかも。
ウルフの意識を冒険者から逸らすという当初の目的は達成したため、弓を背負い直して岩の上から冒険者がいる位置まで一気に駆けた。
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