色彩の筆使い

栗饅頭

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第1章

1.

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『シオン頼みがある、今すぐにナガロスの学園に来い出口は繋いでおくから大至急に』


「えっ・・・と、突然どうしたの大至急とは、何があったの兄さん⁇」


鍵付きのチョウカーから焦っている声が聞こえた、シオンはビックリしてチョウカーに付いている鍵を手に取った。



「どうしたシオン、昨日は星の卵からお願いが・・・何だチョウカーの鍵の部分から声が聞こえて来たぞ、兄さん⁇、何だ学園に行ってたんじゃなかったか」


星卵は星召喚獣のなる前の事だそもそもこの世界には召喚獣と星召喚獣の二種ある。

召喚獣は誰でも魔力と召喚の魔法陣があれば召喚された生き物と契約して従わせる事や一緒に暮らす事が出来るが
星召喚獣は違う何故ならば空の星々が中から星自身契約者を決め自ら空から落ちて来るのだ、そして契約をしたら契約者の好みの武器と動物に変身をする事が出来る。
たまに地上に自ら降りて契約者になってくれる人を探している子が、まだ契約をしていない星召喚獣の事を星召喚獣のなる前の未知なる卵、省略すると"星の卵"と言う。

星召喚獣は契約をすれば見えない人も見ることが出来るが
星の卵は普通の人は見る事が出来ないが星召喚獣と契約している人しか見える。



シオンはいつも通りにギルドマスターのリグルドに特別依頼を受けようとギルドマスターの部屋で座って話していた時に、突然隣の国のナガロス学園に行っているシオンの兄のルイスから緊急連絡が来たからだ。


『その声は・・・・はリグルドか、久しぶりだけど今は話している時間が無いんだ許してくれ、あとシオンを貰うぞいいか『ルイス早くして、オルバの星召喚獣が消えちゃう‼︎』分かっているから静かにしろハル‼︎』


突然鍵から女性の声が混じって聞こえた+学園の人+星召喚獣が消えかけいる=  兄さんが見事に厄介ごとに巻き込まれた


シオンは頭を抱えて床を見つめた。 

少し今日は胸騒ぎがするなあと思っていたらこの事か、ギルドに着いてから気のせいかと思っていたけど、遠出ね準備をして本当に良かったよ


「何があったようだが・・・シオン早く行けこの依頼は兄を片付けてからだ、厄介ごとに巻き込まれたのかルイス   準備はしているかシオン、あれは星召喚獣が武器になって戦ったけど壊れその星召喚獣が消えかかっているだなあ  よくあることだ、さっさと行き解決して来い」


リグルドは苦笑いをしながら机の上にあった紅茶を飲みながら背もたれに倒れた。


「マスター・・・準備はしていますよ、兄さん今からこちらに行きます。
僕はナガロスの学園に行った事が無いので入り口をペンキか絵の具をぶち撒けて下さい」


『すまんなあシオン、出口は大丈夫だ『ねぇ!何でペンキを床に広げるの、そんな暇ないよー‼︎早くしないと消えちゃ『あっ~~、だから少しだけ待っとけハル、そんなに早く消えたりはしない‼︎シオン宜しくなあ』


ーーブッツ


ルイスはハル言う女性を叱りながらシオンの連絡を切った。
 

ーーーーはぁー、さてと、学園に行きますか

シオンは溜息をつきながら座っている椅子を部屋の隅にどかして何かを呼んだ。

「来い、イネス」 


シオンの体の外に飛び出して来たのは人間の頭ぐらいの青色の鷹のような鳥星召喚獣が現れた。


「依頼かシオン、今回はお兄さん凄く焦っていましたねー友達かな」


イネスはシオンの肩に止まると羽をバタバタして話しかけてきた。


「ほら早く、イネス、早く武器になって入り口はもうあるから後は探すだけだから」


するとイネスは空中で大きな筆に変身した、シオンは筆手に取り筆先を床に落とし魔力を込めると、筆から虹色の液体を床に出してから人が通れるぐらいまで描き伸ばして欠伸をしながら中心に立ち筆を床に刺した。

「さてと、少し眠いけどやりますか・・・【筆遊び  異空移動】 」

シオンはルイスが学園にぶっ掛けたペンキを探し始めた。


「うーーーむ、あっ!これかな、マスター行ってくるねー後の事は宜しくー」


「あぁぁ、気いつけて行ってこいよ~、あとお前さんの中にある星の卵早く探してあやれよ」


シオンは苦笑いをしながら虹色の液体中に飛び込んで消えて行った。





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