1 / 2
第1章
1.
しおりを挟む
『シオン頼みがある、今すぐにナガロスの学園に来い出口は繋いでおくから大至急に』
「えっ・・・と、突然どうしたの大至急とは、何があったの兄さん⁇」
鍵付きのチョウカーから焦っている声が聞こえた、シオンはビックリしてチョウカーに付いている鍵を手に取った。
「どうしたシオン、昨日は星の卵からお願いが・・・何だチョウカーの鍵の部分から声が聞こえて来たぞ、兄さん⁇、何だ学園に行ってたんじゃなかったか」
星卵は星召喚獣のなる前の事だそもそもこの世界には召喚獣と星召喚獣の二種ある。
召喚獣は誰でも魔力と召喚の魔法陣があれば召喚された生き物と契約して従わせる事や一緒に暮らす事が出来るが
星召喚獣は違う何故ならば空の星々が中から星自身契約者を決め自ら空から落ちて来るのだ、そして契約をしたら契約者の好みの武器と動物に変身をする事が出来る。
たまに地上に自ら降りて契約者になってくれる人を探している子が、まだ契約をしていない星召喚獣の事を星召喚獣のなる前の未知なる卵、省略すると"星の卵"と言う。
星召喚獣は契約をすれば見えない人も見ることが出来るが
星の卵は普通の人は見る事が出来ないが星召喚獣と契約している人しか見える。
シオンはいつも通りにギルドマスターのリグルドに特別依頼を受けようとギルドマスターの部屋で座って話していた時に、突然隣の国のナガロス学園に行っているシオンの兄のルイスから緊急連絡が来たからだ。
『その声は・・・・はリグルドか、久しぶりだけど今は話している時間が無いんだ許してくれ、あとシオンを貰うぞいいか『ルイス早くして、オルバの星召喚獣が消えちゃう‼︎』分かっているから静かにしろハル‼︎』
突然鍵から女性の声が混じって聞こえた+学園の人+星召喚獣が消えかけいる= 兄さんが見事に厄介ごとに巻き込まれた
シオンは頭を抱えて床を見つめた。
少し今日は胸騒ぎがするなあと思っていたらこの事か、ギルドに着いてから気のせいかと思っていたけど、遠出ね準備をして本当に良かったよ
「何があったようだが・・・シオン早く行けこの依頼は兄を片付けてからだ、厄介ごとに巻き込まれたのかルイス 準備はしているかシオン、あれは星召喚獣が武器になって戦ったけど壊れその星召喚獣が消えかかっているだなあ よくあることだ、さっさと行き解決して来い」
リグルドは苦笑いをしながら机の上にあった紅茶を飲みながら背もたれに倒れた。
「マスター・・・準備はしていますよ、兄さん今からこちらに行きます。
僕はナガロスの学園に行った事が無いので入り口をペンキか絵の具をぶち撒けて下さい」
『すまんなあシオン、出口は大丈夫だ『ねぇ!何でペンキを床に広げるの、そんな暇ないよー‼︎早くしないと消えちゃ『あっ~~、だから少しだけ待っとけハル、そんなに早く消えたりはしない‼︎シオン宜しくなあ』
ーーブッツ
ルイスはハル言う女性を叱りながらシオンの連絡を切った。
ーーーーはぁー、さてと、学園に行きますか
シオンは溜息をつきながら座っている椅子を部屋の隅にどかして何かを呼んだ。
「来い、イネス」
シオンの体の外に飛び出して来たのは人間の頭ぐらいの青色の鷹のような鳥星召喚獣が現れた。
「依頼かシオン、今回はお兄さん凄く焦っていましたねー友達かな」
イネスはシオンの肩に止まると羽をバタバタして話しかけてきた。
「ほら早く、イネス、早く武器になって入り口はもうあるから後は探すだけだから」
するとイネスは空中で大きな筆に変身した、シオンは筆手に取り筆先を床に落とし魔力を込めると、筆から虹色の液体を床に出してから人が通れるぐらいまで描き伸ばして欠伸をしながら中心に立ち筆を床に刺した。
「さてと、少し眠いけどやりますか・・・【筆遊び 異空移動】 」
シオンはルイスが学園にぶっ掛けたペンキを探し始めた。
「うーーーむ、あっ!これかな、マスター行ってくるねー後の事は宜しくー」
「あぁぁ、気いつけて行ってこいよ~、あとお前さんの中にある星の卵早く探してあやれよ」
シオンは苦笑いをしながら虹色の液体中に飛び込んで消えて行った。
「えっ・・・と、突然どうしたの大至急とは、何があったの兄さん⁇」
鍵付きのチョウカーから焦っている声が聞こえた、シオンはビックリしてチョウカーに付いている鍵を手に取った。
「どうしたシオン、昨日は星の卵からお願いが・・・何だチョウカーの鍵の部分から声が聞こえて来たぞ、兄さん⁇、何だ学園に行ってたんじゃなかったか」
星卵は星召喚獣のなる前の事だそもそもこの世界には召喚獣と星召喚獣の二種ある。
召喚獣は誰でも魔力と召喚の魔法陣があれば召喚された生き物と契約して従わせる事や一緒に暮らす事が出来るが
星召喚獣は違う何故ならば空の星々が中から星自身契約者を決め自ら空から落ちて来るのだ、そして契約をしたら契約者の好みの武器と動物に変身をする事が出来る。
たまに地上に自ら降りて契約者になってくれる人を探している子が、まだ契約をしていない星召喚獣の事を星召喚獣のなる前の未知なる卵、省略すると"星の卵"と言う。
星召喚獣は契約をすれば見えない人も見ることが出来るが
星の卵は普通の人は見る事が出来ないが星召喚獣と契約している人しか見える。
シオンはいつも通りにギルドマスターのリグルドに特別依頼を受けようとギルドマスターの部屋で座って話していた時に、突然隣の国のナガロス学園に行っているシオンの兄のルイスから緊急連絡が来たからだ。
『その声は・・・・はリグルドか、久しぶりだけど今は話している時間が無いんだ許してくれ、あとシオンを貰うぞいいか『ルイス早くして、オルバの星召喚獣が消えちゃう‼︎』分かっているから静かにしろハル‼︎』
突然鍵から女性の声が混じって聞こえた+学園の人+星召喚獣が消えかけいる= 兄さんが見事に厄介ごとに巻き込まれた
シオンは頭を抱えて床を見つめた。
少し今日は胸騒ぎがするなあと思っていたらこの事か、ギルドに着いてから気のせいかと思っていたけど、遠出ね準備をして本当に良かったよ
「何があったようだが・・・シオン早く行けこの依頼は兄を片付けてからだ、厄介ごとに巻き込まれたのかルイス 準備はしているかシオン、あれは星召喚獣が武器になって戦ったけど壊れその星召喚獣が消えかかっているだなあ よくあることだ、さっさと行き解決して来い」
リグルドは苦笑いをしながら机の上にあった紅茶を飲みながら背もたれに倒れた。
「マスター・・・準備はしていますよ、兄さん今からこちらに行きます。
僕はナガロスの学園に行った事が無いので入り口をペンキか絵の具をぶち撒けて下さい」
『すまんなあシオン、出口は大丈夫だ『ねぇ!何でペンキを床に広げるの、そんな暇ないよー‼︎早くしないと消えちゃ『あっ~~、だから少しだけ待っとけハル、そんなに早く消えたりはしない‼︎シオン宜しくなあ』
ーーブッツ
ルイスはハル言う女性を叱りながらシオンの連絡を切った。
ーーーーはぁー、さてと、学園に行きますか
シオンは溜息をつきながら座っている椅子を部屋の隅にどかして何かを呼んだ。
「来い、イネス」
シオンの体の外に飛び出して来たのは人間の頭ぐらいの青色の鷹のような鳥星召喚獣が現れた。
「依頼かシオン、今回はお兄さん凄く焦っていましたねー友達かな」
イネスはシオンの肩に止まると羽をバタバタして話しかけてきた。
「ほら早く、イネス、早く武器になって入り口はもうあるから後は探すだけだから」
するとイネスは空中で大きな筆に変身した、シオンは筆手に取り筆先を床に落とし魔力を込めると、筆から虹色の液体を床に出してから人が通れるぐらいまで描き伸ばして欠伸をしながら中心に立ち筆を床に刺した。
「さてと、少し眠いけどやりますか・・・【筆遊び 異空移動】 」
シオンはルイスが学園にぶっ掛けたペンキを探し始めた。
「うーーーむ、あっ!これかな、マスター行ってくるねー後の事は宜しくー」
「あぁぁ、気いつけて行ってこいよ~、あとお前さんの中にある星の卵早く探してあやれよ」
シオンは苦笑いをしながら虹色の液体中に飛び込んで消えて行った。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愚者による愚行と愚策の結果……《完結》
アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。
それが転落の始まり……ではなかった。
本当の愚者は誰だったのか。
誰を相手にしていたのか。
後悔は……してもし足りない。
全13話
☆他社でも公開します
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる