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細すぎる有名人の謎すぎる事情
ギャル曽根、もえあず、おごせ綾。大食い女子を考える。
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2012年3月「お願い!ランキング」が、大食い芸能人ランキングというものを発表していた。
芸能人といっても、ベスト15のなかには、大食い番組で鳴らした顔ぶれもいる。
新井和響(12位)山本卓弥(10位)菅原初代(9位)三宅智子(7位)赤阪尊子(6位)ロシアン佐藤(3位)ジャイアント白田(2位)。
そして1位は、芸能人でもあるギャル曽根だ。
そこでふと、彼女のことを思い出した。
大食い戦士をリタイアしたあと、アメブロで摂食障害であることを告白し、大食いという魔界(?)の光と影を浮き彫りにした人のことを。
彼女が注目されたのは、大食い戦士、特に女性の大食いにつきまとう「疑惑」のためだ。
本来、人間の体重変化はカロリーの摂取量と消費量のバランスで決まるのに、あれだけ食べていて痩せているのはおかしい、という見方に対して、彼女はこう書いた。
「怪物級に食べてもガリガリなのは、嘔吐で、消化吸収する前に出してしまうから。過食嘔吐の量やタイミング、吐き出す技術に長けたごく一部の『ベテラン摂食障害者』のみが選ばれし『トップフードファイター』として華やかな世界で活躍できるのです」
実際、この人は大食い番組で活躍したあと、摂食障害をこじらせ、168センチで27キロにまで激痩せした。
入院を機に、ブログは休止したままになっている。
彼女がブログをやっていた時期、何度かやりとりもさせてもらったけど、今、どうしているかはわからない。
その後「日刊サイゾー」が、
「摂食障害が疑われる事例も……大食い番組の闇を元ADが暴露!『みんな収録後に吐いてる……』」
と題したネットニュースを配信したりもした。
摂食障害といえば、2022年12月、大食いタレントの高橋ちなりが自身のツイッターで入院したことを告白。
「双極性鬱 拒食症 自殺願望 どうしてこんなに酷くなった」
と、つぶやくなど、心配された。
酒好きでもある彼女は、肝臓の数値も標準の30倍以上に悪化していたという。
それから半年あまりのち、30歳で亡くなったことが公表された。
というわけで、彼女たちをめぐってはネットでもいろいろ騒がしい。
「手に吐きだこがある」とか「唾液腺が腫れてエラが張っている」といった指摘が飛び出したり、ちょくちょく、こんな声も上がっている。
「ギャル曽根以外はみんな吐いてるんじゃないかな」
興味深いのは、なぜギャル曽根だけ例外扱いされるのかということだ。
これはメディアなどで、彼女が痩せの大食いでいられる理由がたびたび検証されてきたことも大きい。
「褐色脂肪細胞の活動が活発」で「体温が上がりやすく」「エネルギーを消費しやすい」さらには「ビフィズス菌が多くて、腸のぜん動運動が活発」なので、本人いわく、
「なんせ、めっちゃ出ますからねっ。大は1日6回くらいで、1回の平均が約15分(略)当然ながら長年痔には苦しんでます……」
などなど。
ただ、このうち、トイレの回数の多さについては、もえあずこともえのあずきなど他の人の検証でも言及されたりしている。
しかし、他の人だと「トイレはトイレでも、吐くために行くのでは」という声が上がりがちなのだ。
もえあずに関しては、おそらく、大食いアイドルというやっかみを招きやすい立ち位置も災いしているのだろう。
同志社大学卒業後、上京して、バクステ外神田一丁目のメンバーに。
つんく♂がプロデュースに関わるアイドルグループだった。
彼女はインタビューでこんな転機を語っている。
「当時、つんく♂さんは『つんつべ♂』(TOKYO MX)という冠番組を持っていて、そこで目立つことが私たちにとっては最重要課題でした」
その番組の大食い企画で、彼女は圧勝。
つんく♂から「本家(『元祖!大食い王』/テレビ東京系)にも出られる」と太鼓判を押されるほどだった。
「感覚としては“運動会の徒競走で全力ダッシュしてみたら、周りの子が幼稚園児みたいに遅くて戸惑った”みたいな……。自分自身に衝撃を受けました。みんなもテレビに出たくて必死だから、決して手加減しているわけじゃなかったんですけどね。覚えているのは番組の中でつんく♂さんに『神』って言われたんですよ。私からすると、つんく♂さんこそ神のような存在。神様に神と呼ばれたことで、この大食いという特技を伸ばしていこうと覚悟を決めました」
そして、大食い番組の常連に。
大食いアイドルとしての快進撃が始まるわけだ。
最近はメディア露出が減っているものの、大食いで成功したひとりであることは間違いない。
ただ、ギャル曽根ほど「クリーン」なイメージを持たれていないのも現実だ。
そしてもうひとり、大食いアイドル的な展開をしてきたのがおごせ綾。
地元の新潟でご当地アイドルグループの一員として活動しながら、大食い番組で全国進出を果たした。
現在34歳で、グループからは卒業したが、撮影会のモデルなどもやっている。
筆者はこの人のファンで、SNSもフォローしているし、ユーチューブも欠かさずチェックしているほどだ。
と書けば伝わるだろうが、彼女は痩せ姫でもある。
最近、その体重がネットをざわつかせた。
身長150センチの彼女は20代の頃、体重は37キロくらいだった。
それが2、3年前には33キロとか32キロになり、最近は29キロだと公表。
2月には「体重29kg大食い女子の食生活」と題した動画がけっこうバズっていた。
もっとも、好意的な反応だけではない。
「そんな体重で大食いって、吐いてるとしか思えん」
「カショオ隠して、食べても太らないアピ、まじやめて」
といった声も飛び出した。
そこそこ可愛い大食い女子が、さらに痩せたことをアピールすれば、そういう反応も避けられない。
世間が抱く「疑惑」もますます深まるわけだ。
一方、ギャル曽根はというと――。
若い頃は文字通り、ギャル的な細さだったので「疑惑」も持たれたりしたが、結婚前後から標準体型となり、最近はちょっとぽっちゃりしてきた。
こうなると「疑惑」はほとんど持たれなくなる。
ただ、大食いはやはり体に負担をかけるはずだから、そそそろ無理はしないほうが安心な年代かもしれない。
大食い系の人が早死にすると、大食いという文化自体がネガティブなイメージになり、ひいては過食嘔吐系の痩せ姫が逆風を受けることにもつながるので。
あと「疑惑」について、その真相究明に躍起になるのも野暮なことだと思う。
大食いの問題に限らず、芸能人や政治家のスキャンダルなどもまたしかり。
曖昧なままのほうが上手くいくし、いろいろ愉しめるのに、と感じてしまう今日この頃だ。
芸能人といっても、ベスト15のなかには、大食い番組で鳴らした顔ぶれもいる。
新井和響(12位)山本卓弥(10位)菅原初代(9位)三宅智子(7位)赤阪尊子(6位)ロシアン佐藤(3位)ジャイアント白田(2位)。
そして1位は、芸能人でもあるギャル曽根だ。
そこでふと、彼女のことを思い出した。
大食い戦士をリタイアしたあと、アメブロで摂食障害であることを告白し、大食いという魔界(?)の光と影を浮き彫りにした人のことを。
彼女が注目されたのは、大食い戦士、特に女性の大食いにつきまとう「疑惑」のためだ。
本来、人間の体重変化はカロリーの摂取量と消費量のバランスで決まるのに、あれだけ食べていて痩せているのはおかしい、という見方に対して、彼女はこう書いた。
「怪物級に食べてもガリガリなのは、嘔吐で、消化吸収する前に出してしまうから。過食嘔吐の量やタイミング、吐き出す技術に長けたごく一部の『ベテラン摂食障害者』のみが選ばれし『トップフードファイター』として華やかな世界で活躍できるのです」
実際、この人は大食い番組で活躍したあと、摂食障害をこじらせ、168センチで27キロにまで激痩せした。
入院を機に、ブログは休止したままになっている。
彼女がブログをやっていた時期、何度かやりとりもさせてもらったけど、今、どうしているかはわからない。
その後「日刊サイゾー」が、
「摂食障害が疑われる事例も……大食い番組の闇を元ADが暴露!『みんな収録後に吐いてる……』」
と題したネットニュースを配信したりもした。
摂食障害といえば、2022年12月、大食いタレントの高橋ちなりが自身のツイッターで入院したことを告白。
「双極性鬱 拒食症 自殺願望 どうしてこんなに酷くなった」
と、つぶやくなど、心配された。
酒好きでもある彼女は、肝臓の数値も標準の30倍以上に悪化していたという。
それから半年あまりのち、30歳で亡くなったことが公表された。
というわけで、彼女たちをめぐってはネットでもいろいろ騒がしい。
「手に吐きだこがある」とか「唾液腺が腫れてエラが張っている」といった指摘が飛び出したり、ちょくちょく、こんな声も上がっている。
「ギャル曽根以外はみんな吐いてるんじゃないかな」
興味深いのは、なぜギャル曽根だけ例外扱いされるのかということだ。
これはメディアなどで、彼女が痩せの大食いでいられる理由がたびたび検証されてきたことも大きい。
「褐色脂肪細胞の活動が活発」で「体温が上がりやすく」「エネルギーを消費しやすい」さらには「ビフィズス菌が多くて、腸のぜん動運動が活発」なので、本人いわく、
「なんせ、めっちゃ出ますからねっ。大は1日6回くらいで、1回の平均が約15分(略)当然ながら長年痔には苦しんでます……」
などなど。
ただ、このうち、トイレの回数の多さについては、もえあずこともえのあずきなど他の人の検証でも言及されたりしている。
しかし、他の人だと「トイレはトイレでも、吐くために行くのでは」という声が上がりがちなのだ。
もえあずに関しては、おそらく、大食いアイドルというやっかみを招きやすい立ち位置も災いしているのだろう。
同志社大学卒業後、上京して、バクステ外神田一丁目のメンバーに。
つんく♂がプロデュースに関わるアイドルグループだった。
彼女はインタビューでこんな転機を語っている。
「当時、つんく♂さんは『つんつべ♂』(TOKYO MX)という冠番組を持っていて、そこで目立つことが私たちにとっては最重要課題でした」
その番組の大食い企画で、彼女は圧勝。
つんく♂から「本家(『元祖!大食い王』/テレビ東京系)にも出られる」と太鼓判を押されるほどだった。
「感覚としては“運動会の徒競走で全力ダッシュしてみたら、周りの子が幼稚園児みたいに遅くて戸惑った”みたいな……。自分自身に衝撃を受けました。みんなもテレビに出たくて必死だから、決して手加減しているわけじゃなかったんですけどね。覚えているのは番組の中でつんく♂さんに『神』って言われたんですよ。私からすると、つんく♂さんこそ神のような存在。神様に神と呼ばれたことで、この大食いという特技を伸ばしていこうと覚悟を決めました」
そして、大食い番組の常連に。
大食いアイドルとしての快進撃が始まるわけだ。
最近はメディア露出が減っているものの、大食いで成功したひとりであることは間違いない。
ただ、ギャル曽根ほど「クリーン」なイメージを持たれていないのも現実だ。
そしてもうひとり、大食いアイドル的な展開をしてきたのがおごせ綾。
地元の新潟でご当地アイドルグループの一員として活動しながら、大食い番組で全国進出を果たした。
現在34歳で、グループからは卒業したが、撮影会のモデルなどもやっている。
筆者はこの人のファンで、SNSもフォローしているし、ユーチューブも欠かさずチェックしているほどだ。
と書けば伝わるだろうが、彼女は痩せ姫でもある。
最近、その体重がネットをざわつかせた。
身長150センチの彼女は20代の頃、体重は37キロくらいだった。
それが2、3年前には33キロとか32キロになり、最近は29キロだと公表。
2月には「体重29kg大食い女子の食生活」と題した動画がけっこうバズっていた。
もっとも、好意的な反応だけではない。
「そんな体重で大食いって、吐いてるとしか思えん」
「カショオ隠して、食べても太らないアピ、まじやめて」
といった声も飛び出した。
そこそこ可愛い大食い女子が、さらに痩せたことをアピールすれば、そういう反応も避けられない。
世間が抱く「疑惑」もますます深まるわけだ。
一方、ギャル曽根はというと――。
若い頃は文字通り、ギャル的な細さだったので「疑惑」も持たれたりしたが、結婚前後から標準体型となり、最近はちょっとぽっちゃりしてきた。
こうなると「疑惑」はほとんど持たれなくなる。
ただ、大食いはやはり体に負担をかけるはずだから、そそそろ無理はしないほうが安心な年代かもしれない。
大食い系の人が早死にすると、大食いという文化自体がネガティブなイメージになり、ひいては過食嘔吐系の痩せ姫が逆風を受けることにもつながるので。
あと「疑惑」について、その真相究明に躍起になるのも野暮なことだと思う。
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