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5.学校編
45.ごめん!?
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「え……!? なんで……なんでぇっ~!」
有里ねぇはそれから魂を抜かれた様になり
「有里ねぇ! 大丈夫……だよ!」
さっきから凛津がこんな感じで励ましてくれている。
「有里香さん、さっきからずっとこんな感じですけど大丈夫なんですか?」
「……俺に言われてもな」
実際、今もう一度あれを見せられても
「……うーん」
「まぁ……確かに。あれはすごいですからね……」
テルはあの日記の事を知っているような感じでそう言った。
「そういや気になってたんだけど、何で二人ともあの日記の事知ってたんだ?」
「知りたいですか?」
「えっ……そりゃあ、知りたいけど……」
「……それじゃあ覚悟して聞いてくださいね」
なぜかテルはそう前置きした。
俺はゴクンと喉を鳴らしながらも、頷いた。
テルは一拍置いてから
「……実はあの日記、僕が初めて島に来た時から、有里香さんは持ってました」
「……え? てことは……」
「つまり、有里香さんはあの日記を10数年書き続けているって事です」
「はぁ!?」
てことは、俺がさっき見たのはその中の一冊に過ぎないって事で……
「一体、何冊あるんだよ!」
「……おそらく4桁はあると思います」
「よっ、4桁……」
凛津が見せてくれた卒業アルバムはとても可愛らしくて不覚だがドキッとしてしまった。
けど有里ねぇのあの日記は……
「重い……重すぎる」
「ですよね」
テルも同感だと言う様に頷いていた。
「けど……まぁ、それくらい俺のことを好きでいてくれたって事……なんだよな」
「……そうですね」
かと言って、あれは少しやり過ぎだとは思うけれど……。
「とりあえず、有里香さんの事を少しでも元気づけてあげたらいいんじゃないですか?」
「……そうは言ってもな。俺が言ったことで落ち込んでるのに、俺が元気づけるって意味あるのか?」
「大丈夫です! 有里香さんは良くも悪くも……単純ですから。好きな人に元気付けられるのが1番嬉しいと思いますよ?」
「好きな人……ね」
一体、有里ねぇはどんな気持ちであの日記を見せてくれたのだろうか。
―私、優太が……好き
そう言って俺に告白して来た有里ねぇの顔は真っ赤だった。
多分あの時、精一杯の勇気を振り絞ってくれたんだろう。
俺が凛津に告白した時だって、心臓が飛び出しそうなくらい緊張したのだから。
でも、俺はあの時、有里ねぇを置いて凛津を追いかけて……
結局、あやふやにしたまま、有里ねぇは俺に協力してくれて……
凛津とも話せる様になって……
有里ねぇには感謝してもしきれない。
今のことだけじゃない。
昔からのことも含めて全て。
でも、さっき俺が冗談半分で言った言葉で、もしかしたら有里ねぇは本気で傷ついてるのかもしれない。
だとしたら、俺は……。
有里ねぇは強い女の子じゃないんだ。
ただ、全部一人で抱え込むような女の子なんだ。
それを分かってたのに……。
冗談でも、言ったらいけないことはあるってのに……
「俺、バカだな……」
「え?」
「ちゃんと、謝りに行ってくるよ」
俺は机の上に突っ伏している有里ねぇの方に足を向けた。
有里ねぇはそれから魂を抜かれた様になり
「有里ねぇ! 大丈夫……だよ!」
さっきから凛津がこんな感じで励ましてくれている。
「有里香さん、さっきからずっとこんな感じですけど大丈夫なんですか?」
「……俺に言われてもな」
実際、今もう一度あれを見せられても
「……うーん」
「まぁ……確かに。あれはすごいですからね……」
テルはあの日記の事を知っているような感じでそう言った。
「そういや気になってたんだけど、何で二人ともあの日記の事知ってたんだ?」
「知りたいですか?」
「えっ……そりゃあ、知りたいけど……」
「……それじゃあ覚悟して聞いてくださいね」
なぜかテルはそう前置きした。
俺はゴクンと喉を鳴らしながらも、頷いた。
テルは一拍置いてから
「……実はあの日記、僕が初めて島に来た時から、有里香さんは持ってました」
「……え? てことは……」
「つまり、有里香さんはあの日記を10数年書き続けているって事です」
「はぁ!?」
てことは、俺がさっき見たのはその中の一冊に過ぎないって事で……
「一体、何冊あるんだよ!」
「……おそらく4桁はあると思います」
「よっ、4桁……」
凛津が見せてくれた卒業アルバムはとても可愛らしくて不覚だがドキッとしてしまった。
けど有里ねぇのあの日記は……
「重い……重すぎる」
「ですよね」
テルも同感だと言う様に頷いていた。
「けど……まぁ、それくらい俺のことを好きでいてくれたって事……なんだよな」
「……そうですね」
かと言って、あれは少しやり過ぎだとは思うけれど……。
「とりあえず、有里香さんの事を少しでも元気づけてあげたらいいんじゃないですか?」
「……そうは言ってもな。俺が言ったことで落ち込んでるのに、俺が元気づけるって意味あるのか?」
「大丈夫です! 有里香さんは良くも悪くも……単純ですから。好きな人に元気付けられるのが1番嬉しいと思いますよ?」
「好きな人……ね」
一体、有里ねぇはどんな気持ちであの日記を見せてくれたのだろうか。
―私、優太が……好き
そう言って俺に告白して来た有里ねぇの顔は真っ赤だった。
多分あの時、精一杯の勇気を振り絞ってくれたんだろう。
俺が凛津に告白した時だって、心臓が飛び出しそうなくらい緊張したのだから。
でも、俺はあの時、有里ねぇを置いて凛津を追いかけて……
結局、あやふやにしたまま、有里ねぇは俺に協力してくれて……
凛津とも話せる様になって……
有里ねぇには感謝してもしきれない。
今のことだけじゃない。
昔からのことも含めて全て。
でも、さっき俺が冗談半分で言った言葉で、もしかしたら有里ねぇは本気で傷ついてるのかもしれない。
だとしたら、俺は……。
有里ねぇは強い女の子じゃないんだ。
ただ、全部一人で抱え込むような女の子なんだ。
それを分かってたのに……。
冗談でも、言ったらいけないことはあるってのに……
「俺、バカだな……」
「え?」
「ちゃんと、謝りに行ってくるよ」
俺は机の上に突っ伏している有里ねぇの方に足を向けた。
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