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6.最後のデート編
48.波乱の始まり!?
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「えーっと、デートっていっても俺は今日、どうすれば良いんだ? この前みたく二人同時にってこと?」
「今回はそうじゃなくて、一人一人とデートして欲しいの!」
「まっ、まぁ……有里ねぇの言ってる通りよ」
「一人ずつ……ね。でも、時間とかはどうするんだ?」
「考えておいたよ! まぁ、お姉さんに任せなさい!」
「……うん」
有里ねぇが自信満々な時ほど、嫌なことばかり起こる気もするが今は何も言わないでおこう。
「それで、順番とかあるの?」
「もちろん! えっとね……まずは」
「私よ!」
凛津はそう言って俺の腕に抱きついて来た。
「おい! なんで急に!」
「なんでって……。そりゃあ……彼氏…だし」
頬を赤くしながら俯いている凛津はそういった。
「だっ、だから……はやく行こう? ゆうた……」
「……っ!」
そんな顔で上目遣いは反則だろ!
俺はドキドキと高鳴る胸に手を当てて一旦、落ち着く様に深呼吸してから
「あぁ、わかった」
そうして、凛津との最後のデートが始まった。
☆
どうやら、有里ねぇが考えた今日の予定では、午前中は凛津と、午後は有里香とデートをして、最後にどちらのデートの方がドキドキしたのかを決めるらしい。
ちなみに、俺はどちらの方がドキドキしたのかなんて決めることは、開始数分で諦めた。
なぜなら
「ねぇ! 優太……私もキスしたい」
「……は!?」
「だって……有里ねぇとはしたんでしょ? だったら私だって……」
「待て! あれは俺からしたんじゃないって!」
「じゃあ……私からすれば良いってこと?」
「えっ、いや……そう言う意味じゃなくてだな」
「じゃあ……やっぱり私じゃダメで、有里ねぇとだけならキスできるって事?」
「それは違う!」
「それじゃあ……」
そう言って凛津は顔を俺の方に近づけてくる。
「ちょ、ちょっと待てっ!」
「なーに?」
「まだデートし始めたばっかりじゃないか! それに……まだ朝だぞ! そういうのは……」
「じゃあ、夜まで待てってこと?」
「んー、いや、それはそれで色々問題ありそうなんだけどな……」
デートを始めてから、数分でこんな有様になっていたからだ。
ドキドキする以前に、こんなやりとりを続けていては、俺の心臓がもたない。
「私……優太と、キスしたい。せっかく両思いって分かったのに……まだ何にもしてないし……」
「……」
凛津はそう言って顔を俯けている。
確かに、凛津と気持ちが通じ合っていだというのを知ってからも、俺たちは今まで通り過ごして来た。
もちろん、俺としては好きな女の子がこんな事を言ってくれるのは嬉しさ以外の何者でもないのだが……
「有里ねぇが見てるぞ……」
「えっ!?」
凛津が慌てて振り向いた。
が、しかしもうそこには、人影は無くなっていた。
「優太!」
「いやっ! 本当にいたんだって!」
「ジーっ」
「本当だ! それに、凛津からこんな風に積極的に来てくれてるのは、俺だって……凄い嬉しいし……」
遠回しに伝えようとも思ったけれど、嬉しいのは事実だし俺は恥ずかしいけれど、しっかりとそう伝えた。
「えっ……。そっ、そう……なんだ!」
「……うん」
俺は自分の顔が赤くなっているのを隠す様に、凛津とは違う方を向いた。
凛津はその間も、顔を隠す様に俯けていた。
「……あのさ」
「ひゃっ! なっ、なに!?」
「……その」
「はっ、はい!」
なぜか凛津は目を瞑って顔を上を向けている。
「そろそろ、デート……始めないか?」
俺がそう言うと
「…………え」
なぜか、一瞬凛津が凍りついた。
「えっと……凛津? 大丈夫……」
「だっ、だっ、大丈夫じゃな~いっ! くーっ、優太はやっぱり何にもわかってない!」
「え……」
なぜか凛津は少し怒っているようだっけれど、俺は全く凛津を怒らせるような事をした覚えはない。
「なんか分かんないけど……怒らせたんだったらごめん……」
俺は大人しく謝っておく。
「……まぁ、仕方ないか……。今のは、勝手に私が期待してただけだし……行こうか? デート!」
「期待って何を?」
「秘密。あと、一つ教えといてあげるね」
「……うん」
「女の子は自分からグイグイ行くよりも、男の人から積極的に来てほしいな~って思ってることの方が多いと思うよ?」
「それって……」
「よし、行こう!」
俺が全て言い切る前に、凛津は俺の腕をギュッと握って歩き始めた。
「今回はそうじゃなくて、一人一人とデートして欲しいの!」
「まっ、まぁ……有里ねぇの言ってる通りよ」
「一人ずつ……ね。でも、時間とかはどうするんだ?」
「考えておいたよ! まぁ、お姉さんに任せなさい!」
「……うん」
有里ねぇが自信満々な時ほど、嫌なことばかり起こる気もするが今は何も言わないでおこう。
「それで、順番とかあるの?」
「もちろん! えっとね……まずは」
「私よ!」
凛津はそう言って俺の腕に抱きついて来た。
「おい! なんで急に!」
「なんでって……。そりゃあ……彼氏…だし」
頬を赤くしながら俯いている凛津はそういった。
「だっ、だから……はやく行こう? ゆうた……」
「……っ!」
そんな顔で上目遣いは反則だろ!
俺はドキドキと高鳴る胸に手を当てて一旦、落ち着く様に深呼吸してから
「あぁ、わかった」
そうして、凛津との最後のデートが始まった。
☆
どうやら、有里ねぇが考えた今日の予定では、午前中は凛津と、午後は有里香とデートをして、最後にどちらのデートの方がドキドキしたのかを決めるらしい。
ちなみに、俺はどちらの方がドキドキしたのかなんて決めることは、開始数分で諦めた。
なぜなら
「ねぇ! 優太……私もキスしたい」
「……は!?」
「だって……有里ねぇとはしたんでしょ? だったら私だって……」
「待て! あれは俺からしたんじゃないって!」
「じゃあ……私からすれば良いってこと?」
「えっ、いや……そう言う意味じゃなくてだな」
「じゃあ……やっぱり私じゃダメで、有里ねぇとだけならキスできるって事?」
「それは違う!」
「それじゃあ……」
そう言って凛津は顔を俺の方に近づけてくる。
「ちょ、ちょっと待てっ!」
「なーに?」
「まだデートし始めたばっかりじゃないか! それに……まだ朝だぞ! そういうのは……」
「じゃあ、夜まで待てってこと?」
「んー、いや、それはそれで色々問題ありそうなんだけどな……」
デートを始めてから、数分でこんな有様になっていたからだ。
ドキドキする以前に、こんなやりとりを続けていては、俺の心臓がもたない。
「私……優太と、キスしたい。せっかく両思いって分かったのに……まだ何にもしてないし……」
「……」
凛津はそう言って顔を俯けている。
確かに、凛津と気持ちが通じ合っていだというのを知ってからも、俺たちは今まで通り過ごして来た。
もちろん、俺としては好きな女の子がこんな事を言ってくれるのは嬉しさ以外の何者でもないのだが……
「有里ねぇが見てるぞ……」
「えっ!?」
凛津が慌てて振り向いた。
が、しかしもうそこには、人影は無くなっていた。
「優太!」
「いやっ! 本当にいたんだって!」
「ジーっ」
「本当だ! それに、凛津からこんな風に積極的に来てくれてるのは、俺だって……凄い嬉しいし……」
遠回しに伝えようとも思ったけれど、嬉しいのは事実だし俺は恥ずかしいけれど、しっかりとそう伝えた。
「えっ……。そっ、そう……なんだ!」
「……うん」
俺は自分の顔が赤くなっているのを隠す様に、凛津とは違う方を向いた。
凛津はその間も、顔を隠す様に俯けていた。
「……あのさ」
「ひゃっ! なっ、なに!?」
「……その」
「はっ、はい!」
なぜか凛津は目を瞑って顔を上を向けている。
「そろそろ、デート……始めないか?」
俺がそう言うと
「…………え」
なぜか、一瞬凛津が凍りついた。
「えっと……凛津? 大丈夫……」
「だっ、だっ、大丈夫じゃな~いっ! くーっ、優太はやっぱり何にもわかってない!」
「え……」
なぜか凛津は少し怒っているようだっけれど、俺は全く凛津を怒らせるような事をした覚えはない。
「なんか分かんないけど……怒らせたんだったらごめん……」
俺は大人しく謝っておく。
「……まぁ、仕方ないか……。今のは、勝手に私が期待してただけだし……行こうか? デート!」
「期待って何を?」
「秘密。あと、一つ教えといてあげるね」
「……うん」
「女の子は自分からグイグイ行くよりも、男の人から積極的に来てほしいな~って思ってることの方が多いと思うよ?」
「それって……」
「よし、行こう!」
俺が全て言い切る前に、凛津は俺の腕をギュッと握って歩き始めた。
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