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第2章.少年期
36.ちょっとだけ修行前進
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今日もシュクルムを2つ買い、あの路地裏に向かう。
あれ…?別に俺がわざわざ買っていかなくても1000ガルをコルトに渡せばいいんじゃないか?
今更ながらそう思った。
コルトにシュクルムを渡すと、
やっぱり受けとるやいなや勢いよく食べた始めた。
「はぐっ…!…ふくぅ…!」
嬉しそうに食べてあるところ申し訳ないが聞いてみる。
「なぁ、俺がわざわざシュクルムを買ってこなくても、売上の1000ガルを渡すから自分で買ってくればいいんじゃないか?」
「ん?クルスが買ってくればよかろう。…シュクルムは好きだがあの店の店主は好かん!」
コルトはなんだか急に不機嫌になり、強い口調で話し始めた。
「最初に、わたしがシュクルムを渡せと言ったら、500ガル必要だと言い張ってな。金など持っておらんと言っても聞く耳を持たんかった…。まったく話にならんやつだ!」
店主かわいそう・・・。今度お店に行ったら、いつもシュクルムありがとうと言ってあげよう。
そんなことを思って聞いていた。
「だいたい、シュクルムは500ガルだと言われたぞ。1000ガルでは買えぬであろう。」
ん?
なにやら不穏な発言だったので聞いてみる。
「なんで1000ガルだと買えないんだ?」
「ん?シュクルムは1つ500ガルだと言ったであろう。1000ガルでは買えん。そんなこともわからんのか。」
…
「…コルト…。1つ500ガルのシュクルムを2つ買うといくら必要かわかるか?」
「そんなの簡単であろう。1つ500ガルのシュクルムが2つなのだから、500ガルが2つだ。ばかにしているのか?」
「500ガル2つだといくらになるかわかるか…?」
「は?なにを言っておるのだ。500ガル2つは500ガル2つだ。それ以上でもそれ以下でもない。どうしたのだクルス。」
…
「そ…そうだな…。そうだった…。」
なんかめんどくさそうなのでそのままにした。
ここに来るついでだし、シュクルムは俺が買ってくることにしよう…。
確かに、森で500年暮らしてお金を使ったことが無ければ、しょうがないのかもしれないな。
500ガルは鉄貨5枚。
1000ガルは銅貨1枚。
たぶんコルトは鉄貨5枚とシュクルム1個が交換できるのはわかっているようだが、
鉄貨10枚で銅貨1枚と同一価値となることを知らないようだ。
というより、貨幣のシステムというか算数そのものを、もしかしたらあまりよく知らないのかもしれない…。
まぁ本来、森で暮らしてるヤツだからな…。
知らなくても問題はないだろう。
ということで、そっとしておくことにした。
「よし。では始めるか。いつもの通りやってみろ。」
シュクルムを食べ終えたコルトが腰に手を当ててこちらを向いた。
「わかった。
あ、そう言えば、この前、身体強化Lvが5になったんだ!
魔力操作Lvも10になったぞ!そろそろコルトに追い付いてしまうんじゃないか?」
ふふん。
そう、俺は日々この地味な特訓を続けた結果、スキルレベルがそこそこ上がったのだ。
魔力操作Lvについてはなんと2桁Lv!
これにはコルトもびっくり仰天なはずだ。
「ふん。なかなか筋がよい。…が、まだまだだ。」
コルトがそう言った瞬間、ゾクッとした悪寒が身体を包んだ。
「うっ…なん…だ…。」
思わずそうつぶやく。
「くっくっく。どうしたクルス。わたしが少し魔力を当てた程度でうろたえおって。そろそろわたしに追い付いてしまうのであろう…?」
コルトがにやりとした顔でこちらを見ている。
なんとも不敵な笑みだ…。
「ぐっ…!」
なんとも悔しいが、コルトの魔力に当てられた俺は身体に纏った魔力の流れが乱れてしまっていた。
「魔力の使い方がほんの少し様になってきた褒美だ。これからはわたしが魔力を当て続けてやろう。だんだんと強くしていくからな。倒れるでないぞ?」
なぜか楽しそうにコルトは言った。
「…それ褒美か?」
なんだか、コルトが俺をからかって遊んでいるような気もしたが、
少しだけ修行の内容がLvアップしたことがうれしかったので少し笑いながら言った。
あれ…?別に俺がわざわざ買っていかなくても1000ガルをコルトに渡せばいいんじゃないか?
今更ながらそう思った。
コルトにシュクルムを渡すと、
やっぱり受けとるやいなや勢いよく食べた始めた。
「はぐっ…!…ふくぅ…!」
嬉しそうに食べてあるところ申し訳ないが聞いてみる。
「なぁ、俺がわざわざシュクルムを買ってこなくても、売上の1000ガルを渡すから自分で買ってくればいいんじゃないか?」
「ん?クルスが買ってくればよかろう。…シュクルムは好きだがあの店の店主は好かん!」
コルトはなんだか急に不機嫌になり、強い口調で話し始めた。
「最初に、わたしがシュクルムを渡せと言ったら、500ガル必要だと言い張ってな。金など持っておらんと言っても聞く耳を持たんかった…。まったく話にならんやつだ!」
店主かわいそう・・・。今度お店に行ったら、いつもシュクルムありがとうと言ってあげよう。
そんなことを思って聞いていた。
「だいたい、シュクルムは500ガルだと言われたぞ。1000ガルでは買えぬであろう。」
ん?
なにやら不穏な発言だったので聞いてみる。
「なんで1000ガルだと買えないんだ?」
「ん?シュクルムは1つ500ガルだと言ったであろう。1000ガルでは買えん。そんなこともわからんのか。」
…
「…コルト…。1つ500ガルのシュクルムを2つ買うといくら必要かわかるか?」
「そんなの簡単であろう。1つ500ガルのシュクルムが2つなのだから、500ガルが2つだ。ばかにしているのか?」
「500ガル2つだといくらになるかわかるか…?」
「は?なにを言っておるのだ。500ガル2つは500ガル2つだ。それ以上でもそれ以下でもない。どうしたのだクルス。」
…
「そ…そうだな…。そうだった…。」
なんかめんどくさそうなのでそのままにした。
ここに来るついでだし、シュクルムは俺が買ってくることにしよう…。
確かに、森で500年暮らしてお金を使ったことが無ければ、しょうがないのかもしれないな。
500ガルは鉄貨5枚。
1000ガルは銅貨1枚。
たぶんコルトは鉄貨5枚とシュクルム1個が交換できるのはわかっているようだが、
鉄貨10枚で銅貨1枚と同一価値となることを知らないようだ。
というより、貨幣のシステムというか算数そのものを、もしかしたらあまりよく知らないのかもしれない…。
まぁ本来、森で暮らしてるヤツだからな…。
知らなくても問題はないだろう。
ということで、そっとしておくことにした。
「よし。では始めるか。いつもの通りやってみろ。」
シュクルムを食べ終えたコルトが腰に手を当ててこちらを向いた。
「わかった。
あ、そう言えば、この前、身体強化Lvが5になったんだ!
魔力操作Lvも10になったぞ!そろそろコルトに追い付いてしまうんじゃないか?」
ふふん。
そう、俺は日々この地味な特訓を続けた結果、スキルレベルがそこそこ上がったのだ。
魔力操作Lvについてはなんと2桁Lv!
これにはコルトもびっくり仰天なはずだ。
「ふん。なかなか筋がよい。…が、まだまだだ。」
コルトがそう言った瞬間、ゾクッとした悪寒が身体を包んだ。
「うっ…なん…だ…。」
思わずそうつぶやく。
「くっくっく。どうしたクルス。わたしが少し魔力を当てた程度でうろたえおって。そろそろわたしに追い付いてしまうのであろう…?」
コルトがにやりとした顔でこちらを見ている。
なんとも不敵な笑みだ…。
「ぐっ…!」
なんとも悔しいが、コルトの魔力に当てられた俺は身体に纏った魔力の流れが乱れてしまっていた。
「魔力の使い方がほんの少し様になってきた褒美だ。これからはわたしが魔力を当て続けてやろう。だんだんと強くしていくからな。倒れるでないぞ?」
なぜか楽しそうにコルトは言った。
「…それ褒美か?」
なんだか、コルトが俺をからかって遊んでいるような気もしたが、
少しだけ修行の内容がLvアップしたことがうれしかったので少し笑いながら言った。
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