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モーニング
寺崎からのライン…
冒頭だけ、文章が読めた。
『僚介、少しだけ話したいことがある…俺…』
先が、読めない…
昨夜、寺崎に正直に話した…。
寺崎と食事をして、別れのキスの後…シュウが現れたこと…
そして、再び俺に襲いかかったこと…
全てを、包み隠さず…
そのせいかまた、寺崎は途中から突然姿を消してしまった…
代わりに…またあの横柄な男が現れて、俺と圭一に好き放題絡んで、言いたいことだけを言い放って、あの場を散々かき回して、消えた…
その後再び、寺崎が覚醒したのだろう…
また、その時の記憶なしに…
ああ…堂々巡りだ… 一体いつまで、こんなことが続く…?
寺崎からの連絡…
すぐに読むのが怖い…
本能で、俺はそんな風に思った…
「… … …」俺は思わず無言になってしまったようだ。
「先輩… どうしました?」
圭一が俺の様子を伺いながらそんな風に尋ねてくる。
「や… なんもない… ああ…なんか、起きて早々、腹、…減ったな…」
特に、減ってはいない…だが、なぜかそう口にしていた…。
「…そう、ですね~!俺もです。そうだ!天気もいいしせっかくだし、外にご飯とか食べに行きませんか?ファミレスでも…んーー、朝モックでも…」
「…そ、だな…行くか…! あんま材料、入ってないしな…」
「やったーー朝から先輩と爽やかモーニングデートだ!なんか、嬉しいです」
圭一が俺に背中から抱きついてくる…
わふわふと、喜んでいるようだ…
まるで、大型犬が飼い主の背後から抱きついて、高速でシッポを振りまくってるかのように…
圭一に言えば怒るかもしれないが、圭一のこういうところが、俺にとってはツボなのだ…本当に可愛い。
そして、この見た目とのギャップ…
あまりにもシュッとした男らしい見た目なのに、態度がまるで子供のような…何とも言えない懐っこさで、俺を翻弄してくる…。
「う… 重いよ、圭一…ちょっと俺、シャワー浴びてくるから、30分位して行こっか?お前先に浴びる?…てかさ、お前勉強大丈夫なの?なんなら途中、図書館とかカフェに場所変えて勉強した方がいいんじゃないか?この時期だし…」
俺はずっと気になっていることを聞いてみる。
だが、圭一はニヤリと笑って俺を大人ぶった余裕の表情で見つめる。
「先輩…前にも言いましたけど、俺、普段から結構勉強してんですよ?先輩と会える時間にめいっぱい気にせず遊べるように…だから大丈夫です!さ…とりあえずシャワー行ってきてください!」
「ん… わかった… 」俺は頷いて圭一に背を向ける。
「あっ…!!先輩!!」
「…なんだ…?」
「シャワーーー!俺も一緒に浴びたい…!!温泉一緒に入ったことはあるけど、家ではないですよね?一緒に行っちゃ駄目ですか…?」ニッコリと微笑みながら、圭一が俺を見つめる。
一緒に、朝から圭一とシャワーだと…?
あり得ない…
浴室はそんなに広くもないし…何より、シチュエーション的に恥ずかし過ぎる…
俺は直ぐに否定の言葉を口にする。
「う… !馬鹿っ…駄目だ… お湯も溜めてないし…うちの風呂、狭いしっ…!」
「え~~~~!!いいじゃないですか~~! あああーー憧れてたのに… 先輩と一緒に自宅シャワー…」
しょぼんと可愛らしく項垂れる圭一がやっぱり犬コロのように可愛いと思ったが、無理なものは無理…
何より、ろくに心の準備もなく、圭一と裸で風呂に入るなんて、無理だ、無理…
しかも、また朝からおかしなことになったらと思うと、もはや…身体がもたない…
俺はきっぱりと言い放つ。
「だから、駄目だって…!また…今度… また、いつかな…」
「しょぼぼぼぼん… しくしくしく」
「その、おかしな効果音はやめろ…んじゃ、少し待っててな…」
「ふわーーーい… ごゆっくり… うう…メソメソメソ…」まだ、圭一が何か呟いている…
頭を撫でたくなるが、なんとか耐える…。
「ふふ… 」思わず、声を出しながら俺は浴室のドアを開けた。
寺崎の連絡は、悪いが後回しにしよう…
ごめん、寺崎…もう少し待ってくれ… そんなことを思いながら…
冒頭だけ、文章が読めた。
『僚介、少しだけ話したいことがある…俺…』
先が、読めない…
昨夜、寺崎に正直に話した…。
寺崎と食事をして、別れのキスの後…シュウが現れたこと…
そして、再び俺に襲いかかったこと…
全てを、包み隠さず…
そのせいかまた、寺崎は途中から突然姿を消してしまった…
代わりに…またあの横柄な男が現れて、俺と圭一に好き放題絡んで、言いたいことだけを言い放って、あの場を散々かき回して、消えた…
その後再び、寺崎が覚醒したのだろう…
また、その時の記憶なしに…
ああ…堂々巡りだ… 一体いつまで、こんなことが続く…?
寺崎からの連絡…
すぐに読むのが怖い…
本能で、俺はそんな風に思った…
「… … …」俺は思わず無言になってしまったようだ。
「先輩… どうしました?」
圭一が俺の様子を伺いながらそんな風に尋ねてくる。
「や… なんもない… ああ…なんか、起きて早々、腹、…減ったな…」
特に、減ってはいない…だが、なぜかそう口にしていた…。
「…そう、ですね~!俺もです。そうだ!天気もいいしせっかくだし、外にご飯とか食べに行きませんか?ファミレスでも…んーー、朝モックでも…」
「…そ、だな…行くか…! あんま材料、入ってないしな…」
「やったーー朝から先輩と爽やかモーニングデートだ!なんか、嬉しいです」
圭一が俺に背中から抱きついてくる…
わふわふと、喜んでいるようだ…
まるで、大型犬が飼い主の背後から抱きついて、高速でシッポを振りまくってるかのように…
圭一に言えば怒るかもしれないが、圭一のこういうところが、俺にとってはツボなのだ…本当に可愛い。
そして、この見た目とのギャップ…
あまりにもシュッとした男らしい見た目なのに、態度がまるで子供のような…何とも言えない懐っこさで、俺を翻弄してくる…。
「う… 重いよ、圭一…ちょっと俺、シャワー浴びてくるから、30分位して行こっか?お前先に浴びる?…てかさ、お前勉強大丈夫なの?なんなら途中、図書館とかカフェに場所変えて勉強した方がいいんじゃないか?この時期だし…」
俺はずっと気になっていることを聞いてみる。
だが、圭一はニヤリと笑って俺を大人ぶった余裕の表情で見つめる。
「先輩…前にも言いましたけど、俺、普段から結構勉強してんですよ?先輩と会える時間にめいっぱい気にせず遊べるように…だから大丈夫です!さ…とりあえずシャワー行ってきてください!」
「ん… わかった… 」俺は頷いて圭一に背を向ける。
「あっ…!!先輩!!」
「…なんだ…?」
「シャワーーー!俺も一緒に浴びたい…!!温泉一緒に入ったことはあるけど、家ではないですよね?一緒に行っちゃ駄目ですか…?」ニッコリと微笑みながら、圭一が俺を見つめる。
一緒に、朝から圭一とシャワーだと…?
あり得ない…
浴室はそんなに広くもないし…何より、シチュエーション的に恥ずかし過ぎる…
俺は直ぐに否定の言葉を口にする。
「う… !馬鹿っ…駄目だ… お湯も溜めてないし…うちの風呂、狭いしっ…!」
「え~~~~!!いいじゃないですか~~! あああーー憧れてたのに… 先輩と一緒に自宅シャワー…」
しょぼんと可愛らしく項垂れる圭一がやっぱり犬コロのように可愛いと思ったが、無理なものは無理…
何より、ろくに心の準備もなく、圭一と裸で風呂に入るなんて、無理だ、無理…
しかも、また朝からおかしなことになったらと思うと、もはや…身体がもたない…
俺はきっぱりと言い放つ。
「だから、駄目だって…!また…今度… また、いつかな…」
「しょぼぼぼぼん… しくしくしく」
「その、おかしな効果音はやめろ…んじゃ、少し待っててな…」
「ふわーーーい… ごゆっくり… うう…メソメソメソ…」まだ、圭一が何か呟いている…
頭を撫でたくなるが、なんとか耐える…。
「ふふ… 」思わず、声を出しながら俺は浴室のドアを開けた。
寺崎の連絡は、悪いが後回しにしよう…
ごめん、寺崎…もう少し待ってくれ… そんなことを思いながら…
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