【BL・R18】俺とシテみたいって・・・何をですか?

もえこ

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デート

「はあ~~ …楽しかったな…先輩との久々のデート!でももうこんな時間だ…そろそろ帰んなきゃですね」

「ああ…そうだな…でも本当におまえ見事に遊び倒したよな…俺、後でおまえんとこの母親に怒られないかな…」

ぼそりと呟く。

朝食を堪能した後、圭一のやりたいこと…希望を全て聞いていたら、もうこんな時間だ…
時間は夜の8時を過ぎていた。

俺と圭一はトンカツ定食の店で、食後の珈琲を飲んでいた。

映画にボーリング… 時間が中途半端に余ったからという理由で、カラオケも数時間…
たった二つしか年が変わらないとはいえ…やっぱり圭一は若いなと痛感する…。

「先輩、まだそんなことを…マジで余裕ですって。俺、申し訳ないけど、これから一切勉強しなくても、先輩んとこ受かる自信ありますから…」

圭一がニヤリと笑う。

どんな嫌味だ…俺はあきれつつも言葉を返す。

「一応、俺に勉強教わるって言って家、出てきたんだろ?おまえさ…ほんと、油断してると知らないからな…意外と普段できる奴が大学落ちて…むしろギリギリラインだった奴が受かるなんて、受験戦争ではざらにある話だからな…俺もう、知らないぞ…」

圭一の、このみなぎる自信… 
圭一は確かに抜群に成績が良い…うちの大学も確かに今の成績なら大丈夫とは思うが一応、…釘をさす。

「はいはい…大丈夫ですって…当日事故とか、高熱とかに見舞われない限り…絶対受かるんで、俺」
圭一はやっぱり笑顔を浮かべている。

「… う… わかった… んで、おまえ明日も…うちにいるのか…?…」

気になっていることを聞いてみる…。

しばらくお邪魔しますと言って、でっかい鞄…
んで、制服やらもしっかり準備してきている圭一。

「はい、もちです…!火曜くらいに帰ろうかと思ってます。」

「む… おまえ、勝手に… … もう… 」

「駄目、なんですか…?ひどい…いたいけな受験生を、ポイって放り出すんですか…?」

「あほ…おまえのどこがいたいけなんだ…でもまあ、火曜ならちょうどいい…俺、講義もバイトもあるしな」

「ありがとうございます…でも、講義もバイトも気を付けてくださいよ…マジで…」

笑っていた圭一の顔が、突然曇る…。
ついでに声も低くなったのがわかった。

「また、あんなことになったらマジで俺、…」

「え… … 」あんなこととは、つまり… あの、ようなことか…

「え…じゃ、ないですよ…今度先輩がまた油断してアイツに襲われるとかそういうことあったら、俺…」

「… … …」何も、言えなくなる…。

「マジで先輩のこと、滅茶苦茶にしますから…アイツだけが悪いんじゃない…油断して接する先輩も悪い…だからもう許せない…先輩のこと裸にして…縛って…どこにも逃げられないようにして…犯します…ていうか、もう…完全にどこかに閉じ込めます…先輩が他の奴の目に触れないように…」

「し…縛… … おか… す…  閉じ込め… …?」
圭一の口から平然と飛び出たキーワードに、クラクラしてくる…。

「はい…マジで言ってます…だから覚悟してください…アイツにはもう二度と、不用意に近付かないでください。」

圭一を見る…。
あまりにも真剣で…真っすぐな圭一の視線とぶつかり、胸がドクンと音を立てるような感覚…。

「う…ん…わかった…」

「…ん…わかってもらえて、良かったです…」

さっきとは打って変わって、にっこりと微笑む圭一のギャップに驚く…。

「さ…そろそろ出ましょうか…?帰ってゆっくり寝ないと…ね…?」

圭一の視線が俺に絡む…  
ずっと一緒にいるのに…
どうしてコイツはこんなにも… 俺を、ドキドキさせるのか…

「ん… そ、だな…」

帰宅して…圭一が風呂にでも入っている間に、メッセージを…
その時俺はそう、心に決めていた…。

それほどに、寺崎のよこしたメッセージが気になっていた…。















 
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