【完結(番外編)】ほかに相手がいるのに

もえこ

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~二人~

学習

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杉崎さんが私を先ほどと同じように抱き抱え、自分の目線に引き上げて、優しく笑いながら、口にした。

「そうそう…水無月さん… マグロ…なんて…一体、どこで学習したの…?」

「えっ…?」
学習… したわけでないけど… 
でも…ある意味学習なのかもしれないとも、考える…。

「…君はそんなことを覚えなくていい…そんなことはないし、たとえそうであっても、俺は全然いい…なんでも…今の君のままで、いい…おかしな…学習なんて、しなくていい…」

「…でも…杉崎さんはそういう…今まで、そういう…大人な女性と…沢山…私なんて… 経験…が…そんなに…」

「…あ…また…もしかして、モヤモヤし始めてるね…?俺にも、伝染しそうだ…経験なんてそんな…ああ…また、だ…」

「…え…?」

「君がそんな風に…俺の過去のことを言い出すと…俺だってまた…色々…想像しそうになるから…もう、この話は終わり…。水無月さんの気持ち…わかったから…。俺の気持ちも伝えることができたし…。」

「はい… 」

「もう… この話は終わり… もう… ごめん… 待つのも、限界だしね… ほら… もう…さ…」

「…えっ… あっ…」

ゆっくりと、…杉崎さんの下半身を…その、逞しい切先を…私の下半身に、押し付けられたのがわかった…。

「やっ … 」

「… や、じゃない… 俺の…好きに、していい… 好きなように、傷付けて欲しいって、言ったよね… 」

「あっ … 」
ぐいと… 再び、彼の熱く…堅いそれを私の下半身に押し付けられるような格好になり、私は身じろぐ…。

いつになく、杉崎さんが強引だ…。

彼の熱い…それを…
いまだ、スカートを履いたままの私に…布越しに、私の敏感な部分に、杉崎さんのそれを押し付けられて…途端に私のそこが…まるで、火が付いたように熱くなっていくのを感じる…。

「…ごめんね、こんな中途半端な格好のままで…お互い、余計に、恥ずかしいよね…もう…全部脱がすよ…見たい…。」

杉崎さんの手が、私の腰に伸びる…。

はたと気付いた…

まだ…明々とした室内…。

そう言えば…帰宅して玄関から抱き抱えられたままベッドへ連れてこられて…そういうムード作りは皆無だった…。

ただ…裸同然にも関わらず、全く寒くないのには理由があった…。

部屋に入った直後につけたのだろうか…いつの間にか、暖房が点いていることは明らかだった。

だけど、こんな明るい状態… 
こんな貧相な裸を、こんな明るさの中杉崎さんに見られるのは嫌だ…。

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