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第1章
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僕はもう一度、彼女…美波さんが足早に入っていった、建物の玄関の看板を見る。
『つぼみ保育園』 … うん、確かに保育園だ。
僕は、なるべく目立たないように園内にある一番大きな遊具の陰に身を潜める。
園内には僕のほかにも、スーツのお父さんらしき男性が数人いたから、浮いてはいないようでほっとする。
彼女はなかなか出てこない …あ…あ、…そっか…、もしかしてあれかな。
美波さんのたとえば姉妹…とか兄弟の、甥っ子姪っ子…とかがこの保育園に在籍してて、たまに美波さんが迎えに来るとか…なのかな…
あ…この前電話で彼女が口走っていた、そうすけ…ってもしかして、ここに預けられてる子供の名…?
そんな風に、僕の頭の中で想像、分析していると、入口から二人が出てきた。
美波さんと…仲良く手を繋いで出てきた小さな男の子は、黄色い帽子をかぶって、それとお揃いなのか、黄色いバッグを肩から下げている。
にこにこと笑う、可愛い3~4歳か…5歳?…くらいの男の子。
その子は、美波さんの手を握りしめたまま、担任の先生らしき女性を振り返り、元気に挨拶をする。
「桃子先生!さようなら~また明日!」「はーい!そうすけくん、また明日ね~」
二人は笑顔で別れの挨拶をして、お互いに手をぶんぶんと振りあって、別れた。
「そうすけ…今日は保育園、楽しかった?今日は誰と、何して遊んだの?」
これ…美波さんの声…?
…彼女のこんな…弾むような声、初めて聞いた …
「おかあさん、今日はね、ぼく…みっちゃんと、ねんどで、ごはんつくったよ。えっとね…たまごやきと…」
…え…?
甥っ子、姪っ子、…とかじゃなく…子供…?美波さんの、子供…?
美波さんが…お母さん…マジで…??
… え、意味わかんない、確か彼女は独身って…主任、…言ってなかったっけ…
僕は混乱の中…自分が少し…
…いや…かなり、
ショックを受けていることに気付いた…。
『つぼみ保育園』 … うん、確かに保育園だ。
僕は、なるべく目立たないように園内にある一番大きな遊具の陰に身を潜める。
園内には僕のほかにも、スーツのお父さんらしき男性が数人いたから、浮いてはいないようでほっとする。
彼女はなかなか出てこない …あ…あ、…そっか…、もしかしてあれかな。
美波さんのたとえば姉妹…とか兄弟の、甥っ子姪っ子…とかがこの保育園に在籍してて、たまに美波さんが迎えに来るとか…なのかな…
あ…この前電話で彼女が口走っていた、そうすけ…ってもしかして、ここに預けられてる子供の名…?
そんな風に、僕の頭の中で想像、分析していると、入口から二人が出てきた。
美波さんと…仲良く手を繋いで出てきた小さな男の子は、黄色い帽子をかぶって、それとお揃いなのか、黄色いバッグを肩から下げている。
にこにこと笑う、可愛い3~4歳か…5歳?…くらいの男の子。
その子は、美波さんの手を握りしめたまま、担任の先生らしき女性を振り返り、元気に挨拶をする。
「桃子先生!さようなら~また明日!」「はーい!そうすけくん、また明日ね~」
二人は笑顔で別れの挨拶をして、お互いに手をぶんぶんと振りあって、別れた。
「そうすけ…今日は保育園、楽しかった?今日は誰と、何して遊んだの?」
これ…美波さんの声…?
…彼女のこんな…弾むような声、初めて聞いた …
「おかあさん、今日はね、ぼく…みっちゃんと、ねんどで、ごはんつくったよ。えっとね…たまごやきと…」
…え…?
甥っ子、姪っ子、…とかじゃなく…子供…?美波さんの、子供…?
美波さんが…お母さん…マジで…??
… え、意味わかんない、確か彼女は独身って…主任、…言ってなかったっけ…
僕は混乱の中…自分が少し…
…いや…かなり、
ショックを受けていることに気付いた…。
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