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実践が大事
男は初めて
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「さ… そろそろ、いっかな… 」
男がニヤリと笑って、俺を見下ろす…
んん… ?
何が… 何が、いいんだっけ… ?
俺は首を傾げる。
今これ…そもそも、何してんだっけ…あれ…
男の顔を、恐る恐る… もう一度、見る…
なんか…本当にやばくないか…この状況…
この…男の顔は… ヤバい…
目が…怖い… 欲情している顔…
まるで、肉食獣が…獲物を壁まで追い詰めて、今から食事をするときのような…楽しみでたまらないような目つき…
ゆっくりと…男がこれ見よがしに舌なめずりをする姿に、ゾクリとする…
やっぱり、ヤクザなのだ…
この男はきっと…
「…何、その顔…くくっ…鳩が豆鉄砲を食ったみたいな… 何…なんか、言いたいことある…?」
俺の中の、男の長い指が…再び、奥深くをグンと突いた…
その後、ぐちゅと… 嫌な音を立てて、再び、中で何度も指を動かし始める…
「は、んっ… あ… 」始まる刺激に、俺の身体が再び、小刻みに震え始める…
なんか、ヤバい… もう、
「うっ…は、あ… やだ…それ以上、やめ…ろ…」
俺は男を睨みつける…
「ふー-ん…最初、一応敬語っていうか、俺に敬意払ってちゃんと喋ってたくせに…いきなり、命令口調かよ…ここ…こんな、ぐしょぐしょにしといてよ…」
「くっ… ぅ…違っ… んっ… それはおまえが、変なもの… 入れ… あ、痛… んっ…」
「何…?痛い… ?… 」男が笑って…指の出し入れを、ピタリと止める…
「は… はっ… 」呼吸が、おのずと荒くなる…
「… おまえ、初めてだろうから…できるだけ、優しくしてやるよ… ふふ… 」
「な… … 何を、… 」
「何って…さっき、言ったろう…?実践だよ…もうこの際、最後までやるしかねえなって…話」
「実践って、まさか… … その… まさか… あの… 」
まさか… 男と男で… じょ…冗談… だよな…
「そのまさか、だよ… なんかおまえなら、普通にやれそう…素質あるわ多分…ただし、俺も男抱くの初めてだからよ…お手柔らかにな…?ま。大丈夫だよ…女ならめちゃくちゃいい声で啼かせてきたんだ…さして、変わんないだろ… よし、そろそろかな… 指抜くぞ… 」
ぐちゅ… いきなり、そこから男の指を引き抜かれる…
「ひっ、あっ… !!ん… …」
内壁を擦られたような…摩擦の刺激に… 小さく電流が走る…
認めたくないのに… 一瞬…感じてしまった快楽…
そして、いきなりの喪失感…
最初、痛かったのに… なくなると、何か物足りない… 気がしてくるのは…なんで…だ…
俺、なんかおかしい…
俺の中に、空洞が… 生まれたようなおかしな感覚…
何、これ… もう… 意味がわからない… 俺の身体 … どうした…
意味が分からない…
「よし… このままじゃ、汗だくだな… 俺も服、脱ぐから…その後は覚悟、しとけよ… 」
「あ… あ… …」
男は俺を組み敷いたまま… さっさと服を脱ぎ始める…
馬鹿な俺は…そのまま阿呆のように…
裸になっていく男を… 見上げた…
男がニヤリと笑って、俺を見下ろす…
んん… ?
何が… 何が、いいんだっけ… ?
俺は首を傾げる。
今これ…そもそも、何してんだっけ…あれ…
男の顔を、恐る恐る… もう一度、見る…
なんか…本当にやばくないか…この状況…
この…男の顔は… ヤバい…
目が…怖い… 欲情している顔…
まるで、肉食獣が…獲物を壁まで追い詰めて、今から食事をするときのような…楽しみでたまらないような目つき…
ゆっくりと…男がこれ見よがしに舌なめずりをする姿に、ゾクリとする…
やっぱり、ヤクザなのだ…
この男はきっと…
「…何、その顔…くくっ…鳩が豆鉄砲を食ったみたいな… 何…なんか、言いたいことある…?」
俺の中の、男の長い指が…再び、奥深くをグンと突いた…
その後、ぐちゅと… 嫌な音を立てて、再び、中で何度も指を動かし始める…
「は、んっ… あ… 」始まる刺激に、俺の身体が再び、小刻みに震え始める…
なんか、ヤバい… もう、
「うっ…は、あ… やだ…それ以上、やめ…ろ…」
俺は男を睨みつける…
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「くっ… ぅ…違っ… んっ… それはおまえが、変なもの… 入れ… あ、痛… んっ…」
「何…?痛い… ?… 」男が笑って…指の出し入れを、ピタリと止める…
「は… はっ… 」呼吸が、おのずと荒くなる…
「… おまえ、初めてだろうから…できるだけ、優しくしてやるよ… ふふ… 」
「な… … 何を、… 」
「何って…さっき、言ったろう…?実践だよ…もうこの際、最後までやるしかねえなって…話」
「実践って、まさか… … その… まさか… あの… 」
まさか… 男と男で… じょ…冗談… だよな…
「そのまさか、だよ… なんかおまえなら、普通にやれそう…素質あるわ多分…ただし、俺も男抱くの初めてだからよ…お手柔らかにな…?ま。大丈夫だよ…女ならめちゃくちゃいい声で啼かせてきたんだ…さして、変わんないだろ… よし、そろそろかな… 指抜くぞ… 」
ぐちゅ… いきなり、そこから男の指を引き抜かれる…
「ひっ、あっ… !!ん… …」
内壁を擦られたような…摩擦の刺激に… 小さく電流が走る…
認めたくないのに… 一瞬…感じてしまった快楽…
そして、いきなりの喪失感…
最初、痛かったのに… なくなると、何か物足りない… 気がしてくるのは…なんで…だ…
俺、なんかおかしい…
俺の中に、空洞が… 生まれたようなおかしな感覚…
何、これ… もう… 意味がわからない… 俺の身体 … どうした…
意味が分からない…
「よし… このままじゃ、汗だくだな… 俺も服、脱ぐから…その後は覚悟、しとけよ… 」
「あ… あ… …」
男は俺を組み敷いたまま… さっさと服を脱ぎ始める…
馬鹿な俺は…そのまま阿呆のように…
裸になっていく男を… 見上げた…
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