運命の子供~吸血鬼とアルピノの恋~

Ma

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再会

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家に着いた俺たちはまず、鏡から凛花を出し、ベッドに横し、仮死状態を解除すると少し目を開けて覗き込んでいた俺を見て、少し微笑んでいた。

「クロス…ありがとう…やく…そ‥く守…って‥く…れ…‥て」

その声は、弱々しく彼女の命がそう長くないことを物語っていた。

「当たり前だろ‼️凛花は、俺の妻なんだから。」

そう言うと、凛花は驚き笑った。

「クロス…を‥好き…‥に…な…って………よか……った」

そう言うと、凛花は一筋の涙を流し、目を閉じた。

「凛花……?」

そう言って身体を揺するも反応はなく、名前を叫びながら身体を何度も揺すっていると、父さんが俺の肩に手を置いて首を横に振っていた。
もう、凛花が死んでしまったことは、分かるが認めたくなくって、凛花の身体を抱き締め泣いていた。
次の日凛花を埋葬しようとしたがクロスが離さなかった為、皆で凛花からクロスを引き離し埋葬した。
クロスは、凛花の墓地から離れなかった為、そっとしとくことにした。
半年近くそうして過ごした後、すっきりした顔で家に帰ってきた。
どうしたのか聞くと、

「夢に凛花が出ていつまでもウジウジするな‼️って怒られたよ。そして、頑張って生きていつか生まれ変わった私を見つけてってもし、間に合わなくっても死んだとき迎えに行くからそれまでにお土産話でも用意しといてね、だってだから、待つことにしたんだいつか凛花に会えるその日まで。」

そう言うと、クロスが笑った。
凛花が死んで以来生きる屍みたいだったのが今じゃあ、生き生きしていた。
両親は、俺の変化を喜んだ。

それから数百年の時が過ぎた、結局凛花の生まれ変わりに出会うことなく、寿命を迎えようとしていた。
周囲からは、結婚しろと言われたが、凛花以外の人を愛せるわけがなく、今も独身だ。
俺は、一人静かに死んでいく。
長かった人生を思い出しながらゆっくりと目を閉じた。

「……クロス…クロス‼️」

懐かしい声に振り向くと、白いワンピース姿の凛花が立っていた。
凛花は、アルピノの特徴が出る前の小麦色の肌て黒い髪、黒い目をしていた。
俺も、じいさんみたいな姿ではなく凛花と別れた頃の姿になっていた。

「長い間待たせて悪かった、これからは、ずっと一緒だ。」

そう言うと凛花は泣き笑いの顔になり、俺に抱きついた。
そして、俺たちは手を繋ぎ光の中へと歩いていく。
これで、俺達の物語は、終わっていくけど俺は、今が一番幸せだ。
これで、やっと愛するものと一緒にいる事が出来るのだから。
そうして、俺の命は、終わった。
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