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二番・星空のうた・風船
しおりを挟む二番
彼女が一番好きな人は
たぶん天国にいるおじいちゃんだ
勝ち負けなんかじゃないが
決着のつけようのない問題だ
その思いを少しは分けてほしいと
思うくらいだけど それでも俺は二番でいい
この先ずっと二番でいい
そんな彼女も好きだから
この先ずっと二番でいい
子供が出来ても二番がいい
星空のうた
悲しい目をして遠くを見ているあなた
そこには何か見えるのかい
愛を探しているのなら近くを見てごらん
ほら あなたの傍にも愛がある
風船
子供の頃もらった赤い風船
空高く飛んでいった
軽い風船が 現実の重さを告げるように
もう持つ事のないであろう その風船を
次は僕の子供たちに
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