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揺れる存在・時の十字架
しおりを挟む揺れる存在
赤い現実の涙
淡い幻想の中で救いの手を求めてもあなたの手をつかめない
ここが現実か幻想かわからない
僕のこの手は現実
すくう事もつかむ事もこの手はできる
救いの手はこの手だったんだね
僕はここにいるんだね
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時の十字架
時に悲しき十字架もこの背中には重さが足りない
人としての感情も罪悪感が影を差す
時に空しき十字架も釘刺す手にも痛みが足りない
人としての優しさも寂寥感の身に染みるこの気持ちも
経験としてまた時が流れるのなら
いつか心に十字架を
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