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保険レディ
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《終末がやって来ーーーるっ!!》
《ラジオをお聴きの皆さんご機嫌よう。この放送は、宇宙生命保険機構の提供でお送りいたします》
《~♪♪♪》
《宇宙侵略者の地球襲来20周年! 反政府軍との戦いは年々激化し、一般市民の皆様におかれましては危険と隣り合わせの毎日をお過ごしでしょう。いえもしかすると、とっくに未来への希望を無くされているかも。心中お察しいたします》
《——さて、ラジオ愛聴者の皆さんは言わずもがな、“終末”をご存知ですね? そう。SNSでエイリアン公式アカウントが予告したことで話題となった、地球人絶滅作戦です》
《宇宙技術の粋を集めた、地球人のみを絶滅させる究極兵器。妨害対策のため作戦の詳細は謎に包まれておりますが、あのエイリアン達にできぬことなどないということを、この20年で我々は嫌と言うほど痛感しておりますね。今では戦争に消極的なエイリアンですが、その気になればいつでも地球人を倒し、地球を侵略できるぞという警告なのでしょうか……》
《しかし! そんなエイリアンが地球人のために、来る終末に備えた救済措置を用意していることをご存知ですか?》
《その制度こそが、世界中で話題の”終末保険”制度です!》
《契約条件をクリアされたお客様だけが加入可能。メイドイン宇宙の安全な冷凍睡眠カプセルの中で、痛みも老化もなく、終末を安全にやり過ごせます。終末が過ぎた後、エイリアンが治める平和な地球で、新たな人生をスタートさせてみませんか?》
《お問い合わせは、衛星通信フリーナンバーXXX……。イケてる保険レディがあなたの元へご案内に参ります!》
《素敵な“アフター終末ライフ”をあなたに♪》
《——この放送は、宇宙生命保険機構の提供でお送りしました》
運転中、この甲高い声のCMを聴いたのはおよそ1,000回目だ。延々と流れるそれを耳障りに感じ、リンはとうとう車内ラジオをオフにした。
見渡す限り岩場だらけの荒野の中を、1台のバギー車が一定の速度で南下していく。
軍隊に採用されている重装甲モデルのバギーだが、民間の手によって改造されているのか、ボディの両側面には一際目立つ真っ赤なロゴマークがプリントされている。「宇宙生命保険機構」というロゴだ。
バギーを運転しているのは、ブラックスーツを着た小柄な女性・リン。童顔を誤魔化すために施した化粧も、今は疲労のために崩れ気味である。
悪路の溝にタイヤが取られ、車体が大きく傾くのに従って、リンもバランスを崩した。
「ああもうっ」
思わず悪態をついてしまう。
咳払いをして取り繕っても、助手席に座るもうひとりには、しっかりと聞かれてしまった後だ。
「どしたのリンちゃん。運転代わろうか」
リンのことを眺めていた助手席の女性が、なぜか嬉しそうにたずねた。
スーパーモデルさながらの美貌とオーラを持つ女性だ。艶やかな黒髪と、ブラックスーツを完璧に着こなす肉感がまぶしい。長身の彼女にはバギー車内は窮屈らしく、長い脚をダッシュボードに乗せてなんとか収まっている。
運転手を務めるリンは、ダッシュボードの上で主張する美脚を恨めしげに睨んだ。
「結構です。この車はダダに合うサイズじゃないので。私の仕事を取らないでもらえますか」
ダダという変わった名は、助手席の美女のことらしい。
「遠慮しないで。私も暇してるしさ。ここ数日間狭い座席に収まってるから脚が浮腫むんだよね。景色だって、殺風景な荒野が続くだけだし」
「この街道をあと半日も走れば目的地に着きます。我慢してください」
「……どんどんご機嫌斜めになっていく君の相手をするほうの身にもなってよ。私は、可愛いリンちゃんと楽しくお喋りがしたいな」
「そんなに暇なら、今のうちに依頼書の最終確認を済ませておいてくれますか? 私はとっくに確認済みなので!」
リンは、ダダの脚を鬱陶しそうに押し上げて、その下のグローブボックスに手を伸ばす。車両証明書、取扱説明書、資産運用のカタログ、グラビア雑誌なんかを押しのけて取り出したのは、使い込まれた赤いバインダーだ。辞書が作れそうなほど厚い書類の束が挟みこまれているが、1枚目にレジュメが用意されているため、最低限それに目を通せばいい。
「そんな細かい字読めないよう。リンちゃんが教えて」
ダダのわざとらしく甘えた声に、リンは面倒くさそうに溜め息を吐く。
「これから私達が向かうのは、N地区にある一般住民のお宅です。以前うちの商品についての問い合わせがあり、前向きに検討されているそうなので、ほぼ確実に契約が取れるでしょう」
「なんだ。楽な仕事だね。うちの商品の良さを知れば、皆喉から手が出るほど欲しくなるんだよ」
ダダは読む気もないレジュメをペラリとめくる。2枚目からは、ふたりの取り扱う保険商品の紹介チラシが始まった。
「“終末保険”。近い未来やって来る、地球人絶滅作戦をやり過ごすための唯一の救済措置だ。今時こんなに太っ腹な保険はないんだよ、リンちゃん」
リンは何も言わず、進行方向を睨んでいる。
ふたりは訪問型保険営業。旧世界の俗語でいうところの、保険レディという職業である。
ダダは資料から目を離し、助手席側の窓の外を眺める。それとほぼ同時に、西の遥か遠くの空が一瞬、真っ白な光に包まれた。
数秒遅れて爆発音と、衝撃波がバギーを襲う。車体がまた少し傾いたが、リンは今度はハンドルを制御しきって見せた。
「始まったみたいだ。リンはこっち見ない方がいい。あれはR地区のあたりかな」
ダダが注意を促す。
リンは横目で窓の外を確認する。
灰色に染まった空に、黒い羽虫のようなものが飛び交っている。羽虫達は光の粒を無数に飛ばし、何かを攻撃している。しかし数秒後には、空を覆う厚い雲の向こうから放たれた赤い光線に撫でられ、羽虫は次々と爆発した。
「……反政府軍の戦闘飛行機の交戦じゃないですか。あんなもの珍しくもない」
「どしたのリンちゃん。怒ってる?」
「どうもしないし、怒ってもいません」
戦闘機をほぼ全機撃墜した光線の発生源は、厚い雲に覆い隠されて見えない。しかし姿が見えなくても、リンとダダはその実態をよく知っていた。
「可哀想だけど、あれ見てると安心するんだよね。侵略者の地球襲来から20年。地球人の人口は減少の一途をたどり、エイリアンはじわじわと侵略範囲を拡げている。地球人がいくら抵抗しても、エイリアンには勝てないことがこれで証明されるだろ。終末保険の有用性の証明にもなる」
「わざわざ見なくても分かりきってるじゃないですか。現代の武器をいくら積んでもエイリアンには勝てないという研究結果も出ています」
「そもそもの技術力が違いすぎるんだ。世界各国の政府が正式にエイリアンの要求を飲んだのに、それに反発する反政府軍は20年間変わらず防衛戦を続けてる。ほんと、不毛だよね」
ダダが長い腕を伸ばし、車内ラジオをつける。
思った通り、たった今R地区で繰り広げられている戦争についての緊急速報が流れていた。
《臨時ニュースです。R地区上空にエイリアンの母艦の反応を探知した反政府軍が、戦闘を開始しました。R地区住民の皆さんはただちに避難してください。戦況は、エイリアンの優勢です》
「反政府軍連中は分かってないんだ。旧文明の武器でいくら抵抗しても結局、生身では宇宙にすら出られない、か弱い生き物だ。上位者に勝てるだなんて夢を見すぎ」
エイリアン贔屓の言葉を口にするダダに対して、リンは短い溜め息を吐いた。
「ダダ個人の考えだから尊重しますけど、間違っても商談の席で言わないでくださいね。そんな煽るようなこと」
遥か遠くで爆撃の音が重なり合う。
死と隣り合わせの世界を走りながら、リンは言った。
「終末、早く始まるといいですね」
その呟きに対してダダは、窓の外を眺めながら返した。
「リンちゃんが望むなら、きっと近い未来に始まると思うよ」
《ラジオをお聴きの皆さんご機嫌よう。この放送は、宇宙生命保険機構の提供でお送りいたします》
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《——さて、ラジオ愛聴者の皆さんは言わずもがな、“終末”をご存知ですね? そう。SNSでエイリアン公式アカウントが予告したことで話題となった、地球人絶滅作戦です》
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《しかし! そんなエイリアンが地球人のために、来る終末に備えた救済措置を用意していることをご存知ですか?》
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思った通り、たった今R地区で繰り広げられている戦争についての緊急速報が流れていた。
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エイリアン贔屓の言葉を口にするダダに対して、リンは短い溜め息を吐いた。
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遥か遠くで爆撃の音が重なり合う。
死と隣り合わせの世界を走りながら、リンは言った。
「終末、早く始まるといいですね」
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