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壱、
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パラサイト、まず そっちょくな感想から申し上げさせて戴きますと、傑作でありました!名作でありました!大変おいしゅういただきました!金持ちの道楽と半地下のリアル;対比、皮肉が利いていて良かったですね。あと、何をして儲けているのか?判らない胡散臭い連中の生態をよく捉えていてそれも白眉です。本当にあーゆーもんなのか?実際に接したことがないので私には判りませんが、あんな感じのイメージあります。薄っぺらい。中身のない。実のない。虚飾にまみれて。嘘ばっかりの世界。ブニュエルの皆殺しの天使に出て来るブルジョアもあんな感じで空虚な存在でした。また、(パラサイト家族の)父親が最後まで臭いに対して異様に固執する描写もなんか興味深かったです。メッセージはあるようでないよーな?現実なんてこんなもんでっしゃろ?と、監督が肯定も否定もせずに我々に突きつけ、机上にDOOOOOM!!!!!と乱暴に置いたような?なんかそんな印象を受けました。はい。そんで、「映画関係者(特にハリウッド)、こーゆーの好きでっしゃろ?」と。その術中にまんまとアカデミー会員がハメられたみたいな?あ、で、ストーリーなんですが、序盤過ぎての中盤、「テーブルの下に隠したゴミに 家主、まったく気づかへんのかいな?」と、疑問に思っていましたが、それもパーティーでの惨劇、事件化によるK察介入で解消したと思われ…。カテキョティーチャーの男の子が襲われ床に拡がる血ダマリと割れた瓶から流れる高級酒(?)が混じり合うSC.EN.Eもなんだか妙に抽象絵画みたいで美しく、何かを象徴してそうだな?と思いました。またあと、そのカテキョの男の子がライン?メール?で、「キミのすぐそばにいるよ?」と云うメッセージを教え子の女の子に送信したのは心的距離感を伝えたのではないかと…?ってな感じでジュノ脚本を擁護しつつもしかし、侵攻側(底辺軍。つまり、パラサイト家族側)の 行動原理は、D.I.R.E.C.T. 儒教?家族の絆、及び その在り方については、かなり疑問符、 笑いに関しても、なかなかお上品な私としては、理解に苦しむところでありましたが(笑)、サンゲリア惨劇館なパーティーS.C.E.N.E.については、金持ちの方からしたらまったく意味が判らない、「…え?なんで?ってか、こいつ誰?」のままに死を迎え不条理、むちゃくちゃやがな?と、観客に思わせる急な展開、グルーヴ感を感じました。爽快感はありませんが、汗。結局、事件がおおやけになり大々的に報道されるものの、詳細は明らかにされず全容が解明されないとゆーのも面白いと思いました。総ての真相を知っているのは半地下家族だけってゆーのは、わたくし的には憎い演出であります。シャイなアンチクショー!であります。パラサイト息子が後遺症でへらへら笑うだけになるのも(後に治癒?)面白いギミックですね。あと、これ、証拠がないから証明できないのが大変 狂おしいのですが、また、後出しじゃんけんで申し訳ないのですが、「子役がモールス信号を理解するのがよう判らん!なんか伏線あるんか?」と、思いながら観ていたら、「やっぱりあるんか!」と、ちゃんと回収していることに戦慄、でも、「偶々、(パラサイト家族 →)息子が見に行ったら、ボーイスカウト出身で、モールス信号を理解するとゆーのは、流石に少し厳しくない?」、とか思ったりしながら(妄想説アリ)、ラスト、父親と感動の再会をするS.CE.NEを観て、「…いやいや、もっと別の方法あるやろ?ってか、ここは絶対、映画のエンディングとしては、『…そのときはあなた(父親)を必ず迎えに行きます…』と云うような感じで手紙を書き終え、実際に息子が実業家(事業者)として成功するか?しないか?は、観客の想像にお任せ致しますパターンのエンディングやろ?」と、思っていたら、本当にそうなって、ポンジュノ監督、やってくれたぜ!と、心内で思わずガッツポーズ、打ち震えました、汗。あまりに面白かったので、ついつい、少々 昂奮気味に送信してしまいました。すみません!安部公房の闖入者みたいな先入観イメージだったんですが、まったく違うもので、いい意味で期待を裏切られ、絶対に在り得ない設定(悪臭だけではなく、立ち居振る舞いから所作言動仕草、及び 雰囲気から何からあと服装に至るまで、金持ちを完全には騙せんやろ?成り上がりの人間観察眼ナメんなよ?とか、思ったりなんかしちゃったりしましたが、汗)、物語の神は細部に宿るで細かいとこを執拗に攻められ脳天をノックダウンパレス♪やられました、笑。あと、学歴や経歴とかで判断しないで信頼の置ける人の紹介でカテキョだのを雇っといてコロッと騙されるのも面白いですね。なんか観ながら、こら、日本映画、勝てませんわ?あきまへんわ?思った次第であります。ジャニだのアキバだの青春ラブコメだのに現を抜かしている間に、枠、持ってかれた感じです。最初、演技が多少大袈裟かな?と、思ったんですが、それを意識させず撥ね退けるくらいのジェットコースター展開(ドタバタ風味)で、建築マニアとしては金持ちの豪邸がやばいです。ミースファンデルローエ ガチ勢からしたら、全然ちゃうがな?言われるかもですが、なんかそんな感じ。そして、カメラワーク、アングル、画角?もマジでやばいし、脚本がやっぱり、一番やばいですね。(全部、いい意味で)冒頭、「身体は嘘を吐かない!」 & 「人生、勢いに任せろ!」と云う科白が声高に叫ばれ、象徴的に描かれるんやろなー?と、思ったんですが、まぁ、あながち間違ってはいなかったかと。それとあと、私の中の韓流アイドルブームは少女時代、一発目デビューアルバムのその一番最初のリードナンバーである一番搾り 少女汁が迸り滴る一曲目、その名もガールズジェネレーションとゆー、少女時代が唄うガールズジェネレーション?ってそれどーゆーこと?(私の知り得る限り、L.L.Brothersのテーマ以来)ってな楽曲に始まり、この楽曲に終わりました、笑。しかし、厳密に言えば、実はYoujeenとゆー、LUNASEAの、確か、スギゾーがプロデュースした韓流の女ロッカーは好きでした。BOAちゃんはあんまり別にであり、好きでも嫌いでもなかったです。そして、わたくしの中で韓流映画ブームは、このパラサイトに始まり、もしかしたらパラサイトに終わるのかも知れませんが(殺人の追憶は観ましたが、ダメでしたッ)、何れにしろ、教えて戴き、誠にありがとうございました!これまで韓国映画、糞襤褸モッズコートみたいな汚い格好をしたおっさんが土砂降りの中、歓楽街の裏道でうおー!と叫びながら号泣しているイメージしかなかったんですがそれが見事、完全に払拭されました!と 言えば嘘になる終盤、やっぱり、土砂降りの雨を降らすんやな!?とは、思いました、汗(´・ω・`)
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