戦闘開始'N【仮題】

クリスティーナ破れカブレラ

文字の大きさ
1 / 1

壱、

しおりを挟む


俺のうちのMyマンションがバリゲード封鎖された訳ではないのだけれども、外壁をシールドによって完全武装された仕様にいつの間にかなっていて、しかも、隣のうちの玄関は玄関ドアーが鋼鉄の扉を新たに設置して二重扉になっていてシェルター計画?開戦前夜か?狭い廊下を横向きになって這いながら外へ出ると、果たして、其処はブロック塀の上で、正午の報せと、夕方五時に夕焼け小焼けのメロディが流れる、各町内に必ず設置されているスピーカーからは、何の理由も提示せずに、ただただ自宅で待機していてくださいという内容の放送が流れていた。俺は、そんなこと歯牙にも掛けず気にも留めずに、ケータイを弄くりながら呑気に俺とおなじく壁にしがみつきブロック塀の上で立ち止まっている、おそらくたぶんおんなじマンションの住民であるとおぼしきおばさんに「…果たして、一体、世の中はどーなってるんでしょうねえ?」と、話し掛けようか?話し掛けまいか?考えあぐねながらも、ここで話し掛けたら百年目!これからどっかで逢うたんびことあるごとにそこかしこで挨拶を取り交わしたりなんかしなくちゃならないことにそんなことになったら近所の世間体に縛りつけられ浮き世はガンジガラメ地獄、わてほんまによいわんわ天国でんがなまんがなかいたろか?ほんましんぼうたまらんですたい状態、何処に行っても誰とも逢わず誰も知らぬ存ぜぬアテチュードつらぬきいつでもどこでもちからいっぱい俺はなにも知らないと叫びたい主義であり、誰も俺のことなど知らない知りたくもない知る由もない、俺も誰も知らない知りたくもない知る術もない。何を何処でしようと知りびととおらず訊ねびとの数、計り知れずしかし常に我関せず誰彼知らず詠み人知らずの世間知らずの状態をキープオンロッケンローして 自由を失わずに我を見失い孤独な青春を横臥しなから謳歌していたいから、そして、自分遺伝子を純粋培養させながら自分Systemを作動させたいから、 それに況してや未来の俺にももももも申し訳Niiiiiiight!(※ ギルガメッシュ、ナナナァアアアアアイト!!!!!)であるからして、そのまんま、なんとか外に這い出ようとするのだけれども、そうは問屋が卸さない烏賊の金玉、蛸が引っ張る。スマフォを弄くり、チャールズマンソンのアイコラを制作していると、ブロック塀の下では地獄から帰還したモノホンのチャールズマンソンが超次元的に復活していて 悪魔のいけにえスタンバイオッケー!しかも、ドラゴンボールZなんとかバトルみたいに縦横無尽にそこら中の上空を優雅に無重力ダンシング、舞い躍りまくっている。     のえじきになるのは時間の問題で、ここで下手に動くとあぶないあぶない...(福田和子風..)そして、片足に違和感を感じ、ふと、奈落に目をやると、フィリピーナのおばさんがブロック塀の下から、自らをカンダタになぞられているのか?知らんが、俺の片足を蜘蛛の糸のようにして揖保の糸ではないようにしてしがみつきながら上へ上がって来ようとしているものだから、俺はその足を四方八方にぶらぶらさせてそれをあわてて振り解いた。外に出るのを諦めて俺はおとなしくマンションの内部空間へ引き返すのだけれども、そうすると、地階フロアーは体育館のようになっていてゴミだらけ。片隅では、夜鬱婆が夜鬱部チャンネルの録音をしていてこちらに背を向けて半車座になっていた。そんでもって、こちらを急に振り向いたそのなかのひとりの男から、持ち前の慇懃無礼さで、「…なんだこいつ!?」といきなり吐かれる。俺は、なるべく音を立てないように録音の邪魔をしないように抜き足差し足忍び足で近づき腰を屈めてウィスパーヴォイス耳打ちをして、「このフロアー掃除してもい・い・で・す・か?」と、小声で訊くと、「はい、いいですよ…!」と、おなじく小声で呟かれ、竹箒ではなく、日本家屋に昔からある古き善き懐かしき昔ながらの座敷箒で掃除し始める。 本当にこの方法で正しかったのだろうか? 考えあぐねながら掃除をしていると、外ではサイレントがけたたたたたたたたましく鳴り響いている。戦争が本当に始まったのだろうか…?







しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

【短編集】こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

離婚すると夫に告げる

tartan321
恋愛
タイトル通りです

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

姉の引き立て役の私は

ぴぴみ
恋愛
 アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。 「どうしたら、お姉様のようになれるの?」 「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」  姉は優しい。でもあるとき気づいて─

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...