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壱、
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その名を朝太郎といい、馬車引き?バカ引き?(与太郎か…?)酒と喧嘩と博打が三度の飯より好きな暴れん坊、酒をかっ喰らい泥酔しながら馬に股がり大暴走、祭りで賑わう往来にフルスピード(ゴッドスピードユー、ファックユー!)で突っ込むもののそんなこと歯牙にも掛けず道のド真ん中に落ち着き払いながら花魁が静かに佇み立ちはだかり行く手を阻み、乗りこなしてしていた筈の馬から叛旗を翻され、急なハプニングに対応しきれず悲鳴をあげながら大きくノケゾり宙に美しい弧を描いて盛大にウィリー、あえなく落馬した朝太郎、落ちた拍子に酒瓶をかち割り花魁に呂律の廻らない舌で訳の判らぬ文言の “罵倒 ”をするものの花魁様は “エリカ ”様よろしく顔色表情ひとつ変えずに「別に…?」とでも言わんばかりに言わんのバカ仁王立ちStyle,傍らに偶然、汲み置きして在った桶から(江戸の火消し対策か?)水をおもいっきり顔面めがけぶっ掛けられて引っ被り、公衆の面前でずぶ濡れになり濡れねずみのどぶねずみ男朝太郎、武士、鰹、大名小路、広小路、生鰯、茶店、紫、火消し、錦絵、火事に喧嘩に中ッ腹、伊勢屋、稲荷に犬の糞が大好きな江戸ッ子の大衆からシンクロナイズドAZAKERIング、ATTACKED ME GERAGERA笑いに急襲され、しかも、そのとき花魁は?というと、そのような乱暴な仕草にもかかわらず息ひとつ上げず「お怪我はありませんてしたか?お酒も度を過ごしては体に毒ですよ?くれぐれもご用心なさいましな?ほどほどにね?」と、なんて素敵なクールビューティ!いやはやにんともかんともファムファタール!なかなかどーして小町娘!そして、踵を返して悪霊だったのか?そのまんま退散。すると、朝太郎、急に覚醒したかの如く急に立ち上がり天を仰いで超絶叫の咆哮「…ありゃァいい女だァあああああ?????」櫓の麓にしつらえて在った祭り太鼓に飛びついて狂ったように打ち鳴らし、それをまた江戸っ子たちが大声でからかいながらも陽気に囃し立てまくる、← このフローマジで最高だな?大江戸捜査網、ばんざーーーーい!!!!!
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