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壱、
しおりを挟むみひろが片乳出しながら歩いて自分で自分の破廉恥行為に受けている乱痴気ストリート。俺は、猫屋敷と云う名のファッションビルディング、その外階段から二階の入り口へ這入ろうとしているのだけれども、傍らにはアパレル関係のモデル仲間がいて全員;女。そんなオッシャレーな雰囲気、場所は裏原っぽいのだけれども、それをブチ壊すべく、およねこふうにゃんテロリズム、なんじゃもんじゃがどんなもんじゃでありゃりゃこりゃりゃのほんわかぱっぱほんわかぱっぱな浮世離れグルーヴのテロリスト、どんなもんだいの突然クリアランスなDOMESTIC D.O.G.M.A. ,どんな解体ショーにも耐えうる DEADLY D.E.A.D. な魂のトライヴがこの世のカルマの如く顕在していて、心もようを唄っていた頃の井上陽水のようなルックスの足拭きマットレス人間が、四ツン這いに外階段の昇降口、時計仕掛けの人間テーブルの如く存在していて、「ボクを踏んで下しゃ~い!」と、Mッ気を剥き出しに哀れみを乞うようにしてスタンバッているのだけれども、井上陽水ではなく、あくまでも、井上陽水「っぽい」足拭きマットレス人間であった。しかし、勿論、みんなフル鬼シカト。無粋な計らい 総て無視、無意味な語らいノーセンキューの精神で、それに従って安易に踏みつけでもしたらそれこそ向こうの思う壺、それをみんなしっかり熟知しているようで、モデル連中みんなそいつを避けて階段を無表情で昇り始めオレもその後に続いた。ビルディング入口のドアー前に段差を降り立つと、全面ガラス張りでインテリアはポップアート調と云うかキースヘリングとかウォーホール、バスキアとかまではいかないがそんな系が好きな感じ、全面、青を基調としたN.Y.のアトリエみたいな雰囲気。(知らんけど…)俺は、N.A.Z.E.D.A.K.A. オーナーらしきおっさんにI.K.I.N.A.R.I.気に入られて(突然マッチョマン)、アイコンタクトから、G.A.C.H.Iのダイレクト意思疎通FACE To FACEで本題に一点突破、強行突入されたような違和感を懐に不意に憶えながら(超絶倫人べラボーマン)、心内はメンマ切っての大騒ぎ、ボ、ボ、ボ、ボ、ボクを生んでください!と、思わず心のなかで叫んだ。簡単な説明を受けてから軽くあたりさわりのないカンヴァセーション(千本ノック アソシエーション)を交わしてから、暫くまた少し話し込み、そして、何か質問はないか?と、質疑応答の時間を設けられ、脳天直下エデュケーション。…はい、インテリアとか興味あるんで、アイデアを盗めるだけ盗んで、自分の可能な範囲で、出来る限りの再現をしたいと思ってます自宅で。あ、あと、これは、わざとですか?と、無造作に置かれ床上で蜷局を巻いているなにかの家電の電源コード(縄加工してある)について、俺は独自の美学を披瀝。これは、私だったらもっと絵になると云うか?サマになると云うか?ちゃんと綺麗に並べ、しかし、不自然な感じ、偏執的に手入れを施して細かいところまで気を配ってますよ!みたいな感じを極力出さないようにして自然な感じで床に放ちます。と、講釈を一通り垂れるとオーナーは読み取り難い微妙な表情。あの、あと、トイレが隅っこに設置されてなくて、中央に位置してるんですね?珍しいと思います。と、意表を突かれた部分を指摘。そのトイレは使用中になると、暗闇の中、澄んだ小川の畔で鈍く光り輝く蛍のように、そして、常夜灯レベルの光度でもって桃色に鈍く、フロアの中央で鎮座ましましていた(D.O.P.E.N.E.S.S.)。あと、あの、あすこで立ちながら電話しているひともサマになっていますね!そう指差し、その先には有吉ジャポンに出ている御茶ノ水博士みたいなGAだかの編集長(GAは建築情報誌か)他には、明らか展示する為用、選定者の本来の趣味嗜好と掛け離れているのか?いないのか?判然としない如何にもなラインナップの洒落乙ブックス(洋書多し、要所要所に洋書)が、壁に設けられた空中棚の上に表紙をこちら側に向けたり、敢えて裏表紙にしたり、はたまた外しテクでこちらに背(表紙)を向けたりしながら収められていて魅せの収納、それを洒落乙なひとびとが物色しているのが見えた。一通り話し、こちらも訊きたいことは総て訊けたので満足してオーナーと別れ、外階段とは反対側に設置された屋内の階段室へ行くと、お屋敷洋館の中央にあるような大階段で、どっかのローマだかのプリンセスが休日以外の日に正装で降りて来そうオードリックでヘプバーニングな感じ、手すりとか壁も大理石製っぽいし絢爛豪奢な造りで思わず固唾を飲み込み息を殺して佇みながらデカダンス。その階段室附近に常設されたレファレンスエリア、LAGWAGONのアルバム「 Lets Talk About Feelings 」のジャケットみたいなおばはんに近づくと感情についての議論なんて儚きものはめでたく為されず、日本語ですか?英語ですか?と 日本語で訊かれ、俺は、日本語です!と答え、撮影をしてもいいか?許可を得ようとしたらば土曜日のみ撮影していいと聴かされ意気消沈ノ介、おとなしく諦めたのだけれども、レファレンスのエリアに隣接されたくつろぎスペースには、泰造とホリケンがいてなぐちゃんオラズ半熔解のネプチューン。後ろからは、「タモさんじゃないスかァ!?お久しぶりです~!」威勢のいいよく通る、そして、聴き憶えがあり馴染みのあるツヨポン(新しい地図)の声がして、そんな笑っていいともR.E.P.L.A.Y.再現生放送@脳内上映会を後にしてU字型カーブになっている階段を降りてゆくと、最下段が円筒形のクッションになっていて、危うく踏み外し転倒しそうになるのをグッと堪えて体勢を建て直しなんとか降りきる。一階はショウルーム?小物雑貨の。優香が友人らしき連れと来ていて、オレを見つけるなり何故かギョッとしたような表情。芸能人御用達、不惑の晩餐会 俺は、こんなに面白い建物があるんなら、東京、どっかに一晩だけ泊まってひとり建物探訪(渡辺篤史もひとりだが)を決行したい気分になり意気昂揚、都内在住すらしたくなる気分、夢のような夢の中の建築物に魅了され建築ジャンキーが感極まりガンギマリ状態、陶酔の果てに我を見失い我が身を滅しているとしかし、ふと、我に返り気づくと、俺と一緒にいたデルモのファッション連中は俺を華麗に巻いてどっかに消えていて俺はひとりはぐれ イメージ 純情派、別行動する孤独なひとりぼっちゃんになっていたもよう心もよう、薄紅が吹き荒ぶ最前線、寂廖と寂寞 が身を切り裂きJ.A.C.K. レイプ ☆ ミー!
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