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4章 中等部後期~高等部~
4-41 ゆらりゆらりと揺れ動きつつ
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「…‥‥ミルクセーキだけど、この賞品だけでも参加する人多くないかな?」
「キュルル、そんなに皆、お腹空いたのかなー?」
いや、それ違う‥‥‥とも言いきれないような、真剣たる面々の表情を見て僕は突っ込むのをやめておく。
本日は牧場の余る資源を活用して、特別な大食い大会を領内限定で開催してみたのだが、参加者が想定以上に多く、その熱気に少しだけ引いていた。
鮮度や衛生面を考え、本日即座に作るハクロの手料理を優勝賞品にして見たのだが…‥‥それでもまさか、領民のほとんどが参加するとは驚かされる。
というかどう見ても、うちの領民じゃない人達も混ざっていないだろうか?うん、明かになんか違う人たちがいるけど、ファンクラブだとかそういう人たちなのかもしれない。
まぁ、念のために余裕をもって用意をしていたのだが‥‥出場制限をかけなければ結構不味かったかもしれない。食欲がすごいのか、ハクロの手料理を求めたいのか、その熱意には感嘆を覚えてしまう。
ギラギラした目で用意された賞品に目を向けつつ、各々が食器をもっているだけなのに、まるで騎士がドラゴンに挑むがごとくの気迫を放っている。
「制限もかけているのに、これだけの数の人数が出場するようですが…‥‥本当に挑む気でしょうか?一応、途中で撃沈したら料金も支払ってもらうというシステムなんですが‥‥‥」
提案しつつ使用人や領民の代表の人達と議論し合い、しっかりと定めたルール。
そこまで金をとることは無いような気がしたが、念のために用意しておいた方がいいという意見に押されて用意した。その事を考慮しているのかと疑問に思い、雇った司会が出場者たちに聞いてみると‥‥‥
「ああ、悔いはない。絶対に狙って見せるからな」
「完食を目指し、そして賞品を手に入れるのだ」
「この時を予想して、既に数カ月にも及ぶ断食をしていたのだが、今が食欲を解放する時だ‥‥‥!!」
うん、用意して良かったかもしれない。というか予想している人辺りは偶然だと思いたい。
「それじゃ、位置について、よーいドン!!」
パパン!
「「「「「うだるぞぬっしゃぁぁああああああああ!!」
とにもかくにも、大食い大会の開催の合図としてハクロが魔法で空中に小さな爆発を起こしたのと同時に、一斉に全員が食欲を爆発させて意味不明な気合いの雄たけびを上げて料理に食らいつく。
「「「「「うぉおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」
「うまいうまいうまい!!金を支払ってもこれはいいぞぉぉぉ!!」
「食え喰え貪れ!!全力で飲み込んでしまえぇぇ!!」
「ああもう、これでしばらく何も食べなくてもいいかもしれん!!」
「ぶひぃっと唸りたいが、そんな暇あれば食う!!」
「うごごごごご、全てが飲み物であり、固形物であり、食らいつくすぅぅ!!」
「キュル、熱意で、アイスも溶けている!これ、食べやすくしている作戦なの!?」
「いや、偶然だと思う」
色々と白熱させつつ、見る見るうちに消費させていく参加者たち。
気迫が少々熱すぎて用意していた品々に影響が出かねないので少し離れた位置に置き直しつつ、使用人たちが次々に空になる皿を運び、新しい料理を忙しく運び入れる。
「ひぇぇぇ!!想像以上にスピードが凄まじい!」
「奥方の手料理が、そこまで熱意を高めるのか!!」
「分かっているが、実際に見ると凄まじすぎるぅぅ!!」
あまりの忙しさに悲鳴を上げている様子を見て、あとでボーナスでも渡すべきかと思ってしまう。
とにもかくにも、たった一日開催の領内限定大食い大会ではあったが…‥‥一日かけてもいいように用意していた品々はブラックホールに吸い込まれるがごとく消費されまくり、たった3時間ですべてを終えてしまうのであった…‥‥
…‥‥優勝者、無しで。
「…‥‥全員、お腹パンパン。風船みたいで、ちょっと怖いかも」
「むしろ何故、ここまで食らいつくして優勝賞品がミルクセーキでも良かったのか‥‥‥」
「「「「「い、いや‥‥‥別腹だから、問題はない!!」」」」」
あかん、これ本気で駄目な奴かもしれんやつや。
思わずえせ関西弁のようなものが出てしまったが、ハクロの手料理に何か魔性の魅力でもあるのかと思うほど、出場者たちの熱意に恐怖を覚えてしまうのであった‥‥‥‥
「キュルル、そんなに皆、お腹空いたのかなー?」
いや、それ違う‥‥‥とも言いきれないような、真剣たる面々の表情を見て僕は突っ込むのをやめておく。
本日は牧場の余る資源を活用して、特別な大食い大会を領内限定で開催してみたのだが、参加者が想定以上に多く、その熱気に少しだけ引いていた。
鮮度や衛生面を考え、本日即座に作るハクロの手料理を優勝賞品にして見たのだが…‥‥それでもまさか、領民のほとんどが参加するとは驚かされる。
というかどう見ても、うちの領民じゃない人達も混ざっていないだろうか?うん、明かになんか違う人たちがいるけど、ファンクラブだとかそういう人たちなのかもしれない。
まぁ、念のために余裕をもって用意をしていたのだが‥‥出場制限をかけなければ結構不味かったかもしれない。食欲がすごいのか、ハクロの手料理を求めたいのか、その熱意には感嘆を覚えてしまう。
ギラギラした目で用意された賞品に目を向けつつ、各々が食器をもっているだけなのに、まるで騎士がドラゴンに挑むがごとくの気迫を放っている。
「制限もかけているのに、これだけの数の人数が出場するようですが…‥‥本当に挑む気でしょうか?一応、途中で撃沈したら料金も支払ってもらうというシステムなんですが‥‥‥」
提案しつつ使用人や領民の代表の人達と議論し合い、しっかりと定めたルール。
そこまで金をとることは無いような気がしたが、念のために用意しておいた方がいいという意見に押されて用意した。その事を考慮しているのかと疑問に思い、雇った司会が出場者たちに聞いてみると‥‥‥
「ああ、悔いはない。絶対に狙って見せるからな」
「完食を目指し、そして賞品を手に入れるのだ」
「この時を予想して、既に数カ月にも及ぶ断食をしていたのだが、今が食欲を解放する時だ‥‥‥!!」
うん、用意して良かったかもしれない。というか予想している人辺りは偶然だと思いたい。
「それじゃ、位置について、よーいドン!!」
パパン!
「「「「「うだるぞぬっしゃぁぁああああああああ!!」
とにもかくにも、大食い大会の開催の合図としてハクロが魔法で空中に小さな爆発を起こしたのと同時に、一斉に全員が食欲を爆発させて意味不明な気合いの雄たけびを上げて料理に食らいつく。
「「「「「うぉおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」
「うまいうまいうまい!!金を支払ってもこれはいいぞぉぉぉ!!」
「食え喰え貪れ!!全力で飲み込んでしまえぇぇ!!」
「ああもう、これでしばらく何も食べなくてもいいかもしれん!!」
「ぶひぃっと唸りたいが、そんな暇あれば食う!!」
「うごごごごご、全てが飲み物であり、固形物であり、食らいつくすぅぅ!!」
「キュル、熱意で、アイスも溶けている!これ、食べやすくしている作戦なの!?」
「いや、偶然だと思う」
色々と白熱させつつ、見る見るうちに消費させていく参加者たち。
気迫が少々熱すぎて用意していた品々に影響が出かねないので少し離れた位置に置き直しつつ、使用人たちが次々に空になる皿を運び、新しい料理を忙しく運び入れる。
「ひぇぇぇ!!想像以上にスピードが凄まじい!」
「奥方の手料理が、そこまで熱意を高めるのか!!」
「分かっているが、実際に見ると凄まじすぎるぅぅ!!」
あまりの忙しさに悲鳴を上げている様子を見て、あとでボーナスでも渡すべきかと思ってしまう。
とにもかくにも、たった一日開催の領内限定大食い大会ではあったが…‥‥一日かけてもいいように用意していた品々はブラックホールに吸い込まれるがごとく消費されまくり、たった3時間ですべてを終えてしまうのであった…‥‥
…‥‥優勝者、無しで。
「…‥‥全員、お腹パンパン。風船みたいで、ちょっと怖いかも」
「むしろ何故、ここまで食らいつくして優勝賞品がミルクセーキでも良かったのか‥‥‥」
「「「「「い、いや‥‥‥別腹だから、問題はない!!」」」」」
あかん、これ本気で駄目な奴かもしれんやつや。
思わずえせ関西弁のようなものが出てしまったが、ハクロの手料理に何か魔性の魅力でもあるのかと思うほど、出場者たちの熱意に恐怖を覚えてしまうのであった‥‥‥‥
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