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5章 高等部~そして卒業まで
5-11 限界は超えるものであるらしい
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【【【ギャグゲゲエェェェェェ!!】】】
地を、空を、全てを覆いつくそうとするような異形の大群。
モンスターにしてはその造形は整っておらず、崩れているものや腐っているものなど、そこいらにいそうなアンデッドモンスターなんぞ目でもないわというような腐臭と不気味さを漂わせ、その者たちは帝都へ襲撃をかけに行く。
周囲を覆う城壁に対して体当たりを仕掛け、人の手が届かないであろう大空から襲おうとしてくる者たちによって、普通の国であればあっという間に滅亡していてもおかしくはなかっただろう。
‥‥‥だがしかし、ここはエルスタン帝国の帝都であり、先日の襲撃事件も経て色々と改造が施されて、その防御力は並大抵のモノではなくなっていた。
バチバチバチィッツ!!
【【ブギィィィィッ!?】】
空から突撃しようとしたものたちは、目に見えぬ電撃によって痺れ、弾き飛ばされる。
どんどんどんどん!!
【【ゲバァァァア!?】】
城壁から攻めようとしたものたちは、突然壁から突き出してくる杭によってふっ飛ばされ、中には貫かれるものも出ていた。
そう、帝都はただ守りに入っているのではない。守りながら攻撃も同時に行っているのだ。
守るだけでは時間の経過と共に内部の貯蓄なども無くなる籠城戦となり、地獄を見るのが分かっているからこそ、攻めに転じて相手を減らす。
だがしかし、それでもすべてを防ぎきれるわけではない。
いくつもはじいたところで次々に新しいものたちが攻め、その数の暴力を浴びせ続けるだけの話だ。
どれだけ守りを固めていても、いずれ道具は疲弊し使い物にならなくなる。
弾き飛ばしても肉壁が積み重なりゆくだけで、積み重なった屍を越え、化け物たちは迫るのみ。
‥‥‥けれども、僅かな守りの時間を稼ぐだけで十分だった。
なぜならば、その時間であっという間に彼女が用意を整えることが出来るのだから。
大きな魔法?凄まじい攻撃?いや、流石に帝都の周辺で大々的にやらかしてしまえば、後の作業が大変になるのが目に見えている。
まぁ、消し去ったところで後始末は残っているのだが‥‥‥それでも負担を減らすための手段として、地道ながらも確実な手を使う方が良いだろう。
「キュルル…‥‥見える位置で、周囲は糸で守って‥‥‥アルス、行くよ」
「やるならやればいいけど、その数は大丈夫?多くない?」
「ふふふ、私、ちょっと練習していたの。アルスを守るために、普段届かないような場所でも大丈夫なように、色々とね」
大空に翼を広げて飛翔し、下を見下ろしつつ、ハクロは手を動かす。
くいくいっと器用に指を動かし、準備が整ったことを確認し‥‥‥そして、それらが一斉に動き出す。
「今度の冬季休暇で、領内の見回りも十分に増やせるようにと思ってやってたけれども、使う機会早まった。でも、これで十分!!皆、突撃!!」
ぐいいいっと大きく手を振りかぶると同時に、化け物たちへめがけて一気に飛び掛かる大量の影が出現した。
それらは一つ一つが小さな小人のような造形が施されつつ、よく見れば細い糸でつながり合っており、まるで操り人形のようなもの。
けれどもその数は非常に多く、そして各々が糸で出来た武器を手に持ち、化け物たちへ襲い掛かっていく。
「目には目を、歯には歯を、数には数をと思ったけれども‥‥‥‥ハクロ、コレだけの大群を動かせるなんて凄いね。というか、あの短い時間でよく作り上げたよ」
「ふふふ、アルスを守るために、私も手段を増やしているの!!」
化け物たちへ襲い掛かるのは、ハクロの魔法でもなんでもなく、彼女が創り上げた小さな人形たち。
帝都の騎士や衛兵たちも戦闘に備えていたが、こちらはこちらで僕らがいない時に備えて欲しいのもあるので、体力の温存も考えて出たが…‥‥ある意味凄い光景だろう。
無数の小さな人形たちが、不気味な化け物たちを数で押し合い、そして次々に仕留めていき、埋め尽くしていく光景。
ちょっとばかり過剰な防衛手段だったかもしれないと思いつつも、大群には大群で圧倒する兵法を見せ付けられるのであった‥‥‥‥
「ところで細かく作っているこだわりは分かるけど、一部の人形たちが棒人間になっているんだけど」
「流石にネタ、ちょっときつかった。今度もうちょっと、こだわって増やしたい」
…‥‥ネタが補充されたら、まだ増やすつもりなのか。
地を、空を、全てを覆いつくそうとするような異形の大群。
モンスターにしてはその造形は整っておらず、崩れているものや腐っているものなど、そこいらにいそうなアンデッドモンスターなんぞ目でもないわというような腐臭と不気味さを漂わせ、その者たちは帝都へ襲撃をかけに行く。
周囲を覆う城壁に対して体当たりを仕掛け、人の手が届かないであろう大空から襲おうとしてくる者たちによって、普通の国であればあっという間に滅亡していてもおかしくはなかっただろう。
‥‥‥だがしかし、ここはエルスタン帝国の帝都であり、先日の襲撃事件も経て色々と改造が施されて、その防御力は並大抵のモノではなくなっていた。
バチバチバチィッツ!!
【【ブギィィィィッ!?】】
空から突撃しようとしたものたちは、目に見えぬ電撃によって痺れ、弾き飛ばされる。
どんどんどんどん!!
【【ゲバァァァア!?】】
城壁から攻めようとしたものたちは、突然壁から突き出してくる杭によってふっ飛ばされ、中には貫かれるものも出ていた。
そう、帝都はただ守りに入っているのではない。守りながら攻撃も同時に行っているのだ。
守るだけでは時間の経過と共に内部の貯蓄なども無くなる籠城戦となり、地獄を見るのが分かっているからこそ、攻めに転じて相手を減らす。
だがしかし、それでもすべてを防ぎきれるわけではない。
いくつもはじいたところで次々に新しいものたちが攻め、その数の暴力を浴びせ続けるだけの話だ。
どれだけ守りを固めていても、いずれ道具は疲弊し使い物にならなくなる。
弾き飛ばしても肉壁が積み重なりゆくだけで、積み重なった屍を越え、化け物たちは迫るのみ。
‥‥‥けれども、僅かな守りの時間を稼ぐだけで十分だった。
なぜならば、その時間であっという間に彼女が用意を整えることが出来るのだから。
大きな魔法?凄まじい攻撃?いや、流石に帝都の周辺で大々的にやらかしてしまえば、後の作業が大変になるのが目に見えている。
まぁ、消し去ったところで後始末は残っているのだが‥‥‥それでも負担を減らすための手段として、地道ながらも確実な手を使う方が良いだろう。
「キュルル…‥‥見える位置で、周囲は糸で守って‥‥‥アルス、行くよ」
「やるならやればいいけど、その数は大丈夫?多くない?」
「ふふふ、私、ちょっと練習していたの。アルスを守るために、普段届かないような場所でも大丈夫なように、色々とね」
大空に翼を広げて飛翔し、下を見下ろしつつ、ハクロは手を動かす。
くいくいっと器用に指を動かし、準備が整ったことを確認し‥‥‥そして、それらが一斉に動き出す。
「今度の冬季休暇で、領内の見回りも十分に増やせるようにと思ってやってたけれども、使う機会早まった。でも、これで十分!!皆、突撃!!」
ぐいいいっと大きく手を振りかぶると同時に、化け物たちへめがけて一気に飛び掛かる大量の影が出現した。
それらは一つ一つが小さな小人のような造形が施されつつ、よく見れば細い糸でつながり合っており、まるで操り人形のようなもの。
けれどもその数は非常に多く、そして各々が糸で出来た武器を手に持ち、化け物たちへ襲い掛かっていく。
「目には目を、歯には歯を、数には数をと思ったけれども‥‥‥‥ハクロ、コレだけの大群を動かせるなんて凄いね。というか、あの短い時間でよく作り上げたよ」
「ふふふ、アルスを守るために、私も手段を増やしているの!!」
化け物たちへ襲い掛かるのは、ハクロの魔法でもなんでもなく、彼女が創り上げた小さな人形たち。
帝都の騎士や衛兵たちも戦闘に備えていたが、こちらはこちらで僕らがいない時に備えて欲しいのもあるので、体力の温存も考えて出たが…‥‥ある意味凄い光景だろう。
無数の小さな人形たちが、不気味な化け物たちを数で押し合い、そして次々に仕留めていき、埋め尽くしていく光景。
ちょっとばかり過剰な防衛手段だったかもしれないと思いつつも、大群には大群で圧倒する兵法を見せ付けられるのであった‥‥‥‥
「ところで細かく作っているこだわりは分かるけど、一部の人形たちが棒人間になっているんだけど」
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…‥‥ネタが補充されたら、まだ増やすつもりなのか。
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