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6章 卒業、未来へ向けて
6-2 ちょっとした思い出も振り返りつつ
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‥‥‥卒業式の後に行われる、挙式ラッシュ。
そのラッシュに紛れつつ、一生に一度きりの思い出をという事で、色々と用意することはあるだろう。
「‥‥‥でも、その場を用意する前にしっかり先に、報告しないといけないかなと思っていたけれども…‥‥どうしてこうなった」
「キュル、ファンクラブ、というのにお願いして、業者関係の伝手を利用したのはいいけれど…‥」
「「これってどう見ても、やり過ぎ‥‥‥‥」」
念のために、しっかりと現地確認しようと休日を利用して、挙式を挙げる予定の式場を見に来てよかっただろう。
結婚式と言えば、教会とかのイメージがあったので大まかなベースは教会にしつつ、周囲を造園して綺麗な庭を作り上げ、挙式後は他の人達も利用できる式場や、観光スポットなどに利用する予定も確かに立てていたとはいえ、ここまでの完成度は流石に求めていなかった。
何をどうしたら、ここまで豪華になるのか。
基礎となる教会部分は大きくなるのはまだ良いとして、造形に凝り過ぎである。柱の一本一本が薔薇やその他美しい花々が彫られており、今にも風によって動きそうな自然すぎる雰囲気。
ちょっとした庭園風な予定の場所も、思いっきり大改造が施されており、帝国の王城の中庭よりもはるかに大自然というか、それでいてきちんと手入れされた豪華な庭園になっている。
小さな小川も水がわき出す噴水も創り上げ、水の表現を活かしつつ、宝石ではないものの透き通るような鉱石をちりばめている光景は、まるで昼間の星空のような光景を地面に描いているだろう。
というかコレ、教会じゃなくて神殿とかのほうがあっているような気がする。何を祭っているんだと言いたくもなるのだが、内部のステンドグラスに描かれている動植物のモチーフや、奥に描かれた大きな絵画を見ると蜘蛛…‥‥というか、蜘蛛の身体があったころのハクロの身体をモチーフにしている庭園になっているだろう。
ちょっとした休日での確認作業のはずが、何をどうしたらここまでやり過ぎな建物を見せられることになるのか。
僕らはそろってどこをどうしたらこうなったのだと、思わずツッコミを入れてしまうのであった‥‥‥
「にしても、あのステンドグラスのハクロの絵とか、よくみると芸が細かいな…‥‥最初のころから今に至るまで、分かりやすく描かれている」
「ちょっと、私が多くて恥ずかしいかも。でも、こういう風に私変わっていたの見れて、新鮮かも」
とにもかくにも、やり過ぎな豪華な挙式場を見つつ、休日に領地へ訪れたもう一つの目的を果たすために動くことにした。
こうやって事前の下見もいいけれども、招待する人たちのために、招待状を配るのだ。
領主たるもの、領民も招待するのであれば地道に足で一軒一軒訪ねていき、きちんと出席できるのかという確認を取る必要があるだろう。
なお、この挙式の招待に関しては領地によっては色々と異なるようで、不人気な領主は出席者がおらず、人気者の領主であれば全員来るらしい。
これがある意味、領内でどれだけの人々に支持されているのかということを示すので、挙式がある際にはその結果を密かに帝国が集めて、領主の選別も行う話も聞いていたのだが…‥‥
「おおおお!!領主夫妻様の挙式ですか!!時期までに、絶対に全ての用事を終えさせていただきます!!」
「え!?まだ夫婦じゃなかったの!?でも出ます!!」
「夫妻なのに、夫妻ではない関係が、ついに正しい夫妻という関係に‥‥‥!」
「…‥‥何でだろう。ほぼ9割が僕らが既に結婚している夫婦に見えていた結果なんだけど」
「キュル、間違ってないと言いたいけれども、皆そう見えていたのかな?」
まだ挙式を挙げていなかったのに、ほぼすべての領民に夫婦認定をされていたんだけど。え、この認定ってどのぐらいの範囲で広がっているの?
前々から少しツッコミを入れたかった部分ではあったが、灯台下暗しというか自分たちの足元からすでにその認識が広がっていたのかという事実に、僕はどう反応したものか悩んでしまう。
間違ってもないようだけど、まだ結婚してもないのに夫婦に見られていたって‥‥‥‥いやまぁ、それはそれで良い事なのかもしれないけれども、この様子だと実はもっと遠いところまでその認識が広がっているのではなかろうか?
ふと、その事に気が付いてしまったが、知るだけかなりの余計な事実も知識に入れてしまいそうなので、気が付かないふりをするのであった…‥‥‥
‥‥‥アルスたちが招待状を領民たちへ配り、ほぼすべての出席を確認していた丁度その頃。
手紙によって、一通の招待状が届けられているところがあった。
「----さーん、お手紙ですよ」
「‥‥‥手紙?誰だ、兄は愚かにも無くなり、母も父も失ったこの身に出す奴がいたのか?」
遠く離れた場所ではあるが、それでも交通の便が無いわけでもない。
それに、彼はすでに許されている。愚かな時を省みて、心の底から変わったのだから、実はこの場所以外にもいく許可が出されていた。
「これは‥‥‥ああ、そうか。良かった、あの弟が…‥‥わかった、出席をさせてくれるのであればそうしたい。そうと決まれば、外に出る用意をさせてくれ」
「ええ、許可はありますし、向かえますよ。ここからだとちょっと前に着くぐらいにまでかかりますけれども…‥手紙を出してきたとはいえ、お会いして大丈夫でしょうか?」
「問題ない。すでに俗世の欲は消え去り、穏やかな日々を過ごしているからこそ、愚かだった自分を見つめ直すことが出来た。昔は気にもかけず、虐げるぐらいしかできなかったが‥‥‥血のつながりもなく、戸籍からも完全に除籍されてしまったが…‥‥できなかった兄としては、祝福をしたいからな」
その問いかけに対して、その男は優しく微笑み、身支度をし始める。
まさかこうやって招待状を出してくれるとは思わなかったが、それでも過去の愚かな自分を見つめ直すことが出来たからこそ、会っても問題は無いだろう。
しいて言うのであれば、自身を利用しようとする輩もいるだろうが、血縁でもなんでもない男にはその利用価値もないし、安心して迎えるはずである。
「それじゃ、向かう事にするよ。ああ、出席をする連絡は届くかな?」
「到着するよりも先に届きますよ。グエスさん。今ではもう、こういう通信系の魔道具も発展してますからね」
「おおぅ、世間から離れていることが多いとはいえ、こういうのは驚かされるなぁ‥‥‥あ、そう言えば出かける前に一つ、踏んでくれないだろうか?」
「お断りしますって。だったら今度、帝国の、えっと変態皇子さんとまた談話して来なさい」
「ああ、あの友にも、出来れば逢えればいいのだがなぁ…‥‥」
そのラッシュに紛れつつ、一生に一度きりの思い出をという事で、色々と用意することはあるだろう。
「‥‥‥でも、その場を用意する前にしっかり先に、報告しないといけないかなと思っていたけれども…‥‥どうしてこうなった」
「キュル、ファンクラブ、というのにお願いして、業者関係の伝手を利用したのはいいけれど…‥」
「「これってどう見ても、やり過ぎ‥‥‥‥」」
念のために、しっかりと現地確認しようと休日を利用して、挙式を挙げる予定の式場を見に来てよかっただろう。
結婚式と言えば、教会とかのイメージがあったので大まかなベースは教会にしつつ、周囲を造園して綺麗な庭を作り上げ、挙式後は他の人達も利用できる式場や、観光スポットなどに利用する予定も確かに立てていたとはいえ、ここまでの完成度は流石に求めていなかった。
何をどうしたら、ここまで豪華になるのか。
基礎となる教会部分は大きくなるのはまだ良いとして、造形に凝り過ぎである。柱の一本一本が薔薇やその他美しい花々が彫られており、今にも風によって動きそうな自然すぎる雰囲気。
ちょっとした庭園風な予定の場所も、思いっきり大改造が施されており、帝国の王城の中庭よりもはるかに大自然というか、それでいてきちんと手入れされた豪華な庭園になっている。
小さな小川も水がわき出す噴水も創り上げ、水の表現を活かしつつ、宝石ではないものの透き通るような鉱石をちりばめている光景は、まるで昼間の星空のような光景を地面に描いているだろう。
というかコレ、教会じゃなくて神殿とかのほうがあっているような気がする。何を祭っているんだと言いたくもなるのだが、内部のステンドグラスに描かれている動植物のモチーフや、奥に描かれた大きな絵画を見ると蜘蛛…‥‥というか、蜘蛛の身体があったころのハクロの身体をモチーフにしている庭園になっているだろう。
ちょっとした休日での確認作業のはずが、何をどうしたらここまでやり過ぎな建物を見せられることになるのか。
僕らはそろってどこをどうしたらこうなったのだと、思わずツッコミを入れてしまうのであった‥‥‥
「にしても、あのステンドグラスのハクロの絵とか、よくみると芸が細かいな…‥‥最初のころから今に至るまで、分かりやすく描かれている」
「ちょっと、私が多くて恥ずかしいかも。でも、こういう風に私変わっていたの見れて、新鮮かも」
とにもかくにも、やり過ぎな豪華な挙式場を見つつ、休日に領地へ訪れたもう一つの目的を果たすために動くことにした。
こうやって事前の下見もいいけれども、招待する人たちのために、招待状を配るのだ。
領主たるもの、領民も招待するのであれば地道に足で一軒一軒訪ねていき、きちんと出席できるのかという確認を取る必要があるだろう。
なお、この挙式の招待に関しては領地によっては色々と異なるようで、不人気な領主は出席者がおらず、人気者の領主であれば全員来るらしい。
これがある意味、領内でどれだけの人々に支持されているのかということを示すので、挙式がある際にはその結果を密かに帝国が集めて、領主の選別も行う話も聞いていたのだが…‥‥
「おおおお!!領主夫妻様の挙式ですか!!時期までに、絶対に全ての用事を終えさせていただきます!!」
「え!?まだ夫婦じゃなかったの!?でも出ます!!」
「夫妻なのに、夫妻ではない関係が、ついに正しい夫妻という関係に‥‥‥!」
「…‥‥何でだろう。ほぼ9割が僕らが既に結婚している夫婦に見えていた結果なんだけど」
「キュル、間違ってないと言いたいけれども、皆そう見えていたのかな?」
まだ挙式を挙げていなかったのに、ほぼすべての領民に夫婦認定をされていたんだけど。え、この認定ってどのぐらいの範囲で広がっているの?
前々から少しツッコミを入れたかった部分ではあったが、灯台下暗しというか自分たちの足元からすでにその認識が広がっていたのかという事実に、僕はどう反応したものか悩んでしまう。
間違ってもないようだけど、まだ結婚してもないのに夫婦に見られていたって‥‥‥‥いやまぁ、それはそれで良い事なのかもしれないけれども、この様子だと実はもっと遠いところまでその認識が広がっているのではなかろうか?
ふと、その事に気が付いてしまったが、知るだけかなりの余計な事実も知識に入れてしまいそうなので、気が付かないふりをするのであった…‥‥‥
‥‥‥アルスたちが招待状を領民たちへ配り、ほぼすべての出席を確認していた丁度その頃。
手紙によって、一通の招待状が届けられているところがあった。
「----さーん、お手紙ですよ」
「‥‥‥手紙?誰だ、兄は愚かにも無くなり、母も父も失ったこの身に出す奴がいたのか?」
遠く離れた場所ではあるが、それでも交通の便が無いわけでもない。
それに、彼はすでに許されている。愚かな時を省みて、心の底から変わったのだから、実はこの場所以外にもいく許可が出されていた。
「これは‥‥‥ああ、そうか。良かった、あの弟が…‥‥わかった、出席をさせてくれるのであればそうしたい。そうと決まれば、外に出る用意をさせてくれ」
「ええ、許可はありますし、向かえますよ。ここからだとちょっと前に着くぐらいにまでかかりますけれども…‥手紙を出してきたとはいえ、お会いして大丈夫でしょうか?」
「問題ない。すでに俗世の欲は消え去り、穏やかな日々を過ごしているからこそ、愚かだった自分を見つめ直すことが出来た。昔は気にもかけず、虐げるぐらいしかできなかったが‥‥‥血のつながりもなく、戸籍からも完全に除籍されてしまったが…‥‥できなかった兄としては、祝福をしたいからな」
その問いかけに対して、その男は優しく微笑み、身支度をし始める。
まさかこうやって招待状を出してくれるとは思わなかったが、それでも過去の愚かな自分を見つめ直すことが出来たからこそ、会っても問題は無いだろう。
しいて言うのであれば、自身を利用しようとする輩もいるだろうが、血縁でもなんでもない男にはその利用価値もないし、安心して迎えるはずである。
「それじゃ、向かう事にするよ。ああ、出席をする連絡は届くかな?」
「到着するよりも先に届きますよ。グエスさん。今ではもう、こういう通信系の魔道具も発展してますからね」
「おおぅ、世間から離れていることが多いとはいえ、こういうのは驚かされるなぁ‥‥‥あ、そう言えば出かける前に一つ、踏んでくれないだろうか?」
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