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11話 初収穫の報告と晩ご飯
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11話
3人そろって。
『ただいまぁぁぁぁぁ~☆』
『おかえりぃぃ~♪
あら今日は、3人一緒に遊んでたのね。
フフフ♪3人が仲良しで、母さんはとっても嬉しいわぁ♪』
『私たちは、いつでも仲良しよ。
ねぇお母さん。
見て欲しいものがあるんだけど。』
『あら、何かしら?』
兄さんと俺が木箱を運んで来ると。
『わぁぁ!!どうしたの、その木箱 ︎
そんな綺麗な木箱なんてうちにあったかしら?』
『あっ!!それは、ユウトが物置きの横に置いてあった古い木箱を、綺麗にしてくれたんだよ。』
『へぇ~、ユウト凄いわねぇ。
あのボロボロだった木箱をこんなに綺麗できるなんて。
それで、お母さんに何を見せてくれるのかしら?』
リアーナは、嬉しそうに木箱から、取り立ての野菜を出して、テーブルに並べて見せた。
『凄く立派なお野菜ね。
こんなに、立派で新鮮な野菜は、見たことがないわぁ。
キャベは、こんなに大きくて、ズッシリと重く、ネリも青々としていい感じね。
ボールネリやキャロにジャイモも、見た事無いぐらいに立派だわ。
これを、皆んなで作ったの?』
『あのね。
野菜を作ったのは、ユウトなの。
収穫は、私と兄さんも手伝ったんだよ。
ねぇ、この野菜を使って、今日の晩ご飯って作れるかなぁ?』
『そうね。
せっかく皆んなが作ってくれたお野菜だもんね。
今日は、そのお野菜で、料理をしましょう。
リアーナは、手を洗ってお手伝いしてくれる?』
『ハァァイ♪
お母さん、お野菜を切るのは、私に任せてね♪』
『あらあら、リアーナったら、今日はいつも以上に張り切ってるわね。』
母さんと姉さんが、晩ご飯の準備をしてる間、時間が出来たので、兄さんと外に行き、汗と土で汚れた体を洗い流しに行った。
この世界には、まだお風呂という物は、貴族の家にしか無く、贅沢な物で、平民、ましてや、田舎の村なんかには、ある訳もなく。
毎日俺達は、タオルを水で濡らして体を拭いて、頭も、水で洗い流しておしまいだ。
女性も、お湯を沸かして、同じ用に、タオルで体を拭いて、髪をお湯で流す感じだ。
前世でも、元々シャワーで済ませていたので、余り変わらないのだが、やっぱりお風呂が無いってなると入りたくなってしまうのは、日本人だった記憶があるからだろうか。
( ̄▽ ̄;)イツカハイッテヤル
体を洗って、さっぱりした俺と兄さんは、晩ご飯が出来るまで、部屋に戻った。
すると、部屋はすっかり暗くなっていた。
『あぁ~灯りを持ってこなきゃなぁ。』
『あっ!!兄さん、大丈夫だよ。
ボクが灯りをつけるよ。』
魔法 【ライトボール】
『おぉ~!!すげぇよ!!
ユウト、それめっちゃ便利。
俺も使いたい!!
使える用にしてくれるか?』
『もう、覚えさせ方も分かったから、直ぐに出来るよ。』
『マジか!!
これで夜に、トイレに行きたくなった時は、灯りを探す手間が省けるよ。』
『アハハ、わかった(*´艸`)』
そう言うと、早速、鑑定を使い兄さんのステータスを開き、手をかざし、魔法 【ライトボール】と唱えた。
そうすると、さっきと同じように、ステータス画面が一瞬光、魔法の項目に、ライトボールが追加されていた。
『兄さん、これで出来るようになったと思うよ。試してみてよ。』
『おぉ~早いなぁ!!じゃ早速。』
魔法 【ライトボール】
すると、兄さんの手のひらから、10センチ程の、光の玉が出てきた。
『おぉ!!すげー!!
ユウト、俺にも使えたよ。
でも、ユウトのより小さいな(笑)
ユウトのは、俺の倍以上あるもんなぁ。』
『あぁ~それは多分、魔力量と魔力操作の違いじゃ無いかな?
ボクは、物心ついた時から、暗い部屋でライトボールを使って、魔法の練習何かをしてたんだ。
だから兄さんも、ちゃんと訓練したら、魔力量も増えるし、魔力操作の仕方も覚えられるよ。
そうしたら、ライトボールを、小さくしたり、大きくしたり、同時に、複数出したり出来るようになるよ。』
そう言いながら俺は、兄さんの前で、ライトボールを小さくしたり、大きくしたり、複数のライトボールを操って見せた。
兄さんは、綺麗な光の球が、自在に動き回っているのを見て、目がキラキラしていた。
『凄いぜ!!俺も毎日練習しなきゃなぁ!!
朝は、父さんと剣術の訓練
昼間は、ブーストの訓練
夕方は、畑の仕事。
夜は、ライトボール訓練
チクショ~明日から、ちょ~忙しいぜ!!』
っていいながら、兄さんの顔は、凄く嬉しそうだ。
『こんなに喜んで貰えて、ボクも、本当に嬉しいよ。』
『嬉しいに決まってるだろぅ。
今まで、何も使えなかったのに、今日1日で、魔法が2種類も使えるようになったんだぞ。』
『あっ!!でも、張りきり過ぎて無理しない様にしてね。ちゃんと、休憩もしないと、魔力が枯渇して、しんどくなっちゃうからね。』
か枯渇でしんどく……わかったよ。
ちゃんと、休憩もする様にするよ。』
すると、キッチンの方から、リアーナの声が聞こえた。
『お父さん、兄さん、ユウト、
晩ご飯だよぉぉぉぉ!!』
『おっ!!飯ができたみたいだなぁ。
ユウト、リアーナが怒り出す前に、さっさと行こうぜ。』
『うん、わかった。』
兄さんと俺は、ライトボールを消して、キッチンの方に向かった。
キッチンに入って食卓を見ると、これは、なんと言う事でしょう~♪
いつもは、硬いパンに、具の少ない薄味のスープ、ちょっとしたサラダが並べられていた食卓が………
今日は、いつものパンに、今日収穫したボールネリとキャベに、父さんと兄さんがとってきた、ホーンラビットの肉と一緒に炒めた、野菜炒めに。ボウネリをザクザクと3センチぐらいで切って、キャベとジャイモをザク切りに切り、千切りにしたキャロで具沢山に作ったスープに。千切りのキャベに軽く塩を振りかけてあるサラダ。
今まで見た事無い程の、豪華なご飯だ!!
『凄い豪華な料理だぁぁぁ!!』
兄さんと俺は、声を揃えて驚いた ︎ ︎
母さんと姉さんが、フフフフフっと笑い
喜んでいた。
『皆んなが頑張って、沢山お野菜を収穫してくれたから、美味しいご飯が沢山作れたのよ。
皆んな、ありがとうね(*^ω^*)
お母さん、嬉し過ぎて張り切っちゃったわ。』
『こんな凄いご飯が食べれるなら、毎日野菜の収穫頑張るよ。なぁ~ユウト。』
『うん☆ボクも、こんなに美味しそうなご飯、毎日食べれるなら、何でもしちゃうよ。
(*´∇`*)』
『皆んなで盛り上がっていると、遅れて、父さんが入って来た。』
『なんだか賑やかだなぁ~♪』
そう言いながら、父さんは、いつもの自分の席についた。
『おぉ!!今日の晩ご飯は凄いなぁ!!』
『そうよ。子供達が頑張ってくれたから、私も頑張っちゃったわ。』
『そうか。じゃ~子供達に感謝しなくちゃなぁ。ありがとうなぁ。
こんなに豪華なご飯が食べられるなんて、皆んなのおかげだよ。』
子供達は、えへへっと笑いながら、照れていた。
『さぁ、せっかくの温かい料理がさめちゃうわ、皆んな揃ったんだから、冷めちゃう前に食べましょう。』
母さんの一声で、皆んなが食事を始めた。
『おぉぉぉ~!!!!
このスープ、すげー美味いぞ!!
ユウトも、早く飲んでみろよ。』
ズズズズズズーーーー!!!!
ゴクゴク、ムシャムシャ、ゴックン。
『わぁ!!本当だぁ!!
こんなに美味しいだなんて!!
お母さんと、姉さんの料理、本当に美味しいよ♪』
『えへへっ☆』
ユウトが喜んでくれて、リアーナのニヤニヤが止まらない。
そのユウトの横で、具沢山のスープを飲んだレオルは、美味し過ぎたのか、目をキラキラさせながら、興奮を抑えきれず、あっという間に、スープを食べ終わり、野菜炒めを食べながら、パンにかじりついている。
それを見ていた母さんが。
『あらあら、そんなに慌てなくても、料理は逃げないわなよ。
もっと、ゆっくり味わって食べなさい。』
っと、笑顔でレオルに言った。
レオルは、急いで食べていたので、喉に詰まらせ、むせて、咳き込んでいた。
ゴホゴホ!!ゴホゴホ!!
ゴホゴホ!!ゴホゴホ!!
『うっ……みずみず……』
ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク ︎ ︎
『プハぁぁぁ!!
あぁ~びっくりした!!
死ぬかと思ったよ。ヽ(;▽;)ノ』
『もぅ!!兄さんが、ガツガツ食べるからよ!!
ちゃんと、ゆっくり味わって食べてよね。
私とお母さんが、一生懸命作ったんだから。
o(`ω´ )o』
『アハハハハ。
ごめんごめん。
あまりにも美味すぎて、我慢できなくなっちゃったんだよ。ψ(`∇´)ψグヘヘヘヘ』
一家団欒の楽しい晩ご飯だった。
『ふぅ~ーーくるしぃぃぃー!!
ε-(´∀`; )タベスギテチョットツライヨォォォ』
腹がパンパンにふくれたレオルは、ふくらんだ腹をポンポンと叩きながら、椅子から動けなくなっていた。
『兄さん、お腹が凄い事になってるね。』
『アハハハハ、レオルは、ちょっと食べ過ぎだぞ。』
『いやいや父さん、どの口が言ってるんですか!!
あの後、父さんも、兄さんに負けないぐらい、おかわりしまくってたじゃないか!!
しかし父さんは、あんなに食べたのに、全然平気なのかぁ(。-∀-)ドンナイブクロダヨォォォ!!』
『ねぇ父さん、収穫した野菜何だけど、食べきれないで、余った野菜って、村の広場に持って行って、売ってもいいのかな?』
『そんなに、野菜を収穫出来るのか?
まぁ~村の中なら、広場に持っていって並べて置いたら、この見た目から美味そうな野菜なら、すぐに売れそうだなぁ。』
『じゃ~明日の昼に、広場に持って行ってみようかなぁ。』
『ユウトが行くなら、私も一緒に行ってあげるわぁ。(//∇//)』
『リアーナも行くのか?
ユウト、俺も一緒に行くよ。』
『よし!!じゃ~明日も頑張るぞぉ!!』
『おぉぉぉぉ~~~!!!!
\\\\٩( 'ω' )و ////』
そう言うと、明日に備えて、早く寝る事にした。
3人そろって。
『ただいまぁぁぁぁぁ~☆』
『おかえりぃぃ~♪
あら今日は、3人一緒に遊んでたのね。
フフフ♪3人が仲良しで、母さんはとっても嬉しいわぁ♪』
『私たちは、いつでも仲良しよ。
ねぇお母さん。
見て欲しいものがあるんだけど。』
『あら、何かしら?』
兄さんと俺が木箱を運んで来ると。
『わぁぁ!!どうしたの、その木箱 ︎
そんな綺麗な木箱なんてうちにあったかしら?』
『あっ!!それは、ユウトが物置きの横に置いてあった古い木箱を、綺麗にしてくれたんだよ。』
『へぇ~、ユウト凄いわねぇ。
あのボロボロだった木箱をこんなに綺麗できるなんて。
それで、お母さんに何を見せてくれるのかしら?』
リアーナは、嬉しそうに木箱から、取り立ての野菜を出して、テーブルに並べて見せた。
『凄く立派なお野菜ね。
こんなに、立派で新鮮な野菜は、見たことがないわぁ。
キャベは、こんなに大きくて、ズッシリと重く、ネリも青々としていい感じね。
ボールネリやキャロにジャイモも、見た事無いぐらいに立派だわ。
これを、皆んなで作ったの?』
『あのね。
野菜を作ったのは、ユウトなの。
収穫は、私と兄さんも手伝ったんだよ。
ねぇ、この野菜を使って、今日の晩ご飯って作れるかなぁ?』
『そうね。
せっかく皆んなが作ってくれたお野菜だもんね。
今日は、そのお野菜で、料理をしましょう。
リアーナは、手を洗ってお手伝いしてくれる?』
『ハァァイ♪
お母さん、お野菜を切るのは、私に任せてね♪』
『あらあら、リアーナったら、今日はいつも以上に張り切ってるわね。』
母さんと姉さんが、晩ご飯の準備をしてる間、時間が出来たので、兄さんと外に行き、汗と土で汚れた体を洗い流しに行った。
この世界には、まだお風呂という物は、貴族の家にしか無く、贅沢な物で、平民、ましてや、田舎の村なんかには、ある訳もなく。
毎日俺達は、タオルを水で濡らして体を拭いて、頭も、水で洗い流しておしまいだ。
女性も、お湯を沸かして、同じ用に、タオルで体を拭いて、髪をお湯で流す感じだ。
前世でも、元々シャワーで済ませていたので、余り変わらないのだが、やっぱりお風呂が無いってなると入りたくなってしまうのは、日本人だった記憶があるからだろうか。
( ̄▽ ̄;)イツカハイッテヤル
体を洗って、さっぱりした俺と兄さんは、晩ご飯が出来るまで、部屋に戻った。
すると、部屋はすっかり暗くなっていた。
『あぁ~灯りを持ってこなきゃなぁ。』
『あっ!!兄さん、大丈夫だよ。
ボクが灯りをつけるよ。』
魔法 【ライトボール】
『おぉ~!!すげぇよ!!
ユウト、それめっちゃ便利。
俺も使いたい!!
使える用にしてくれるか?』
『もう、覚えさせ方も分かったから、直ぐに出来るよ。』
『マジか!!
これで夜に、トイレに行きたくなった時は、灯りを探す手間が省けるよ。』
『アハハ、わかった(*´艸`)』
そう言うと、早速、鑑定を使い兄さんのステータスを開き、手をかざし、魔法 【ライトボール】と唱えた。
そうすると、さっきと同じように、ステータス画面が一瞬光、魔法の項目に、ライトボールが追加されていた。
『兄さん、これで出来るようになったと思うよ。試してみてよ。』
『おぉ~早いなぁ!!じゃ早速。』
魔法 【ライトボール】
すると、兄さんの手のひらから、10センチ程の、光の玉が出てきた。
『おぉ!!すげー!!
ユウト、俺にも使えたよ。
でも、ユウトのより小さいな(笑)
ユウトのは、俺の倍以上あるもんなぁ。』
『あぁ~それは多分、魔力量と魔力操作の違いじゃ無いかな?
ボクは、物心ついた時から、暗い部屋でライトボールを使って、魔法の練習何かをしてたんだ。
だから兄さんも、ちゃんと訓練したら、魔力量も増えるし、魔力操作の仕方も覚えられるよ。
そうしたら、ライトボールを、小さくしたり、大きくしたり、同時に、複数出したり出来るようになるよ。』
そう言いながら俺は、兄さんの前で、ライトボールを小さくしたり、大きくしたり、複数のライトボールを操って見せた。
兄さんは、綺麗な光の球が、自在に動き回っているのを見て、目がキラキラしていた。
『凄いぜ!!俺も毎日練習しなきゃなぁ!!
朝は、父さんと剣術の訓練
昼間は、ブーストの訓練
夕方は、畑の仕事。
夜は、ライトボール訓練
チクショ~明日から、ちょ~忙しいぜ!!』
っていいながら、兄さんの顔は、凄く嬉しそうだ。
『こんなに喜んで貰えて、ボクも、本当に嬉しいよ。』
『嬉しいに決まってるだろぅ。
今まで、何も使えなかったのに、今日1日で、魔法が2種類も使えるようになったんだぞ。』
『あっ!!でも、張りきり過ぎて無理しない様にしてね。ちゃんと、休憩もしないと、魔力が枯渇して、しんどくなっちゃうからね。』
か枯渇でしんどく……わかったよ。
ちゃんと、休憩もする様にするよ。』
すると、キッチンの方から、リアーナの声が聞こえた。
『お父さん、兄さん、ユウト、
晩ご飯だよぉぉぉぉ!!』
『おっ!!飯ができたみたいだなぁ。
ユウト、リアーナが怒り出す前に、さっさと行こうぜ。』
『うん、わかった。』
兄さんと俺は、ライトボールを消して、キッチンの方に向かった。
キッチンに入って食卓を見ると、これは、なんと言う事でしょう~♪
いつもは、硬いパンに、具の少ない薄味のスープ、ちょっとしたサラダが並べられていた食卓が………
今日は、いつものパンに、今日収穫したボールネリとキャベに、父さんと兄さんがとってきた、ホーンラビットの肉と一緒に炒めた、野菜炒めに。ボウネリをザクザクと3センチぐらいで切って、キャベとジャイモをザク切りに切り、千切りにしたキャロで具沢山に作ったスープに。千切りのキャベに軽く塩を振りかけてあるサラダ。
今まで見た事無い程の、豪華なご飯だ!!
『凄い豪華な料理だぁぁぁ!!』
兄さんと俺は、声を揃えて驚いた ︎ ︎
母さんと姉さんが、フフフフフっと笑い
喜んでいた。
『皆んなが頑張って、沢山お野菜を収穫してくれたから、美味しいご飯が沢山作れたのよ。
皆んな、ありがとうね(*^ω^*)
お母さん、嬉し過ぎて張り切っちゃったわ。』
『こんな凄いご飯が食べれるなら、毎日野菜の収穫頑張るよ。なぁ~ユウト。』
『うん☆ボクも、こんなに美味しそうなご飯、毎日食べれるなら、何でもしちゃうよ。
(*´∇`*)』
『皆んなで盛り上がっていると、遅れて、父さんが入って来た。』
『なんだか賑やかだなぁ~♪』
そう言いながら、父さんは、いつもの自分の席についた。
『おぉ!!今日の晩ご飯は凄いなぁ!!』
『そうよ。子供達が頑張ってくれたから、私も頑張っちゃったわ。』
『そうか。じゃ~子供達に感謝しなくちゃなぁ。ありがとうなぁ。
こんなに豪華なご飯が食べられるなんて、皆んなのおかげだよ。』
子供達は、えへへっと笑いながら、照れていた。
『さぁ、せっかくの温かい料理がさめちゃうわ、皆んな揃ったんだから、冷めちゃう前に食べましょう。』
母さんの一声で、皆んなが食事を始めた。
『おぉぉぉ~!!!!
このスープ、すげー美味いぞ!!
ユウトも、早く飲んでみろよ。』
ズズズズズズーーーー!!!!
ゴクゴク、ムシャムシャ、ゴックン。
『わぁ!!本当だぁ!!
こんなに美味しいだなんて!!
お母さんと、姉さんの料理、本当に美味しいよ♪』
『えへへっ☆』
ユウトが喜んでくれて、リアーナのニヤニヤが止まらない。
そのユウトの横で、具沢山のスープを飲んだレオルは、美味し過ぎたのか、目をキラキラさせながら、興奮を抑えきれず、あっという間に、スープを食べ終わり、野菜炒めを食べながら、パンにかじりついている。
それを見ていた母さんが。
『あらあら、そんなに慌てなくても、料理は逃げないわなよ。
もっと、ゆっくり味わって食べなさい。』
っと、笑顔でレオルに言った。
レオルは、急いで食べていたので、喉に詰まらせ、むせて、咳き込んでいた。
ゴホゴホ!!ゴホゴホ!!
ゴホゴホ!!ゴホゴホ!!
『うっ……みずみず……』
ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク ︎ ︎
『プハぁぁぁ!!
あぁ~びっくりした!!
死ぬかと思ったよ。ヽ(;▽;)ノ』
『もぅ!!兄さんが、ガツガツ食べるからよ!!
ちゃんと、ゆっくり味わって食べてよね。
私とお母さんが、一生懸命作ったんだから。
o(`ω´ )o』
『アハハハハ。
ごめんごめん。
あまりにも美味すぎて、我慢できなくなっちゃったんだよ。ψ(`∇´)ψグヘヘヘヘ』
一家団欒の楽しい晩ご飯だった。
『ふぅ~ーーくるしぃぃぃー!!
ε-(´∀`; )タベスギテチョットツライヨォォォ』
腹がパンパンにふくれたレオルは、ふくらんだ腹をポンポンと叩きながら、椅子から動けなくなっていた。
『兄さん、お腹が凄い事になってるね。』
『アハハハハ、レオルは、ちょっと食べ過ぎだぞ。』
『いやいや父さん、どの口が言ってるんですか!!
あの後、父さんも、兄さんに負けないぐらい、おかわりしまくってたじゃないか!!
しかし父さんは、あんなに食べたのに、全然平気なのかぁ(。-∀-)ドンナイブクロダヨォォォ!!』
『ねぇ父さん、収穫した野菜何だけど、食べきれないで、余った野菜って、村の広場に持って行って、売ってもいいのかな?』
『そんなに、野菜を収穫出来るのか?
まぁ~村の中なら、広場に持っていって並べて置いたら、この見た目から美味そうな野菜なら、すぐに売れそうだなぁ。』
『じゃ~明日の昼に、広場に持って行ってみようかなぁ。』
『ユウトが行くなら、私も一緒に行ってあげるわぁ。(//∇//)』
『リアーナも行くのか?
ユウト、俺も一緒に行くよ。』
『よし!!じゃ~明日も頑張るぞぉ!!』
『おぉぉぉぉ~~~!!!!
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