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第1話 転生(テンプレ)
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俺は青鳥悠希(あおとりゆうき)。どこにでもいる高校2年生だ。
正確にはさっきまで高校生「だった」とも言える。
何があったかはこっちが聞きたいレベルだ。
俺はコサカンパニーの新作ゲー『Nationwide Roguelike』を起動しただけだ。多分。
そしたらよくありがちな青白い光がゲーム機のディスクを入れるところから出てきて俺の顔だけを包み込んだというか顔包み込まれたら全身包み込まれてもわからないというか。
というわけでゲームに飲み込まれたということにしておこう。よくある話だ。
そして目覚めたら青白い城にいた。某雪の女王のお城みたいな。高さは30m位あるのだろうか、一番わかり易い表現で行くと通天閣を下から見た時みたいな。
「…ここは?」
周囲を見渡す。内装は全部青のガラス風な感じで、幻想的だ。
「選択シテクダサイ 選択シテクダサイ」
後ろからキンキンとした音が響く、頭が痛い。
「わかったから」
なんとか返事をする。
振り返ると一冊の本が開かれたまま浮かび上がっていた。古文書だろうか、ちょっと褪せた紙が使われている。
「ん、何だこれ…」
恐る恐る手に取る。意外と薄い。
『かつてのあなたの職業は。』
なんの書なのだろうか。多分職業選択をする書なのだろうということはわかる。
とりあえず「剣士」を選ぶ。意味はない。
これで終わりかと思いきや、1ページめくれて次のキャラの名前が表示され職業の選択を要求された。
こいつの名前は「黒騎紫陽(くろきしえい)」というらしい。まだ姿は見えないからか、不思議な名前だ。とりあえず「罠師」を選択する。
これで終わりかと思ったら、もうひとり出てきた。
「白鷺美月」というらしい。多分女なのだろうか。「白魔道士」を選択しておく。強そうだからだ。
すると本が光り始め、『転生を開始します』という黄色い文字が浮かび上がった。ちなみに選択肢は「OK」だけである。つまり転生しろってことだ。
というわけで仕方なく(内心はワクワクしながら)ポチッた。
するとまた俺は青白い光に包まれた。
正確にはさっきまで高校生「だった」とも言える。
何があったかはこっちが聞きたいレベルだ。
俺はコサカンパニーの新作ゲー『Nationwide Roguelike』を起動しただけだ。多分。
そしたらよくありがちな青白い光がゲーム機のディスクを入れるところから出てきて俺の顔だけを包み込んだというか顔包み込まれたら全身包み込まれてもわからないというか。
というわけでゲームに飲み込まれたということにしておこう。よくある話だ。
そして目覚めたら青白い城にいた。某雪の女王のお城みたいな。高さは30m位あるのだろうか、一番わかり易い表現で行くと通天閣を下から見た時みたいな。
「…ここは?」
周囲を見渡す。内装は全部青のガラス風な感じで、幻想的だ。
「選択シテクダサイ 選択シテクダサイ」
後ろからキンキンとした音が響く、頭が痛い。
「わかったから」
なんとか返事をする。
振り返ると一冊の本が開かれたまま浮かび上がっていた。古文書だろうか、ちょっと褪せた紙が使われている。
「ん、何だこれ…」
恐る恐る手に取る。意外と薄い。
『かつてのあなたの職業は。』
なんの書なのだろうか。多分職業選択をする書なのだろうということはわかる。
とりあえず「剣士」を選ぶ。意味はない。
これで終わりかと思いきや、1ページめくれて次のキャラの名前が表示され職業の選択を要求された。
こいつの名前は「黒騎紫陽(くろきしえい)」というらしい。まだ姿は見えないからか、不思議な名前だ。とりあえず「罠師」を選択する。
これで終わりかと思ったら、もうひとり出てきた。
「白鷺美月」というらしい。多分女なのだろうか。「白魔道士」を選択しておく。強そうだからだ。
すると本が光り始め、『転生を開始します』という黄色い文字が浮かび上がった。ちなみに選択肢は「OK」だけである。つまり転生しろってことだ。
というわけで仕方なく(内心はワクワクしながら)ポチッた。
するとまた俺は青白い光に包まれた。
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