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午後14時。
さっきよりずっと強い陽射しが僕らを焦がす。
浜の唄を届けるような熱風が、磯の香りと共に体を包む。
バーベキューを終えた僕と菜摘さんは、一度コテージに戻ってから着替えて再び砂浜に来ていた。
「ほら、菜摘さん!今日は泳ぐんでしょ?こっちにおいでよ!」
「う~…でも~…」
「じゃあ菜摘さんはそこで見てる?僕は海に入ってくるけど。」
「それも嫌……」
「じゃあいっしょに入ろ?」
「…いや…恥ずかしい…」
僕に手を引っ張られながら、菜摘さんは躊躇したままそこから動かない。
結局二人して水着に着替えて来たのだが、菜摘さんはずっと恥ずかしがっていて、上に羽織ったものを脱がないまま海に入るのに二の足を踏んでいる。
「菜摘さんだって、海に入りたいでしょ?きっと冷たくて気持ちいいよ!」
「だから…そういうことじゃないのよ…」
「ねえお願いだよ…。一緒に海で遊ぼうよ。…あと、菜摘さんの水着姿を見せてください…。」
「ってほらやっぱりそっちが本音じゃない!あーもう恥ずかしい…」
「菜摘さん可愛いしスタイルもいいし……その…水着映えするだろうし…」
「あっ今なんかいやらしいこと考えたでしょ!」
「あっいや…か、考えて……なくはない。」
「もーー隼くんのえっち!」
さっき以上に顔を赤くしてプリプリ怒る菜摘さんは、本当に可愛い。
羽織った上着は上半身しか隠れていないし、屈むたびにチラチラと谷間が視界に入る。
下半身はビキニのままだから、眩しいくらいに美しい脚がそのまま露出している。
こんなに可愛いくてセクシーな彼女を見て、正直変なことを考えるなという方が無理だ。
コテージで着替えているときも、頑なに僕にはビキニ姿を見せてくれなかった。
だからこそ、余計に見たくなってしまうのだが…
「……そっか。そこまで言うなら、仕方ないか。無理強いするのも良くないしね。……一緒に海に入りたかったけどなぁ。」
「うっ……ずるいわ隼くん……。あなた、そうやって可愛い顔して私におねだりするの、慣れてきたわね…」
「ずっと可愛い顔して何言ってんの。その上着、着たままでも水に入れるんだよね?じゃあこのまま入ろう!」
「え……」
「僕は本当に、菜摘さんと海で遊びたいからさ!菜摘さんが嫌じゃない方法で遊ぼう?」
「う、うん……ありがとう隼くん。」
僕の言葉にホッとしたのか、少し目をうるうるさせて頷いた菜摘さんが可愛くて仕方なかった。
菜摘さんは安心したように、僕に手を引かれるまま海に入ってきた。
「あ~!ヒンヤリしてて気持ちいいわ。」
小さく打ち返す波の音と、彼女の弾んだ声が心地よく耳に響く。
「今日、本当に暑いからね…。……肩まで浸かると最高だよ。」
「…本当だ。真夏の海、やっぱりいいわね!」
まるで温泉に浸かっているかのように、僕たちは2人頭を並べて肩まで海に入っていた。
周りにも、ビーチボールや小型のヨット、浮き輪で遊んでいる子供やカップルが沢山いた。
きっと周りから見たら、僕たちはカップルになど見えないのだろう。
おそらく年の離れた姉弟にしか見えないと思う。
だけどそんな二人には、確かに愛情という名の特別な空気が流れていた。
さっきよりずっと強い陽射しが僕らを焦がす。
浜の唄を届けるような熱風が、磯の香りと共に体を包む。
バーベキューを終えた僕と菜摘さんは、一度コテージに戻ってから着替えて再び砂浜に来ていた。
「ほら、菜摘さん!今日は泳ぐんでしょ?こっちにおいでよ!」
「う~…でも~…」
「じゃあ菜摘さんはそこで見てる?僕は海に入ってくるけど。」
「それも嫌……」
「じゃあいっしょに入ろ?」
「…いや…恥ずかしい…」
僕に手を引っ張られながら、菜摘さんは躊躇したままそこから動かない。
結局二人して水着に着替えて来たのだが、菜摘さんはずっと恥ずかしがっていて、上に羽織ったものを脱がないまま海に入るのに二の足を踏んでいる。
「菜摘さんだって、海に入りたいでしょ?きっと冷たくて気持ちいいよ!」
「だから…そういうことじゃないのよ…」
「ねえお願いだよ…。一緒に海で遊ぼうよ。…あと、菜摘さんの水着姿を見せてください…。」
「ってほらやっぱりそっちが本音じゃない!あーもう恥ずかしい…」
「菜摘さん可愛いしスタイルもいいし……その…水着映えするだろうし…」
「あっ今なんかいやらしいこと考えたでしょ!」
「あっいや…か、考えて……なくはない。」
「もーー隼くんのえっち!」
さっき以上に顔を赤くしてプリプリ怒る菜摘さんは、本当に可愛い。
羽織った上着は上半身しか隠れていないし、屈むたびにチラチラと谷間が視界に入る。
下半身はビキニのままだから、眩しいくらいに美しい脚がそのまま露出している。
こんなに可愛いくてセクシーな彼女を見て、正直変なことを考えるなという方が無理だ。
コテージで着替えているときも、頑なに僕にはビキニ姿を見せてくれなかった。
だからこそ、余計に見たくなってしまうのだが…
「……そっか。そこまで言うなら、仕方ないか。無理強いするのも良くないしね。……一緒に海に入りたかったけどなぁ。」
「うっ……ずるいわ隼くん……。あなた、そうやって可愛い顔して私におねだりするの、慣れてきたわね…」
「ずっと可愛い顔して何言ってんの。その上着、着たままでも水に入れるんだよね?じゃあこのまま入ろう!」
「え……」
「僕は本当に、菜摘さんと海で遊びたいからさ!菜摘さんが嫌じゃない方法で遊ぼう?」
「う、うん……ありがとう隼くん。」
僕の言葉にホッとしたのか、少し目をうるうるさせて頷いた菜摘さんが可愛くて仕方なかった。
菜摘さんは安心したように、僕に手を引かれるまま海に入ってきた。
「あ~!ヒンヤリしてて気持ちいいわ。」
小さく打ち返す波の音と、彼女の弾んだ声が心地よく耳に響く。
「今日、本当に暑いからね…。……肩まで浸かると最高だよ。」
「…本当だ。真夏の海、やっぱりいいわね!」
まるで温泉に浸かっているかのように、僕たちは2人頭を並べて肩まで海に入っていた。
周りにも、ビーチボールや小型のヨット、浮き輪で遊んでいる子供やカップルが沢山いた。
きっと周りから見たら、僕たちはカップルになど見えないのだろう。
おそらく年の離れた姉弟にしか見えないと思う。
だけどそんな二人には、確かに愛情という名の特別な空気が流れていた。
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