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5人目:平凡後輩の話
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「……!!!海吏……お前……それ……」
ガクガク震えながら尻を地面につけた隼先輩は両手を立てて後ずさる。
「あ………ああああああ!!!!」
聞いたこともないような大きな叫び声を上げて、隼先輩はよろけながら部室のドアを開ける。
だけど足が震えてまともに立てない隼先輩は、ドアを開けたところで躓いて膝から崩れ落ちてしまった。
「ああああ……海吏……来ないで……」
近づく俺に向かって涙目で心から怯えたような声を出す隼先輩。
俺はそれを無視して、無表情のまま……いや、微かな笑顔で隼先輩へと近づく。
俺が距離を詰めるたびに隼先輩は膝と腕を立てて後ずさる。
部室棟の廊下の真ん中くらいまで後ずさったところで、隼先輩の動きが止まった。
「……先輩。そんなに怖がらないで下さいよー」
俺は隼先輩と向き合い、しゃがみこむ。
隼先輩は短い悲鳴を上げて俺から目を逸らす。
「先輩?」
「海吏……あれ……お前…」
「どうしたんですか?」
「さっきの……中に入ってたの……」
全身をガタガタ震わせながら、隼先輩は部室の奥を指差す。
さっき俺が開けた収納の中からは、複数の「人間だったもの」が溢れ出てきた。
ガクガク震えながら尻を地面につけた隼先輩は両手を立てて後ずさる。
「あ………ああああああ!!!!」
聞いたこともないような大きな叫び声を上げて、隼先輩はよろけながら部室のドアを開ける。
だけど足が震えてまともに立てない隼先輩は、ドアを開けたところで躓いて膝から崩れ落ちてしまった。
「ああああ……海吏……来ないで……」
近づく俺に向かって涙目で心から怯えたような声を出す隼先輩。
俺はそれを無視して、無表情のまま……いや、微かな笑顔で隼先輩へと近づく。
俺が距離を詰めるたびに隼先輩は膝と腕を立てて後ずさる。
部室棟の廊下の真ん中くらいまで後ずさったところで、隼先輩の動きが止まった。
「……先輩。そんなに怖がらないで下さいよー」
俺は隼先輩と向き合い、しゃがみこむ。
隼先輩は短い悲鳴を上げて俺から目を逸らす。
「先輩?」
「海吏……あれ……お前…」
「どうしたんですか?」
「さっきの……中に入ってたの……」
全身をガタガタ震わせながら、隼先輩は部室の奥を指差す。
さっき俺が開けた収納の中からは、複数の「人間だったもの」が溢れ出てきた。
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