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第1章
ⅩⅤⅢ
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ハクリュウはあの場からかき消えた後、不思議な場所にいた
その場所には桜が沢山生え、鳥居があり、神社があった
そして此方へ来る前は確かに昼時だったが、此処は外での縛りがないかのように満月が浮かびこの場所を優しく照らしていた
異世界としてここまで日本に似た場所はないだろう
そんな中、ハクリュウは澄んだ湖の畔でフードや包帯などを外した夢の中で殺されていた少年と向かい合っていた
少年の顔はハクリュウととても似ており、兄弟と言っても通じるほどだ
「…お前は良かったのか?」
少年が問い掛けると、ハクリュウは何の事だと軽く首を傾げた
「あいつらに何も言わなくて良かったのか?」
「ダメ、なのかな?」
何でそんなことを言うのか、ハクリュウには解らなかった
「駄目ではないが…あいつらは心配するのではないのか?」
「そう、なの?」
ハクリュウは目の前の少年の言葉がとても不思議そうだ
キョトンとした眼で少年を見つめる
少年は苦笑をした後、ハクリュウの頭を優しく撫でた
ハクリュウは少し驚いたものの、されるがままになっていた
少年は満足したのか撫でるのを止めた
「なあ、ハクリュウお前は…彼方の世界へ行って本当に良かったのか?
オレが間違っていたのか?」
「?解らない、けど…あっちの世界、悪いことばかり、けど…良いこと、もあった、よ?」
ハクリュウは何のことかは解らなかったが、地球の事だろうと思い地球での事をざっくりと伝えた
少年はまた苦笑をしたが、少年は今にも泣きそうな顔をしていた
「ハクリュウ…此処はオレの箱庭だった」
少年は話を切り替えるかの様に告げる
「あいつら皆をも入れたことのないオレだけの箱庭。お前にやるよ、ハクリュウ」
少年は腕輪を自分の手から取るとハクリュウへと渡した
「いい、の?」
「ああ、過去の亡霊には要らぬものだろう?」
少年は皮肉めいた言葉を言いながら、その顔は殺された人のものとは思えないくらい良い笑顔だった
「恨んで、ない?」
「ああ、オレはあの時確かに殺された。
だが、それは確かに陛下の望みであり、オレが望んだことでもあった。
だから、陛下は恨んでない」
「のぞ、んだ?」
「あいつを欺き殺すため…のな」
少年は自分を殺したあのな陛下ではなく、他の者を思い浮かべているようだった
「だれ?」
「愛を司る女神フィーリア。
こいつには気を付けろ。
欲のままに人を操りオレを殺した奴だ」
少年はその目に確かな殺意を宿らせながらハクリュウに告げる
「フィ、リア」
「そうだ。
オレはそいつの事でお前を此処に喚んだ…あいつらとお前を守るために」
その場所には桜が沢山生え、鳥居があり、神社があった
そして此方へ来る前は確かに昼時だったが、此処は外での縛りがないかのように満月が浮かびこの場所を優しく照らしていた
異世界としてここまで日本に似た場所はないだろう
そんな中、ハクリュウは澄んだ湖の畔でフードや包帯などを外した夢の中で殺されていた少年と向かい合っていた
少年の顔はハクリュウととても似ており、兄弟と言っても通じるほどだ
「…お前は良かったのか?」
少年が問い掛けると、ハクリュウは何の事だと軽く首を傾げた
「あいつらに何も言わなくて良かったのか?」
「ダメ、なのかな?」
何でそんなことを言うのか、ハクリュウには解らなかった
「駄目ではないが…あいつらは心配するのではないのか?」
「そう、なの?」
ハクリュウは目の前の少年の言葉がとても不思議そうだ
キョトンとした眼で少年を見つめる
少年は苦笑をした後、ハクリュウの頭を優しく撫でた
ハクリュウは少し驚いたものの、されるがままになっていた
少年は満足したのか撫でるのを止めた
「なあ、ハクリュウお前は…彼方の世界へ行って本当に良かったのか?
オレが間違っていたのか?」
「?解らない、けど…あっちの世界、悪いことばかり、けど…良いこと、もあった、よ?」
ハクリュウは何のことかは解らなかったが、地球の事だろうと思い地球での事をざっくりと伝えた
少年はまた苦笑をしたが、少年は今にも泣きそうな顔をしていた
「ハクリュウ…此処はオレの箱庭だった」
少年は話を切り替えるかの様に告げる
「あいつら皆をも入れたことのないオレだけの箱庭。お前にやるよ、ハクリュウ」
少年は腕輪を自分の手から取るとハクリュウへと渡した
「いい、の?」
「ああ、過去の亡霊には要らぬものだろう?」
少年は皮肉めいた言葉を言いながら、その顔は殺された人のものとは思えないくらい良い笑顔だった
「恨んで、ない?」
「ああ、オレはあの時確かに殺された。
だが、それは確かに陛下の望みであり、オレが望んだことでもあった。
だから、陛下は恨んでない」
「のぞ、んだ?」
「あいつを欺き殺すため…のな」
少年は自分を殺したあのな陛下ではなく、他の者を思い浮かべているようだった
「だれ?」
「愛を司る女神フィーリア。
こいつには気を付けろ。
欲のままに人を操りオレを殺した奴だ」
少年はその目に確かな殺意を宿らせながらハクリュウに告げる
「フィ、リア」
「そうだ。
オレはそいつの事でお前を此処に喚んだ…あいつらとお前を守るために」
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