爆転ニギリ スシブレード:ファンタジア ~The Lucifer Ascension~

Mr.後困る

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第五章:希望の光

ソルジャースシの流儀

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騎士達がソルジャースシに向き直る。

「行くぞ!! 突撃いいいいいいいいいいいいい!!」

騎士達がソルジャースシ達に向かって来る。

「あ? 何かこっち来たぜ?」
「馬鹿じゃねぇの?」
「とっとと片付けて先行こうぜ」

ソルジャースシ達は馬上で落ち着いて割り箸と湯呑を構えた。
割り箸を割り、 懐からスシを取り出す。
そのスシはダークネスシ帝国一般スシブレードのカルビとウィンナー。
読者の中には何故この二種が一般的なスシブレードとされているのか疑問に思われる方も居るだろう。
簡単に手軽に誰でも作れる、 更にコストパフォーマンスも優秀。
この二点から兵站の面から見てこれが最良と判断されたのだ。
そしてそのスシを割り箸で掴み、 箸頭を湯呑で叩く。
スシは高速で発射され騎士達に襲い掛かる!!

「うおおおおおおおおおおおおおお!!」

騎士達は馬で全力で駆ける!! しかしカルビの速度は馬と同等以上!!
それもその筈、 カルビのタレが摩擦を打ち消し高速機動を可能にしているのだ!!
カルビは高速で馬に攻撃を仕掛け次々と騎士達を地面に倒れさせる!!
そしてカルビの超高速攻撃に成す術がない騎士達!!

「くっ・・・まだまだぁ!!」

騎士は必死にカルビを剣で斬ろうとする!!
だがカルビの高速機動に対応できず空振りする!!

「ならば・・・!!」

ソルジャースシに攻撃を仕掛けようとする騎士達!!
しかしソルジャースシ達との間にウィンナーが潜んでいた!!
ウィンナーはカルビスシと比べ機動力は心許ない、 しかしその実態は!!

「ぐはぁ!!」

ウィンナーはカッパマーキュリーの上位互換である!!
つまりウィンナーを射出して絶大な破壊力を誇る攻撃力が売りなのだ!!
その破壊力はカルビの比では無い!! 容易く騎士の鎧を貫通するのだ!!
騎士の一人が胸をウィンナーで貫かれ殺される!!

「くっ・・・そぉおおおお!! 騎士を舐めるなぁああああああ!!」

それでも騎士達はソルジャースシに向かって行く。

「あーあ、 馬鹿みたいにやってるなぁ」
「本当だねぇ、 あぁやって必死になって勝てれば俺達はもっと早く負けてたっての」
「そうだなぁ・・・」

ソルジャースシは左程興味が無いのか雑談をしながら前方の騎士達を眺めていた。
実際にカルビの速度に対応出来ずに次々と騎士達は地に伏した。

「ぐっ・・・」
「終わった、 終わったと」

スシブレードを回収するソルジャースシ達。

「じゃあさっさと後追うか」
「ま、 待て・・・」

騎士は立ち上がった。

「この先には・・・行かせんぞ・・・」
「・・・・・どうする? もう一発やるか?」
「いや、 ほっといて大丈夫だろ」

ソルジャースシ達は少し迂回してハルト達の後を追う事にした。

「貴様等・・・私を無視するのか!!」

騎士は激昂して叫ぶ。

「いや、 俺達の仕事は逃げた奴を殺す事だしな」
「そーそ、 アンタはもう死んだも同然じゃんか」
「無駄な労力って奴だ、 帰りに生きてたら殺してやるよ」
「ふざけるな!! ダークネスシ帝国は騎士として戦って死ぬ機会すら与えんのか!!」

騎士は叫んだ。

「いや死にたいなら勝手に死ねば?」
「騎士の誇りって奴なら俺達には分からんし、 そんな事言われてもって感じだな」
「そうそう、 馬鹿らしい」
「馬鹿らしいだと!?」

騎士は尚も叫んだ。

「俺達騎士でも何でもないし」
「唯の闇のスシブレーダーだし」
「普通の農民だったからな俺達、 じゃとっとと行こうぜー」

話もそこそこにソルジャースシ達はさっさと行ってしまった。
一人残された騎士は慟哭した、 自分達の誇りを踏み躙られた事に激昂したのだった。
しかしその叫びもやがて消えていくのだった・・・

――――――――――――――――――――――――

作中に登場して来たSCP
SCP-1134-JP - 爆転ニギリ スシブレード
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1134-jp
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