Re:incarnation

Mr.後困る

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FinalChapter:THE END

閑話【死体の調達】

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ローズはシキ家のアンデッド研究施設の自室の机で突っ伏していた。

「っ・・・眠っていたか・・・」

ローズは目覚めた。
すると丁度良くノックがした。

「はい」
「失礼します、 ダンデライオンです「入れ」

部屋に入った少しやせ気味な男。
彼はダンデライオン・Y(イエロー)・シキ。
ユリの父親でもあり、 アンデッド研究施設の責任者でもある。

「また痩せたのか、 君は確か小太りだった筈だが・・・」
「えぇ・・・大公閣下はお食事はされているので?」
「無論だ、 ナンテンの為にも時間が無くても摂っている」
「そうですか・・・私は駄目ですね・・・閣下には申し訳無いのですが
責任者の地位を降りさせて頂きたいのです」
「君は人望が有るし辞められると困るのだが・・・理由を言ってくれ」
「アンデッドを作る為に死体を作る作業から始めなければいけません」
「そりゃあそうだろう、 当然の事だ」
「馬や牛等の動物なら兎も角人間の死体を作る
殺すのはもううんざりなんです」
「・・・・・君もシキ流抜刀術を嗜んでいるだろう
人殺しなんてお手の物じゃないか」
「何を言っているんですか!!
アンデッドになっているのは他国からの参拝者じゃないですか!!」

叫ぶダンデライオン。
当時はジェスター教国には多くの参拝者が来ていた。
俗に言う聖地巡礼である。
ローズはその参拝者達を巧みに言い包めて殺しアンデッドにしていたのだ。

「足が付くヘマはしない、 それに参拝者以外にも平民や奴隷とかも使ってる」

当時は奴隷制も不思議な事では無かった。

「私の刀は敵を殺す為の物です、 無力な彼等を殺す為の物じゃ無いです」
「そうか、 なら好きにしろ、 但し後任を見つける事が絶対条件だ」
「それなら娘のユリを後任にします」
「あの小娘か、 良いだろう、 アイツはやる気が充分にある
君よりも良い働きをするだろう、 手続きは自分でしておけ
それからしっかり食べろ」
「はい・・・それともう一つ良いでしょうか?」
「何だ?」
「閣下も根を詰め過ぎです、 顔、 御覧ください」
「顔? 顔に何かついているのか?」
「鏡を・・・」
「鏡、 一体何を・・・?」

顔を卓上鏡で確認するローズ。

「あー・・・書類のインクが顔に写ったみたいだな・・・」
「顔を洗いましょう」
「そうだな・・・」
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