学年のマドンナの彼氏になったら大学生活も共に過ごすことになった

136君

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帰ろうか、帰ろうよ⑦

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「んで、帰ってきたと。」
「そゆこと。やからそのお土産や。」

一通り話し終わった奏はなんだか嬉しそうで、それだけ楽しかったんだと分かる。普段は会えないメンバーで遊ぶんだ。そんな感情になるのも分かる。

「ありがとな。」
「どーいたしまして。そや、冬なったらまたそっち遊びに行ってもいい?」

奏はそう聞いてきた。前回来た時はいきなりだったからな。今回はこうやって知らせて貰えるだけ助かる。

「別にええけど何するん?」
「スキーとか?」

福井は雪国。そのため、スキー場とかもあって、冬は遊ぶところに尽きない感じだ。

「なーほーね。また日程決めようや。あんまり遅なると引越しで忙しなるし。」
「りょーかい。んじゃ、俺はもうそろそろお暇しよっかな?」
「バイトか?」

奏は立ち上がって、スマホと財布をポケットに入れる。帰ろうとしているけど、そこまで焦ってない。この後に予定でもあるんか?

「バイト?」
「いや、普通にもう昼やん。やから、楓がご飯作ってくれてるなぁって。」
「相変わらずやな。」
「やろ?」

俺もそろそろ帰ろうかと立ち上がり、お金を払って店を出る。外はまだ暑い。福井も今年の夏は暑かったけど、大阪はやはりそれ以上に感じる。

「帰ろうか。」
「うん。帰ろ。」

俺たちはコンビニで別れて、各々の家へと帰った。

 家に着いて昼を食べる。杏は今日も学校だから1人きり。しばらくぼんやりと過ごしていたら、時間は刻一刻と過ぎていき、気づけばもう出る時間になった。最後に杏と憲士の顔でも拝んでいきたかったけど、それは叶わず。でも、それなりに楽しかった大阪での3日間だった。

「じゃあまたな。」

誰もいない家に別れを告げ、少し荷物が増えたリュックを背負って駅へと歩く。いつものコンビニでスイーツを1つ買い、これは琵琶湖をグルってしてる間に食べようとリュックの中に突っ込む。なんで荷物増やしてんのやろうな。

 光善寺に着いたら次は東福寺まで。なので京都方面のホームに降りた。

「次帰って来れんのはいつになるんやろうか。」

俺はそう笑いながらポケットの中からイヤホンを出す。耳の中に突っ込み、音楽を聞こうと再生を始めたけど、一向に聞こえない。試しに充電をもう1回しようとしてみても、されない。

「マジか。」

イヤホンがぶっ壊れたようだ。


※※※※※※※※※

夏休み編完!正直こんな終わらせ方でよかったんかなと思うんですけど、それは明日からの俺に任せるとして……

明後日から後期が始まってしまうようで、また朝に書けなかった場合は夜投稿になるか、そもそも書けないかになります。夏の間は基本的に朝か昼に投稿していましたが、後期の間は不定期になる可能性大です。

どうにか時間を作って書くつもりですが、それだけ宣言しておきます。

これからも作品の応援、よろしくお願いします。
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