学年のマドンナの彼氏になったら大学生活も共に過ごすことになった

136君

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ぐらんぶるーに潜りたくて⑦

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 マスクの中に軽く水を入れて顔を上げる。ちょうど目の下くらいまで入れたら「半没」だ。そしてゆっくりと鼻から息を吐き出して、最後、鼻のところに溜まった水は勢いよく押し出す。

「OK!できてるできてる!」

イントラの人からそう言われて、俺は心の中でガッツポーズをする。この感じだと、どこかの漫画の主人公のように、同学年のヤツにプールに沈めてもらわなくてもいいな。

 とはいえ、まだ半没。次に待っているのは全没だ。

「それじゃあ、1回上がって休憩しよっか。次からは機材背負った練習に入っていくから。」

もう休憩なのか。そんなに時間が経ったような気はしないのに。

 そんなことを思いながら水分を摂りに上がり、時間を確認すると、もう1時間近く経っていた。めっちゃ時間経つん早い。

 塩辛く感じるスポドリを飲んで、塩分チャージを食べる。感じているよりも水分は奪われているみたいで、身体は正直に水分を求めている。次は機材を背負うということは、乾燥した空気を吸うということだろう。ちゃんと水分を摂っておかないと。

「よーし、始めるぞー。」

イントラの人に集められて、機材の前に集まる。今からはこれを背負うのか。

「こうやって少しだけ傾けて、シリンダーの下を持って、持ち上げる。それで、前傾姿勢のまんま、ベルトを全部締めていく。ここで緩んでたら、泳いでる間にバランス崩すからな。」

目の前でやって貰った見本のように持ち上げ…

「重っ!」

さっきからつけているウエイトとは比べ物にならない。背中全部、いや、身体全部で支えているのに、それでもズシッと重さがくる。これは、ヤバいな。

 でも、しっかりと締め付けたらその重さが若干マシになった気がする。キツさは、指を入れるのが若干キツいくらい。でも、これより緩かったら、水中で絶対揺れるし、これくらいでいい。

「バディーチェック。シリンダーの栓は空いてる?ベルトは緩んでない?レギュレータとオクトパスは右側にちゃんとある?その他取り付けも大丈夫?」

雄之助とバディーチェックをする。これもダイビングの上で重要なことだ。お互いの安全を守ること。それも楽しむために必要なことなのだ。

「それじゃあ、マスクつけて中に入って。」

言われたようにマスクをつけて、BCに少しだけ空気を入れてプールの中へ。すると、明らかに感覚が変わった。今まで感じていた、機材の重さをほぼ感じなくなったのだ。

 その理由はわかる。BCに空気を入れていることで浮力が確保出来ていること。そのことで肩にかかる負担が減ったからだろう。

「よし、じゃあ機材使った練習やっていくからな。」
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